絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

MSさんの県展制作構図の研究

2012-02-04 | 県展指導
今日は、MSさんの県展制作モデル組みを研究しました。

何枚も写真を見せていただきましたが、なかなか良い物がなくて、
場所選びに苦労していましたが、一枚だけここはちょっと面白いかなという物があったので、
その場所へ案内してもらいました。

しかし、写真自体はやや物足りないので、その場所に何か粗大ゴミでもあれば面白いかなと
いうことで、いろいろ家にあるものを持ってきてもらいました。

MSさんは、82歳の高齢なので、いろいろ動いていただくのは大変だと思い、デッサン会のメンバーに頼んで
協力してもらいました。

最終的に完成したのが、これです。



枯れ草のある広々とした風景で、遠くに赤城さんが見えます。地平線近辺の集落が暗い細い帯になって、風景の大きさを
感じさせます。私がよく描くパターンです。しかし、それだけでは、物足りません。実は、手前に大きな枯れ草のある場所で
写真を撮ったのですが、それだけでは物足りないので、何かを置いてみようとしましたが、その場所は入り込むのが大変で
何かを置いても凹んだところなので、あまり目立たないことがわかりました。
それで、その近くの物がおけそうな所に移動したのが、この場所です。

何はともあれ、とにかく、いろいろ置いてみましょうということで始まり、かれこれ30分くらいでこれを作り上げました。
結構面白くなったかなと思います。帰宅して、冷静に見るとやや問題がありますが、それは、この先、描きながらアドバイスをしていこうと思います。

途中で撮影した物は、10枚程度ありますが、それよりもビデオを撮りましたので、
ご希望の方は、ご注文いただければ、DVDでご覧いただけます。

 

この二枚は途中経過です。これでも絵になっていると思います。
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