杉森神社の物語(東広島市河内町)癒しのある風景

人生は、実験の連続。愛される神社を目指して頑張っています。祭りとは奉ること。ご祈願毎に神饌をかえ丁重なお祭りをします。

7月の日記30・31 神葬祭

2015-07-31 19:21:49 | 日記

7月30日

朝、掃除をしていたら賀茂支部神職の訃報が入り、助勢することになりました。

葬儀に関与するときは、神社のことは遠慮申し上げることになるので、午前中に早々と月次祭の準備となりました。

 

この度の葬儀は、一般の祭場とは異なり、集会所での葬儀。普段以上に準備することがいっぱい!

クーラーはあっても開放するので、皆さん、大汗です。

典儀を仰せつかり、粛々と通夜祭・遷霊祭を進行していまいりました。

 

7月31日

朝早くから会場に集まり、葬場祭の準備。

日差しは厳しく、参列者も汗だくです。

気が付いたことですが、昨夜より会場に虻が飛びまわっていました。

朝一は柩の傍に、玉串拝礼のときには、外の窓越しに・・・

昔、祖父や母から聞いた話と重なり、亡きお方が乗り移ったような気がしていました。・・・

葬儀の方は厳粛に行われ、喪主もみなさんに笑顔で見送ってもらえるようにとお願いをされておりましたので、悲しみというよりは、これからも引き続き、先祖神としてよろしくということではないでしょうか?

神道では、亡くなられてもその霊魂は、ずっと永遠に存在し、すぐそばで家族親族を見守ってくれていると信じられています。

そろそろお盆の時期ですが、実は、お盆の行事も仏教伝来以前より、日本人の先祖をまつる習慣が根底にあります。・・・


ブルームーンの満月が普段より大きく見える7月末の出来事でした。