杉並どうぶつ相談員

杉並区と協働し、人と動物が和やかに暮らせる地域をめざします。

犬の熱中症予防対策

2018-07-24 17:43:24 | イヌ


犬班より   犬の熱中症予防対策

<エアコン設定の目安>

 ◇温度=26℃前後
  ・犬にとって快適な温度は人よりも2-3℃低めです
  ・余り低くしすぎると犬も人も冷房病になるので要注意!

 ◇湿度=40%-60%
  ・因みにその他の動物は以下の通り
  (品種・被毛により異なる)

    猫=50%以下
    兎=30%-60%
    ハムスター=40%-60%
    セキセイインコ=40%-60%
    文鳥=50%-60%
   
<水分補給>

 人間同様、熱中症予防にはこまめな水分補給が必須です。

 ◇体重1kg当りに必要な一日の水分摂取量の目安=50cc
  ・例えば20kgの犬の場合1ℓが目安になります
   (夏場に限らず年間を通じてです)

 ◇フードにも水分は含まれています
  ・ドライ   = 3%-10%
  ・セミモイスト=25%-35%
  ・ウェット  =70%-80%

 ◇余り自分で水を飲まない子の場合…
  ・水道水に牛乳やヨーグルト等の乳製品を
   数滴垂らして与える
   (沢山入れると下痢をしかねません。
    香り付けが目的です。)
  ・同様の物をゼリー状にしてオヤツ感覚で与える
  ・ドライフードをひたひたの水でふやかして与える

  …こんな工夫をなさっている方が多いです。
  
  ※冷た過ぎると下痢をしかねません。
   水道水の温度か少し冷やした程度が目安です。

  ※基本は水道水です。スポーツドリンク・ミネラルウォーター等は
   下手をすると健康を害します。


人も愛犬も快適に❤

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方南2丁目でキャバリアを保護 飼い主さんを探しています!

2017-04-22 17:22:37 | イヌ

  <拡散希望> 

4月18日に、
杉並区方南2丁目で保護されたキャバリア(オス・茶白)が
東京都動物愛護相談センター(本所・世田谷)
に収容されています。





飼い主さんからのご連絡待ちです。


 収容期限は4月25日(火)。 


★詳細情報は以下でご確認ください。

東京都動物愛護相談センター 収容動物情報

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ご紹介「イヌの看取りガイド」

2017-04-07 22:25:32 | イヌ
4月。新年度が始まりました。
「杉並どうぶつ相談員」も新しい仲間を迎えます!
どうぞよろしくお願いします。

さて、以前から、飼い主のいない猫のご相談が多く寄せられていますが、
近ごろ、飼い主さんが他界されたり、ご病気で、愛犬を飼えなくなった
という相談が増えてきています。

東京都動物愛護相談センターへも、
ペットを飼えなくなった高齢者からの相談が多数寄せられているそうです。

ペットのいる高齢世代だけのご家庭は、元気なうちに、
飼えなくなった時のため、
代わりに世話をしてくれる人を確保しておきましょう。

一方で、犬や猫の寿命も延びて、老齢になるにつれて、
介護や看取りが必要になるケースも増えてきました。

犬や猫は、人間の約4倍の速さで年をとりますから、10歳を越えたら
もう立派なシニアです。(大型犬は7歳から)

ペットの看病や看取りが必要になった時、慌てずに
対応できるようにしておきたいですね。





監修は、グラース動物病院の小林豊和院長です。
病気のサインや看取りケア、終末期ケア、臨終前後のことなど、
イラストと共に、とても分かりやすく具体的に書かれています。

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狂犬病予防接種をお忘れなく

2016-03-27 13:07:42 | イヌ
杉並区 狂犬病予防定期集合注射の実施などに関するお知らせ

(28年3月21日)

28年度の杉並区狂犬病予防定期集合注射を、
東京都獣医師会杉並支部所属の協力動物病院で実施します。
会場により、接種できる曜日・時間が異なりますので、
個別に送付する「注射のお知らせ」「会場一覧表」をご覧ください。

なお、これから犬の登録をする方は、生活衛生課までお問い合わせください。




  ★狂犬病予防定期集合注射のご案内  

4月2日(土曜日)~17日(日曜日)の16日間。

•実施する各会場の場所・時間帯は、個別に飼い主あてに送付いたします。
•会場一覧は、下記添付ファイルからもご覧いただけます。

★費用

犬一頭につき、注射料3,100円、注射済票550円(即時交付)。

新規登録の場合は別途、登録料3,000円

「注射のお知らせ」様式が変わります

今年度より、今までのハガキから、A4サイズの色紙「注射のお知らせ」に様式が変わります。

今年度は黄色い用紙ですので、注射当日は、その用紙をご持参ください。

各会場への車での来場はご遠慮ください。

★実施動物病院一覧はコチラから



   ★犬の飼い主の皆さんへ 

登録と狂犬病予防注射

犬の飼い主は、狂犬病予防法により、犬の生涯に一度の登録と、
年1回の狂犬病予防注射が義務付けられています。
また、鑑札・注射済票は犬に付けることになっています。
これらを犬に付けておくと、逃げてしまった際に飼い主に連絡がつきやすくなります。

トイレの後始末

散歩に出かけるときは、フンを始末する道具を必ず携帯し、
家に持ち帰り、きちんと処理しましょう。
また尿もそのままにせず、水で流すなどの心遣いをお願いします。
マナーを守ってきれいな街にしましょう。

鳴き声

無駄ぼえをするような場合は、室内へ入れる、散歩に連れていく、
カーテンなどで外からの刺激を遮断する等、ストレスを和らげるよう努め、
近隣への配慮をお願いします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

★犬が人をかむ事故(咬傷事故)が増えています 


宅配業者や登下校中の児童、また通行人がすれ違いざまに犬にかまれる、
という事故が起きています。

 ★注意していただきたいこと 

•外に出たときは、小型犬でも必ずリードにつなぎ、長さは短めに持ってください。
思わぬ事故を避けるためにも、道路・公園等では周辺との安全な距離を保ち、
すぐに犬を制御できるようにしてください。

•伸縮性リードを使用するときでも、道路や狭い場所など、人が行き交うところでは、
リードを短くロックしてください。

•家の中・敷地内でも、放し飼いにせず鎖等でつなぐか、囲いの中で飼ってください。
門扉の前や玄関で、来訪者や通行人に飛びつかないようにしましょう。

•犬が人をかんでしまったときは、応急処置や医療機関の手配など、
誠意ある対応をお願いします。
また、すぐ保健所にも連絡してください。
(東京都条例により、犬の飼い主には事故の届け出義務があります。)

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狂犬病の予防接種は必要です。

2015-03-25 22:35:14 | イヌ
朝日新聞 「狂犬病 世界で発生 注射は必要」より転載します。

(倉吉動物医療センター会長 山根義久氏へのインタビュー)

◇ペットとともに

 ――毎年春になると、役所から狂犬病予防注射の案内が届きます。

狂犬病予防法で生後91日以上の犬は、飼い始めた日から30日以内に
住んでいる市区町村に登録する必要があります。
そのうえで毎年4~6月に狂犬病のワクチン接種が義務付けられています。


狂犬病は、発症している哺乳類にかまれ、その唾液(だえき)中に含まれるウイルスが
傷口から体内に侵入することで感染する病気です。
犬の場合、潜伏期間は2週間から2カ月程度。まず挙動が不審になり、
次第にかみつくなど凶暴化し、最終的に麻痺(まひ)状態になって死に至ります。
発症するとほぼ100%が死ぬたいへん恐ろしい病気です。
さらに問題なのは、人と動物の共通感染症であるという点。
人も感染し、発症すれば治療法がなく、ほぼ100%死にます。

 ――日本では狂犬病の発生がしばらくないそうですが。

1956年を最後に国内感染の発生事例はなく、日本は狂犬病清浄国です。
2013年7月現在で、農水相が指定する清浄国・地域は、日本以外では世界に六つだけ。
つまり世界のほとんどの地域でいまも発生しているのです。


春が来た!予防接種の季節だわン♪


国内で登録されている犬は6割程度で、
そのうち狂犬病予防注射を受けている犬は7割程度とされています。
7割以上が予防接種をしなければ、予防の効果は期待できないと言われ、
周辺国の発生状況を考えれば、
日本は常に侵入の脅威にさらされていると思ったほうがいいです。


 ――毎年打たないといけないのが面倒だし、副作用も心配です。


欧米では3年に1度打てば効果があるワクチンが開発され、その利用が一般的です。
ところが日本では、毎年打つ必要があるワクチンしか認められていないのです。

副作用としてはアレルギーによるショックがあります。
予防注射の前後には激しい運動は避け、健康状態に変化がないかよく確認してください。
特に持病持ちの犬や老犬は、かかりつけの動物病院で
健康状態を確認してから打ったほうがいいでしょう。

     *


 山根義久(やまね・よしひさ) 1943年、鳥取県生まれ。
動物の循環器系疾患が専門で、倉吉動物医療センターの会長。
前日本獣医師会長で動物臨床医学研究所理事長でもある。

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