大変ご無沙汰してしまいました。
今なお続くコロナの影響で、
令和2年度の相談員の活動は停滞を余儀なくされました。
年6回開催される連絡会も、緊急事態の発令などで、
開催されたのは3回のみ。場所も杉並保健所から
区役所の大きな部屋へと変更されました。
令和元年度から始まった「区民講座」はもちろん、
すぎなみ地域大学の相談員講座も開かれませんでした。
区民センターまつりや防災関連のイベントも中止となり、
相談員の懇親会なども開催できず、
とくに、新任の相談員さんたちには活動の開始もままならない
残念な一年となってしまいました。
けれども、このような状況下であっても、「猫班」は大忙し。
飼い主のいない猫に関する相談は例年どおり保健所に寄せられ、
春~冬にかけてフル回転となりました。
とくに、令和2年度から、今まではTNRへの協力だけだったのが、
猫の脱走や、「子猫を保護したい」「親子猫を見かけた」など、
より幅を広げて区民からの相談に対応するようになったため、
出動するケースが増えました。
(*「保護」は相談員有志の個人活動となります)
多くの猫が繁殖し、増えている地域もままあり、
TNRをがんばる住民の方々のサポートをいたしました。
子猫の保護数も昨年を上回って多頭となりました。
一方、「災害対策班」が作成していた、「救援所ペット対応てびき」が完成。
7月の救援所所長・副所長会で区内の全救援所に配布されました。
これを機に、各救援所におかれましては、災害時のペットの同行避難
に積極的に取り組んでいただきたいと願っております。
災害対策班では引き続き、「災害時:相談員活動マニュアル」(仮)
を作成中です。
まだ当分はコロナの影響を余儀なくされそうですが、
令和3年度も、相談員一同、出来る限り活動したいと
思っております。
今年度もどうぞよろしくお願いいたします。