暑中お見舞い申し上げます。
猫の熱中症は犬ほどは言われませんが、
猫も熱中症になります。
ハーハーと舌を出して口呼吸する、
身体が熱く(39度以上)、心拍数が増え、
ぐったりしていたり、ふらついていたら熱中症が疑われます。
嘔吐や下痢をすることもあります。
さらに重症になると痙攣を起こしたり、意識がなくなります。
猫の様子がおかしいなと思ったら
動物病院に連絡してください。
(キャリーバッグの中の暑さにも要注意)
応急処置としては、猫を涼しい場所に移動させ、
タオルなどでくるんだ保冷剤で首、脇を冷やします。
(保冷剤を直接当てるのはNG)
冷やしすぎも良くないので、体温が39度以下になる前に
手当を中止しましょう。
少しずつ水を飲ませます。自分で水を飲めない猫に
無理に飲ませると誤嚥の危険が伴います。
コットンなどで水を少し含ませる程度にしましょう。
重症の猫は一刻も早く動物病院へ!
<熱中症を防ぐには?>
猫の適温は27~28度ですので、エアコンを
使って部屋の涼しさを一定に保ってください。
新鮮な水をあちこちに置いてあげましょう。
(氷を入れる必要はありません)
お風呂場が涼しければ開放してあげるとよいでしょう。
猫は流水から水を飲むのが好きです。
猫が落ちて溺れないようバスタブは空にしておきます。
押入れや閉めっぱなしの部屋に閉じ込めていないか
注意も必要です。
外出する時はエアコンをつけ、ドアを開放して、
猫が好む温度へと移動できるようにしておきましょう。
リモコンは踏まれない場所へ。
人も猫も注意して猛暑を乗り切りましょう🐱