悠々丸水産業務連絡掲示板

主に東紀州を漁場として出漁。
水揚げから加工まで行っております。

サンマの○★出来上がり~♪

2010年01月31日 16時57分17秒 | 加工部

寒風でおいしさ+α

年末から不漁続きで、水揚げがサッパリだったサンマ。

年が明けてからも芳しくない状態が続いていたが、先日50トンほど揚がり、久々に地物のサンマを手にすることができた。

しかし、久々のまとまった水揚げにもかかわらず、全体的に魚価が下がっている状態に引きずられたのか、一匹あたり12円50銭と豊漁時期の価格だった。 これでは油代でいっぱいいっぱいなんじゃないかな~、と他人事ながら心配になってくる。

安いことは消費者側にとっては良いことなんだけどね~

 

で、早速持ち帰り、サンマに塩をして干す。

 

すると、先日のヒメで味をしめたのか”にゃ~”が来襲

 

でも、一匹も盗ることができずに退散していきました♪

先日の教訓を生かして対策を施してあったんですね~

 

その後は”にゃ~””カ~”の襲撃を受けることなく干すことができ・・・

 

 

 

二日後。

人が刺せるくらいになったので、一匹も欠けることなく収穫。

 

早速焼いてみたところ、塩加減バッチリ!上出来でした

やっぱり冬の干物はおいしいですね~♪

 

 


久々の凪ぎ♪

2010年01月27日 22時01分04秒 | 業務報告

凪ぎだ!メダイだ!

数日前からの天気予報で、一日中凪ぐと確信。

ならばメダイだ!とメダイに的を絞って沖出し

夏場と違って、この時期は脂が乗り、しかも両型が揃うので期待度120%でポイントへ向かう。

 

ポイントに着き、まずは潮の状態等を探るために一流し。

潮はまずまず。風より潮に押されて丁度良い感じ

 

 

一投目は残念ながらアタリなし。

二投目はクロムツ

二投目までの情報を参考にして、三投目。

 

 

ズドン!と入った~~~

 

上がってきたのは、まずまずのメダイ。

それからは、30分ほどの潮が緩んだ時間帯を除き、アタリが続く。

 

 

潮が緩んだ時間帯には、いつものお客さん”シキシマハナダイ”は顔を見せず、こんな珍客がありました。

 

 

アカタチ。イッテンアカタチは何回か上げたことがあるけど、こいつは初めて。

もちろん食べますよ~♪

その後は、

  メダイメダイメダイ

 

ある程度上げ、ボチボチ戻ろうか・・・・・なんて考えだした頃に、強烈なアタリが出た

引きも強く、良型間違いなし!とほくそ笑んでいると・・・・・・

 ブツッ

とイヤな感触が

 

仕掛けを上げると、ハリスが切られていた。

久しく大型が上がっていなかったのでドラグを締めきっていたのが原因だ

 

気を引き締め直し、ドラグは緩めて、再投入!

 

①アタリ→強烈な引き

②2、30メートルでバレる。

③仕掛けをチェックし投入

 

①~③が数回続く。

なぜだ?いくら口が弱いといっても、一匹くらい上がって良さそうなもんだが・・・

針を替え、餌を替え、と試行錯誤を繰り返すも結果が付いてこない。

悪いところは無いと思うのだが・・・?

 

 今日はこんな日かな。よし、何でもいいからもう一匹上がったら戻ろう。

と決めた次投。

やはり来ました。ズド~ン♪と。

でも引きが少し弱いかな?

慎重にやり取りをして、ようやく上がってきたのは、良型メダイ。

船上に上げると3~4キロはありそうな、本日一番の大物でした。

 

餌はまだあったけれど、”釣ったら戻る”と決めたところなので、この一匹で沖上がりすることに。 まったね~

 

 

昨シーズンは全体的に小型が多かったけれど、今年はいいかも?

 

本日の水揚げ~♪

 

 


猪ソーセージ作りました♪

2010年01月26日 11時00分51秒 | 加工部

先日物々交換した肉でソーセージを作成

今回の肉はブロックで約1キロ

まずは脂と筋を取り、赤身をミンチにしやすいように小さく刻む。

このブロック、脂は少なかったものの結構筋があり、結構な減量となった

でも筋を取らないと食感が悪くなるし、ミキサーに引っかかって厄介だから仕方ないですね。

 

 

まずは、刻んだ肉にスパイス等で下味を付けます。

次に取り分けておいた脂を適当な大きさに刻んで、赤身と混ぜ合わせてミンチに。

 

 

ハイ出来ました。

は鹿に比べて肉が固いので、この状態になるまで結構時間が掛かりました

でも、ここまできたら出来たも同然

後はソーセージメーカーに羊腸をセットし、肉詰めするだけ。

 

サクサクッと準備を済ませ、作業を開始。

すると見習いが、

   やりたい~~~

やる?じゃあ、がんばってね

 

肉詰め作業は、肉を押し出すのに案外力がいる作業なのですが、頑張ってくれました

 

 

これだけ出来ました。空気が少々多目に入っているのはご愛敬♪

この状態でも十分ソーセージっぽいですが、これをひねってひねって・・・

 

 

ハイお馴染の形になりました♪

これに空気抜きの穴を開けて、80度のお湯でボイル。今回は少な目なので10分ほどボイルしました。

そして、茹であがったら香り付けに燻します。

今回はナラを使って香り少な目、1時間半程のスモーク。

 

 

これで全行程終了~~~

 

 

そのままでも、もちろん美味しく食べられますが、今回は焼いてみました。

どうです?おいしそうでしょ?

ミンチにすることで、硬い肉も柔らかくなるし、スパイスで臭みが消えて、これがと気が付く人はいないと思いますよ~

 


やられた~~(><)

2010年01月25日 12時20分28秒 | 加工部

久々の加工部でしたが・・・

先日水揚げした魚の中にいたヒメを、ビールのアテにするべく加工。

今回は完全に”ビール”に的を絞っているので見習い達には食べられないキムチ☆にすることにした。

作業はいたって簡単。

頭から背開きにして、キムチの素に漬けるだけ♪

2時間程で良かったけれど、半日ほど漬け込み、干す。  忘れてた?・・・なんて、言・わ・ナ・イ・の

 

干した頃には既に日が傾いていたので、乾き切らずに翌日へ持ち越し。

でも我慢できずに、その晩一匹食べてみたけれど、やっぱりまだ早かった

 

翌朝確認すると、まだまだ。

今回は香ばしさ重視のため、かなり水分を飛ばすのだ。

お外で所用中、専務からメールが入る。

  なに?全滅

どうやら、気ままな”ニャ~”と鳴く野外生物に襲われたらしい

網を被せて、手の届かないところに置いておいたのにナゼ???

 

帰ってから見てみると、どうやら「置き方」に問題があった様子。素直に反省。

 

その後、お出かけしようと車の所へ行くと・・・・・・

・・・・・

フン爆弾が至る所に落ちている。

フロントからリアまで満遍なく、白いの黒いの、水っぽのや堅いのに、消化しきれなかった木の実まで、バラエティーに富んだ絨毯爆撃だ!

 

おのれ~~~!!”ニャ~”も”ピ~”もいつか泣かす!!

 

 


1月22日。それはmさんの日

2010年01月23日 13時17分42秒 | 業務報告

mさんdさん

久々に古和浦へmiyutaさんdaiさんと3人でオニを狙いに行くことになった。

 

午前6時半、桃太郎(船頭)に連れられて、猿・雉・犬オールスタッフ勢ぞろいで、いざ出陣!

 

 

沖に出ると、風・波ともそれなりにあるものの、次第に凪いで行く予報。これ位なら楽勝♪

daiさんやmiyutaさんと行った時より随分温かいしね。

 

 

道中で日の出となり、皆が一斉に写真を撮り出す。見ると船頭も撮っている。傍から見たら滑稽かも・・・

 

程なくしてポイントに到着。頑張るぞ~~!

 

竿を出すこと数投。

mさんと一匹ずつ上げ、”さあこれから”というところで、dさんをアクシデントが襲う!!

 

 

なんと、根掛かりを外そうとして竿を折ってしまったのだ。

 

背中合わせだったからどうやって折ったのかはわからなかったけれど、最初に

 

 

を聞いた瞬間、深刻な状況に見舞われたことが感じ取れた。

「高切れ?」と思ったど、残念なことに事態はもっと深刻でした

 

それでもdさんは、「折れた所が穂先近くだし、これでやれるから」、と折れた場所にラインが擦れて傷がつかないよう絆創膏を貼り、めげずに試合続行

   竿は折っても心は折れません

さすがです

でもやっぱりやりにくそうで、根掛かりを連発!してました

 

それからはmさんが魚を連発!!してmさんの独り舞台

 

しかも大きなオニが2匹も上がりニッコニコ

dさんが暴れ出さないかヒヤヒヤして見てましたよ~

 

でもホント、よく上げてましたよね~。沖上がりしてから船頭さんが褒めてました。

 

 

その後は尻上がりにオニが上がり、ある程度満足したところで、中々

  「上がろうか」

と言わない船頭さんに

 「

を照射して、午後2時前に沖上がり。

 

 

本日の水揚げ~♪

オニ(フサカサゴ&イズカサゴ)・ウッカリカサゴにアヤメカサゴ等盛りだくさん

 

フサカサゴのお刺身・イズカサゴ&アヤメの煮付け・フサカサゴ&アヤメカサゴの唐揚げ美味しかったです

筍や猪肉と交換したので、これも楽しみ♪

 

さ~て、残りは料理屋にでも持っていこうかな~~