カゼニモマケズ、サムサニモマケズ・・・
冬将軍到来で20日に予定していたmiyutaさん(以下mさん)との出漁が危ぶまれたけど、前日に天気図と気象予報を見ると沖出し出来そう。
冷え込みで浅場はダメだろうから、深場に行きたい! でも結構な風が吹きそうな感じだからメダイはまず無理かな。
さて、何を狙おうか・・・と考えた結果、冬場のイサギ五目に決定!
朝、船着きに到着して出船準備を進めていると、先に船の所へ行ったmさんが、「カンコの蓋が無いよ」と教えてくれた。
直ぐに船に行き見てみると、確かに無い。
風で飛ぶには重いし、他の積載物が動いた様子もない。
これはやられた。
・・・・・・かもしれない。
なぜ?かはわからないけど、また余計な出費が掛ることは動かしがたい事実。参ったね~こりゃ。
ま、カンコ側だけだったのが唯一の救いか・・・(他の物入れには小物が入っているし、雨水などを排出する排水口がないから)
ん~、対策等は帰ってから考える!! ことにして、とりあえず出港だぁ!
ポイントへは40分強で到着。
ここは地元ルールでアンカーを入れられないので船を流す。
しばらく流されて、船の動きを見てから船を風上に着けて、サクッと仕掛けを投入
が、反応がない。
しばらく打ち返すもさっぱり。(??)
頑張ったけど、mさんがアカイサギを上げただけで振るわず流す場所を移動した。
が、アカイサギや沖メバルを追加できたものの、他の所もパッとしないので、狙いを変更し、ポイントを大きく変えることにした。
移動した先は、鯛や大鯵等が上がるポイント。
仕掛けを下ろし、竿先を”じ~~~っ”と見つめていると、やっといい感じで穂先が入った
上がったきたのは30センチ位の鰺
次つぎ~♪、と打ち返すけど後が続かない。
mさんも苦戦している。タナを合わすも反応なし。・・・・・・・
すると、突然mさんが動いた!
結構な引きを見せて、上がってきたのは、
まずまずのハタマス
やっとのことで土産を確保、ですね。
でも、この後が続かない。
時間だけが過ぎていく。
撤収の時間を考えると、そろそろ魚を捌かなければ・・・という時間となる。
なのでポイントを移動し、アンカリングして魚を捌きながら鯛を狙うことにした。
ここでは一発でアンカリングが決まり、二人して魚を捌く。・・・捌く・・・捌く。
その間アタリなし。餌もそのまま。
残り時間はあと僅か。
ラストチャンス!でアマダイ狙をいに行く。
冬場に入って浜値が上がり、現在キロ4000~8000円もする高級魚なのでぜひとも上げたいところ
ポイントに着くと、冷たい風が吹き出し、次第に強くなってきた。
そんな中、しばらく流すとmさんに魚が掛る。
「そんなに大きくないですよ」なんて言いながら上げてくる・・・・・・と、
「あれ?」
の声。
バラシましたね、mさん。ひょっとして本命だったんじゃないですかぁ??
それから程なくして、魚探に硬い反応が出た。
すると、底付近を流していた仕掛けが何か固いものに当たった。
と、小さなアタリがあり、直後に大きなアタリが
カツッ!・コツッ・ゴツン
てな感じ。
仕掛けを上げ、ハリスを手繰ると魚が二匹付いている。
おや、なぜ二匹??
ハリは一本。普通に考えれば二匹いるはずがないのだ
見ると”ハリスにはサクラダイ”が、”ハリにはハタマス”が掛っている。
と・い・う・こ・と・は・・・サクラダイが先に掛り、それをハタマスが食った、ってことですな。Lucky
その後風が強まり、残念ながらこの一匹で納竿となった。
帰路、山の方を見ると白いガスが下りている。
しばらくして、そのガスが晴れると、
薄っすらと雪が被っていた。
どうりで風が冷たいはずだ
でもまぁ、こちらでこんな光景を見られるのは稀なことなので貴重な一日ではあったかな。
今日の水揚げ~
他ハタマス一匹也。
イサギ?いないよ。冬だもん
帰りの道中にこんなものを見つけました
桜
名前は知らないけど、早咲きの桜なんでしょうね~
今日はアンラッキーなんだかラッキーなんだか・・・よく分からない一日でした。