晩のおかずに”イサギの塩焼き”とリクエストされて・・・
今回は、ずばり”旬”のイサギ狙い。
イサギの旬は夏?
いえいえ、ここいらのイサギは夏には産卵を終えて痩せているので、イマイチ。
それに比べ、この時期の産卵前個体は脂が乗っていて実に美味
あの脂と言ったらもう・・・
それに白子・真子も絶品
いつも行く場所でも上がり始めたって言うし・・・
これは、行くしかないでしょ??
で、この日の同船者はmiyutaさん。
一日凪ぐ予報だったので、安心して沖に船を出す。
まずは、行き掛けの駄賃に、と大鰺を狙う。
・・・も・・・全く生命反応が無く、直ぐに転進。
イサギポイントへしばらく走る。
ポイントに着くと、真鯛狙いの先行者はいるものの、イサギ狙いはゼロ。
どうかな?
と魚探を掛けると、
おや?
さらに・・・
あれ?
予想に反して、な~んにも写らない。
写っているのは、瀬と瀬付きの小魚と思しき反応だけ
とはいえ、餌を撒けば寄ってこないとも限らないので、あまり期待はできないけれど竿を出してみる。
1投目・・・付け餌全残り。
2投目・・・同じく。
3投目・・・同様。
相変わらず、魚探にも魚の反応がない。
海から上がってくるのは、ラインや針に絡んできた小さな浮遊物だけ。
海を見ると同じような小さな物体が無数に漂っている。
そう、
泥潮
だ
これでは魚がいないのも無理はない。
とりあえず、一通りチェックだけ済ませて、別のポイントへ転進する。
転進先には、イサギ狙いの船がいて、竿を出していた。
が、ここも泥潮。
あまり、期待はできないが・・・
魚探でイサギの群れを探ることしばし。
ようやく
それっぽい
反応が現れた
miyutaさんに、
それっぽい反応がありました~♪
と告げ、竿を出す。
すると、早速miyutaさんが竿を曲げる
・・・・・
・・・・・
が・・・
引きがなにやらおかしい。
少々のやりとりの末、上がってきたのは、
サバ
でした。
残念
どうやら、”それっぽい”反応は、サバだったらしく、巻き餌に反応している様子が魚探を見ていてもよくわかる
もちろんその後は、
春のサバ祭り
状態で、ポイントを変えてもサバ・サバ・サバ。
型が良いのが救いではあるけれど、そればっかりでは・・・ねぇ
しばらくサバと遊ぶうち、海鳥達が飛び始め、
ナブラか?
と、期待しつつ、様子を見ていると、
ぴょ~~~~~~ん
と魚が飛んだ。
正体はトビウオ。
その後、トビウオを追って海面を割ったのは、”シイラ”。
あっちでぴょ~~ん、こっちでぴょ~~ん、とお盛ん
こっちへ来ないかな~?
なんて思っていると・・・来ました来ました、近くでシイラが飛びました
ちゃちゃっと、道具をセットし、えいやっ!とキャスト。
ちょちょいっ、っとルアーを引いてくると、
ガツガツッ!!
とアタック
シ・イ・ラ
を GETしました
良い顔してます
食べるのも好きなので、狙える位置にいれば素通りできないんです~
この後、サバの合間にmiyutaさんにもシイラを一匹GETしてもらう。
シイラ狙いであれば、結構面白いことになりそうな状況になったが、残念ながら本命はイサギ。
しかし肝心の本命はさっぱりで、粘ってみても状況が変わりそうにない状況。
考えた結果、仕方なく狙いを変更し、さらに沖へ船を出すことにした。
道中、夏の様なべた凪ぎ。
写真には写っていないけれど、シイラが至る所にいました
さて、ポイントに到着。
潮の流れをチェックして、第2戦目をサクッと開始する。
1流し目は不発。
2流し目、miyutaさん。
来ましたよ~
竿がグイグイ絞り込まれてます♪
楽しそうなやり取りの末、無事ネットインされたのは、
良型メダイ
でした。
miyutaさんのレコード?
良く肥えていて、実に美味しそう です。
次の流しで、miyutaさんが同型をもう一匹、私がかなり見劣りするサイズを一匹掛け、
さあこれから
というところで潮が緩み、同時に魚も口を使わなくなってしまった。
ま、それでも土産は十分(サバ多数!ですが)ということで、
これにて沖上がり
としました。
イサギは次の機会に
本日の水揚げ~♪