悠々丸水産業務連絡掲示板

主に東紀州を漁場として出漁。
水揚げから加工まで行っております。

今回は真鯛狙い。 さてさて結果は・・・・・

2010年10月15日 12時20分30秒 | 業務報告
前回の教訓を生かすべく沖出し!

前回の真鯛ポイントで、餌取り(針取りも)がきつかったので、今回はこ奴ら対策で「鯛ラバ」メインで行くことにした。

先日の魚? もちろん無視していきます!!

で、当日の朝。





風もほとんどなく、良い凪ぎ。

  

鯛場へ向かう道中、ちょっと寄り道してイサギポイントへ。

チョロっとやって、





ウメイロしか上がらなかったので、直ぐに移動。



程なくしてポイントへ到着。

ベイトの反応がほどほどにあり、魚は居そうな感じ

早速鯛ラバを投入する
すると・・・・・

 ガツッ!

とアタリが
さらに巻き上げてくると、

  ググッ

と引き込みがあり、

  グイッ

と、思わず合わせを入れる。

結果は・・・・・・・
・・・・・
・・・

もちろん、バラシ
焦っちゃだめなことは分かっているんだけどね~

それからは、アタリが出るものの、全く食い込まず、魚の顔が見られない
何度か移動を繰り返すも、アタリのみで、ノーフィッシュ。

そうこうしているウチに回りから、船が一艘もいなくなり、気が付けばポイント上には自分だけ

  ありゃりゃ。やっちまったか~

と思ったけど、見ていた中では他船も真鯛らしき魚を上げていなかった気が。
  どうしようっかな~?
と考えながら、ベイトの反応を探ると、何やら
  単体の魚
っぽい反応が出た。
それまでも、同様の反応があったが、「鯛ラバ」では空振りだったので、鯛ラバを諦め、
  
へ変更し、仕掛けを棚まで送る。

すると、

 グイッ

と竿が入る。

上げてみると、直ぐに生命反応が無くなる。 ついで?に針も。
誰の仕業かは明白。
鯛ラバのスカートも齧りに来ないクセに

と込み上げてくる怒りを抑えつつ、投入を繰り返す。

しばらく河豚左衛門と格闘(遊ばれ?)した後、それまでとは違ったアタリが出た。

  グイッ

と竿が絞り込まれ、穂先が戻らない。
正直、フグに嫌気がさしていたので、対応が遅れ、先手を取られてしまった

   ズルズルズルズル~~~~~~~~
っとラインが出ていく。

   ひょっとして、ひょっとするかも

前回は後手後手に回ってしまい、船の反対方向へラインを持って行かれ、船を回すことができなかったが、今回は前回の教訓を生かし、直ぐに船を立てて追撃開始。
  
   よ~し、今度こそ

と意気込んだのもつかの間。
  
   プツッ・・・

と、前回同様の結果に

まさか今回も掛かるとは思わなかったので、前回同様ハリスは5号。 
やっぱり無理です。5号では。。

いつもストックしているラインで、5号より太いのは6号と飲ませ用の腰が強い8号。
さて?・・・と考えた結果、8号では他の魚の乗りが悪くなるだろうから、と弱気の6号を選択。
少~しだけ強度UPして再開。

そこからはしばらくアタリが途切れ、忘れたころに・・・

 ググッ

と、何か今までとは違うアタリが出た。

引きの強弱からして、鯛じゃない。サバ?・・・にしては引きが強い。
さてさて、何だろう・・・
・・・
・・・





何と

 カトッ!(カツオ!)

ほぼ1年ぶりの嬉しい一匹

続いて、もう一匹





さらに、竿が入り





小さめのウスバハギ。

しかし、アタリはここまで。
このウスバを機に餌も取られなくなってしまった

しばらく移動を繰り返してみるも、状況が好転する兆しが感じられず、また撤収時間も迫ってきたことから、戻っていくことにした。

道中、
  最近鯵の顔を見に行ってないな~
と思い、ちょっと寄り道

ポイントに着き、魚探を掛けると良さ気な反応が出ている。
早速仕掛けを下ろすと・・・

 グイッ

と竿が入った。
狙いモノがモノだけに、慎重にやりとりして・・・・
・・・
・・




鯵!!(特大)

次投。
またも竿が入って・・・・





鯵!(大)

さらに、もう一匹大鯵を追加したところで、残念ながらタイムオーバーとなり、撤収~




 
本日の水揚げ~♪





鯛?どうやら今年は春から縁が薄いようです






後悔満載の秋の海

2010年10月09日 13時32分49秒 | 業務報告

カメラを忘れたので写真なしですが…
先日のタクジグさんのモイカの記事を見て、モイカの刺身が食べたくなり沖へ。
今年は、方々から鯛のGOODな情報が寄せられていることから、まずは鯛を狙いに行く。

・・・・・・と思ったけれど、道中寄り道。
ちょいっとイサギを狙ってみる。

一投目。

ククッ・・・クンッ

竿が入る。
小気味良い引きで上がってきたのは、おいしそうなイサギ

二投目。
これまた竿が入る

先程より強い引きで上がってきたのはでっぷり肥えたウメイロ
これまた美味しそう♪

三投目。
サイズアップのウメイロ

が、後が続かず、アタリ途切れる。

移動しようかどうか悩みながら流し続けると、待望のアタリがあった。

ククッ、グイッ

と竿が入った。

イサギかな?・・・と巻き上げを開始。
さほどの引きを見せず、すんなり5m程巻き上がってきたが、ここでストップ

しかし、再び電動リールがうなりを上げて巻き上げを再開。

再開・・・

再開??

いやいや!、巻き上げているかのように見えていたが、実は猛烈なスピードでラインが出ているではないか!!

ハリスが5号なので無理はできないが、鯛・イサギ用に緩めていたドラグを締める。

  メダイか、ワラサか・・・

と思ったのも束の間、魚は止まる気配を全く見せず、そのままの勢いで突っ走っていく

  20m・・・30m・・・40m・・・

と、どんどん出て行く。

そして、ついに

  100m

程出されたところで、無念のラインブレイク


一体何者だったんだろう・・・としばしボー然




さて、それから。

よせばいいのに、ハリスを太くして、
  
   もう一回

と夢へのチャレンジ。



もちろん、な~んにも掛からず
諦めた時には、かなりの時間が過ぎていて、少々後悔。 ホント、止めときゃよかった。


そこから鯛場へ行き、少々粘って何とか1.5kg級と1kg級の食べごろサイズを確保。

その後モイカを狙いに転進。

そこでこの前miyutaさんが紹介していた「ティップラン」で、2杯取ったところで時間となり、帰港。


朝の判断ミスが最後まで響き、少々消化不良気味に・・・・・・
近々やり直してきます!





もちろん、ハリスをぶち切っていった奴は狙いませんよ