今年は良い年でありますように!
今年の竿初めは、昨年悪天候のため御同行願えなかった、kazuさんと二人と出漁。
前日までの打ち合わせで、メダイをメインに狙うことが決まっていたが、サブが決まらないまま当日を迎えた。
当日。
kazuさんとは今までお会いしたことがなく、今回が初対面。
定刻に合流して、軽く挨拶を交わす。
ブログを拝見して、予想していた通りのナイスガイ
で、
まずは何からいきましょう??
と、kazuさんにお伺いを立てる。
実は、前日にお世話になっている漁師さんから
時期外れの真鯛が食ってきたぞ。暇あるか?
と、お手伝いの要請があった(もちろん、沖へ行くことは口にせず丁重にお断りしました
)ので、その旨も伝えたところ、意外にも
ヒラメが良いです
とのお答え。
ギャンブルですが?
と素直な感想を述べてみる。
良いですよ
気持ちは変わらないらしい。
ならば、まずは餌を確保しなければばらない。
この時期に現地調達は時間の浪費に終わる可能性が高いのでしたくない。
と、いうことは買うしかない。
カタクチなら、生簀買いでバケツ1杯ウン千円って値段が付くけど、鯵なら餌屋で1匹100円で済む。
しかし、”買う”行為に少々屈辱感を感じる
とはいえ、買わないワケにはいかず、餌屋へ向かった。
餌屋では、”現地調達ができないんで、仕方なく・・・”って感じはおくびにも出さず、堂々と生き鯵を購入。
ま、後ろめたさは少~しだけありましたけどね
さて、餌は仕入れた。
後は魚の気分次第♪
というわけで、船着き場到着後、そそくさと準備を済ませて
ハイ、出港~

まずは、kazuさんご指名のヒラメを狙う。
天気図を見る限り、メダイポイントへは向かえそうだったが、いざ沖へ出てみると結構な西風
が吹いていたので、ヒラメ狙いは風待ちの意味も込めて正解だったようだ。
程なくしてヒラメポイントへ到着し、魚探を掛けてみると、ベイトの反応
があった。
船を回し、ベイトのいた辺りを流す。
すると、
ガツッガツッ!
と硬質なアタリがあった。
竿を少し下げ、次のアタリを待つ。
待つ
待つ
・・・・・・
次のアタリが来ない。
餌を離した?
試しに少し竿を持ち上げてみると・・・やっぱり軽かった。
餌を回収してみたところ、
噛・み・ま・し・た
と言わんばかりの歯型がクッキリと残ってました
このことをkazuさんに伝えると、気合いがはいったのか、

直ぐにHIT
引きからして、ヒラメではないが、貴重な初ヒット。
危なげないやりとりで上がってきたのは、

マトウダイ
でした。
お次は、私。
鈍いアタリがあり、その後中々食い込まず、いつまでもゴツコツやっている。
そう、

同じく
マトウダイ
でした。
マトウとはいえ、二人とも早々に魚の顔が見られて、ホッと胸をなでおろす。
しばらくして、またもkazuさんが竿を曲げる
先程よりも抵抗しながら、上がってきたのは、

ハタマス
でした。
この後の流しで、本日イチのベイトが現れ、またもkazuさんが掛ける!

時折激しい抵抗があり、”本命か!?”と思うような引きを見せる。
魚影が確認できるまで上がってくると、気泡を吐いた
上がったのは、
・・・
・・・
・・・

見事なプロポーションのハタマス。
とってもうらやま・・いや、美味しそうです♪
まだまだベイトはいたけれど、残念ながらここで餌切れ。
外れたら目も当てられないから・・・
と、鯵を6匹しか買ってこなかったのだ。
多く買えばそっくり余るし、少なければ足りなくなる。
世の中こんなもんですよね~
このころになると、少し風も収まってきたので、潔く(というか、仕方なく)竿を収め、本命を狙うべくさらに沖へと向かった。

ポイントに着くと、風が少し残ってはいるものの、波がなく良いコンディション。
しかも魚探にはメダイらしき反応が出ている。
肝心の潮は・・・とお試しの第一投。
船が・・・・・動かない。
とろ~ん
って感じの潮で、全く流れていない。
それでも少しは流れ、先程反応のあった場所に仕掛けが入るよう船を流してみると、竿が
ズボッ!!
な~んてことはなく、船と同じ反復運動を繰り返すのみ。
そのうち、風も収まり全くの凪ぎになったが、潮は相変わらず流れない。
あちこち流し換えてみたけれど、餌取りもいない。
今日も厳しいか・・・
と、思い始めたころ、少~しだけ潮が動き始めた。
ひょっとして!?
と淡い期待を胸に、見当を付けた場所をチェックすると、先程まで全くなかった魚の反応が出ている。
しかもメダイっぽい。
不安と期待を胸に、仕掛けを下ろすと、

またしても、kazuさん!
メダイに間違いなし!って感じの引き
しかし途中から抵抗が止み、上げてみると、
ノーフィッシュ
kazuさん曰く”しばらく上がったところで、強い引き込みがあり、その後バレたみたいです”
残念!
是非とも上げてほしかった~
残念ながら、バレてしまったけれど、魚はいた
いるね~。食うね~♪
と竿を眺めていたら、

入りました!
間違いなくメダイでしょ、ってな引き
上がってきたのは、もちろん

メダイ
でした。
いつもなら、まず食わない位緩やかな潮だけど、少しだけ動いただけでも魚の活性が上がったのかな?
すると、またもやkazuさんが掛けた

今度は慎重にやり取りして、

メダイ
をGET
いや~良かった良かった
この後は、入れ食いとまでは行かないものの、まずまずのメダイラッシュ





等々。
カンコの魚が増えるとともに時間も過ぎていき、あっという間に沖上がりの時間
となってしまった。
そこで、最後にkazuさんが、

一荷
で上げたところで”キリも良し”と、沖上がり
。
最初はどうなる事かと思いましたが、動かない潮でも口を使うときがあるんですね~
いや~、勉強になりました
ともかく、良い竿初めができました!
それもこれもkazuさんが良い運を持ってきてくれたおかげかも
kazuさんお疲れ様でした~。またよろしくお願いしますね~
本日の水揚げ~♪
