スコとyuwataの部屋

スコティッシュフォールドのスコとyuwataのブログです。

長岡の雪景色

2018年12月09日 12時26分59秒 | 日記

 

ここは医師専門の駐車場である。

今日は日曜日だから駐車してある車は少ないが、

週中は高級車でいっぱいである。

 

 

窓際のベッドに入院しているじいちゃんと、毎日見舞いに来ているその妻、ばあちゃんの会話。

 

良く降ってるが~て~

こんげの水っぽい雪なんか、すぐ溶けるこてぇ~

 

じいちゃんばあちゃんに完全に掌握、仕切られてはいるが、年を取っても和やかだなぁ。

老夫婦に憧れを抱く。


『ノルウェイの森』

2018年12月09日 11時13分52秒 | 書籍

 

つい4、5日前はこの電子書籍は予約になっていたけれど、

昨日見たら、発売になっていた。

買って読んだ。

Apple Booksで1,300円

この単行本は1987年発売になっていたので、その頃読んだのだろう。

31年前か?

大まかな漠然とした印象しか覚えていない。

ただベストセラーになった書籍の重みは覚えている。

あっ、読みだしてから一つ思い出したことがある。

主人公は「ワタナベ君」である。

私と同じ。

ワタナベ君」は繊細なのである。(笑)

 

やはり、読んだら切なくなってしまった。

 

人間はみな不完全である。

完璧というものを求めるが、99%上手くいっても、後の1%でダメになれば「ボンッ!」になる。

私も経験しているから良くわかる。

その不完全さに傾倒し、それを踏襲し、不安の中でその居心地に満足しているのも事実だ。

と『』に集約している。

人のがあるゆえに、辛いことだが自分のを確認せざるを得ない。

我々は生きている。

生き続けることを考えなければならない。

 

時々のぞかせる彼の文章のユーモアに頬をゆがめさせられる。

性描写にも興味を注いでしまう。

村上春樹氏は「『ノルウェイの森』は死とセックスのことしか書いていない」とも言っている。

そしてこれは彼の書籍に共通しているのだが、主人公の何とも言えない曖昧さがいい。

私も曖昧だから・・・・。

まずかった過去の恋愛を思い出し、再び悔いる。

 

ノルウェーの森』をもう一回ギターで弾いてみたい。