週末、沖縄に出張に行ってきた。2週連続南国ツアー。
とりあえずシゴトだが、泊ったところが「カヌチャ・リゾート」っていう南国のホテル。
当然のようにゴルフ場が隣接して広い広い。
沖縄は3回目になるが、那覇空港から高速が出来ておりキャンプ・シュワヴの対岸のホテルまでバスで1時間半。
空と海が抜群にキレイだった。
以前、沖縄の方から「沖縄には三つのKがあります」と聞いたことがある。
「観光」「基地」「公共事業」である。
バスガイドが米軍基地の近くを通る時、「私達にとって米軍基地の賛否を問われてもハッキリとは答えられない」
と言っていたが、何だか原発稼働問題とカブってしまった。
何と日本の米軍基地の75%は沖縄にあるという事を初めて知った。
「思いやり予算」で基地運営費用の75%を日本が払っているということは「ニッポンの国境」で読んだけど、そこまでデカイ施設だとは知らなかった。
米軍の住宅地は芝生に囲まれた箱庭みたいな家々が並ぶ。アメリカそのもの。
観光事業は相当なレベルで、その歓迎ぶりはすごい。
ホテルの宴席では島の若い娘達が沖縄の民族衣装で接待してくれていた。
沖縄の平均所得は全国最下位ということを聞いたが、国が公共事業に投下する予算は基地の補助より多くないかもしれない。
それでも那覇から伸びる高速道路はわずかな期間で完成したという事だが、島の北部まではまだ達していないようだ。
観光地の人達は皆笑顔で迎えてくれるが、沖縄の人たちの笑顔は抜群にイイ。
それにしてもプールがいくつもあるこのカヌチャ・リゾート・ホテルってのは、相当な維持費が要るだろうと余計な心配をした。
もう一度行ってみたいと思う場所にするのが観光地の宿命だが、そういう意味では自分の住んでるトコはどうなんだろう?と思ってしまう。
そんなコトよりホテルから家に帰るまでバス→飛行機→新幹線の乗り継ぎで6時間てのはキツかった。
行きは直行便で2時間半だったが、帰りは弾丸ツアーそのもの。気温差15℃くらいあったし。
ゴルフした後で乗り物6時間ってのは難儀だ。連泊してゆっくり帰って来るべきだったかもね。