Room66

ベース弾きの日記

見送り

2015-09-16 20:25:23 | 雑多なコト
主のいない2台目オレンジ色のジャガーが葬儀場玄関に置かれていた。

この主には5年くらいお世話になり、とにかくゴルフによく行った。
ブログを読み返したら2011年に一緒にチェンマイにも行っている。

病気が見つかったのは一昨年の夏頃で、一緒にゴルフをしている時「どうも胸焼けが治らない」と言う話を聞き、医者嫌いの本人に無理やり病院に行ってもらった。
手術後は結構回復も良く、体力回復と称してゴルフにもよく行った。
今年の5月にゴルフをしたのが最後のゴルフだったが、飛距離は勝っても相変わらずスコアでは負けっぱなしだった。

8月15日に病院を見舞った時は結構体調が良かったようで、2時間ほど話をすることができたのに、その後体調が不安定になり見舞うことができず、9月12日に旅立ってしまった。


ここ数年、親しかった人たちを「見送る」側にいる。
いずれも急逝ではないにしろ、ある程度の治療期間の途中や病気がわかった時点で本人も周囲にも余命がわかる時代になった。
それは医療の発展とは裏腹に残酷な現実でもあり、そのとき自分が耐えることができるか疑問だ。

ちょうど通夜の翌日は東京出張の予定が入っていたため、すぐスイッチを切り替えることができたが、本人は仕事はホンキ遊びもホンキだったので、ヘンにぐずぐずしているときっとまた叱られそうなので出張から帰って一息ついてブログに記しています。

この1年間で3人を見送った。
それぞれの人生を「生き抜いた」人達だったと思う。
いろんな人達に影響を与えてくれた人でもある。
人は一人では生きていけないというけれど、複雑な社会になってしまい人と関わることが面倒な時代でもある。

今年もあと3カ月ちょっとになってしまったけれど、本当にたくさんのことを経験できた。

旅立った人達はきっと色んな「思い」や「悔い」を残していったかもしれない。
彼らは同じようにそんなメッセージをくれていた。

ちょっとさみしくなるけど、俺たちはまだ頑張ります。    合掌



コメント
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