「人間関係をうまくやっていきたい。」という気持ちは、誰しもが思っていることだと思います。その気持ちの中には、「自分が良く思われたい」・「他人から好かれたい」という思いも少なからず入っていると思います。
この意識は悪いことではないと思います。「相手にどう思われているか」・「自分の事を回りはどう言っているか」と考えることは、裏を返すと自己分析をいかにしているかということになるからです。
相手に対して優しい気持ちをもったり、うまくやっていくことは、その相手を認めることから始まります。その相手を認めることによって、あえて自分の中にある相手に対する意識がどうであるか理解できると思うのです。
相手のことを訳も無く「好かない」・「話したくない」・「性格が合わないから嫌い」と言っても、何もそこから解決策は見つかりません。まずは、相手を認めることから始めて、何が嫌なのか具体的に分析することが大切なのです。
箇所書きでいいので、「相手の嫌なところ」・「うまくいかないところ」を書き出してみるのも一つの方法です。書き出してみると意外と自分も同じことをしていると気づく人もいると思います。
それが、相手を理解することと同時に自分を自己分析することに繋がると思うのです。人間は一人一人違う人生をもっています。消極的な人生よりは積極的な人生を歩みたいものです。
自己中心的な意味ではなく良い意味で、まわりのために自分がいるのではなく、自分がいるからまわりがいると思うことも時には必要だと思います。そうすることによって、自分に自信がもて人にも優しく接することができると思うのです。