にゃんこと黒ラブ

猫達と黒ラブラドール、チワックスとの生活、ラーメン探索、日常について語ります

ななへの気持ち(2)

2020-02-18 19:31:00 | 黒ラブなな

 黒ラブ「なな」は、明日で生後ちょうど11ヶ月。昨年5月19日に家にやって来て9ヶ月も経つ。まだ小さな子供の頃は、何をしても可愛くて許されて、幼い風貌は猫も人間も同じでただただかわいいばかりだった。

 3年近く前、にゃんこを5頭自宅で出産して育てたので、その可愛らしさは筆舌に尽くし難い。とともに、人間に比べて成長のスピードがまさに桁違いで、母猫の育てるしつける姿に感動と尊敬を覚えた。

 なながワンちゃん同士のご挨拶やコミュニケーションが今ひとつちゃんとできないのは、私たち飼い主に責任がある。本当は生後4ヶ月か5ヶ月はお母さんと兄弟姉妹たちと一緒に過ごした方が自然にそういう事を学んで教えられ身についていくのだと思う。

























 この頃は、トイレの回数が少なくなってゲージでは限界までかなり我慢できるようになった。外の散歩で大も小もしようとする。食事だけはもっともっと食べたくていつも一回の食事量250gがあっという間に無くなってしまう。

 散歩でも他のワンちゃんとの遭遇、誘惑がない限りリードが短くても左後方を静かに歩けるようになって来た。信号待ちはお座りして待っていられるようになった。

 毎日の早朝と夜散歩は、こちらがいい運動になって心身ともに健康に役立ってる感じする。いつか部屋の中での放し飼い、7頭のにゃんこたちと仲良くくっついて過ごせる日が来ることを夢見てななへの気持ちは変わらない。





中華そば『敦』@東京都葛飾区亀有

2020-02-17 18:06:00 | ラーメン探索

 雨の日曜日、予報より長引いた雨が夜遅くまでだらだらと降った。早朝のなな散歩は雨に降られることなく行けた。日中はボランティア的なお手伝いして夕方から亀有で飲み会だった。

 せっかくラーメン激戦区の亀有に来たんだからとお昼はラーメンに。超行列店の「ののくら」は定休日、つけ麺「道」は相変わらず20人くらいの行列でパス、というわけで「敦」へ。

 このお店は厨房内に麺を打つ機械がよく見える。たぶん2年振りくらいの3度目の来訪。










 店主の息子さんだろうか、とてもアルバイト学生には見えない若くてあどけない風貌の男の子が不慣れな感じで接客してくれた。ここは醤油ラーメンと自家製麺が売りのお店、昔はなかったと思うが煮干し醤油ラーメンをオーダー。













 やはりちぢれ太麺はもちもちつるつるしてとてもいい麺だ。ののくらの多加水麺より私の好みはこちらの麺だ。

 スープは煮干しをガツンと効かせている。あえて煮干しの魚臭さを消さないでストレートに出している感じがする。少し塩気が強いが見た目よりパンチあるスープで気に入った。

 チャーシューとネギはもっとガッツリと食べたかったかな。でもとても出来のいいラーメンだった。雨の日ということもあり日曜お昼12時だというのにお客が私だけ。

 どうしてだろう?
行列店になってもおかしくないラーメンの味だと私は思うが‥‥。












 
 生のタマネギみじん切りももっと入っているといい。親が一代で築いたものを子が受け継ぐのはとても難しい。日本の伝統芸能は代々受け継がれているが、飲食店はうまくいかないことが多いみたいだ。

 ご馳走さまでした。




支那そば『晴弘』@東京都江東区門前仲町

2020-02-15 17:44:00 | ラーメン探索

 京成線、浅草線、東西線は定期があり、土地勘があるからその沿線でのラーメン探索が中心になる。

 もう何度目の訪問かわからないほど何度も足を運んでいる。魚介の節系の出汁がよく効いた大好きな中華そばである。










 深川の門前仲町は江戸からの情緒や義理人情、お祭りが色濃く残った下町である。何度散策しても飽きない街である。やはり歴史と風土が受け継がれた街は、あちこちに風情を感じる。
















 鰹節風味の醤油ラーメン大盛り。ここは、醤油、塩、味噌、ワンタンと大きく4種類から一つ選ぶことになる。土日は家族連れや地元の年配者で賑わう。

 このラーメンにはミョウガが入っていて苦手でなければ爽やかなアクセントになってとてもマッチしている。やはりスープが熱くて量が多く出汁がしっかり出ていて素晴らしい。

 支那そばと中華そばの違いってなんだろう?
 
 味やルーツに大きな明確な違いはないのではないか。ラーメンとして流行った時代の違いなんじゃないかと思っている。一般的には支那そばは、ちぢれ細麺でスープが鶏ガラのあっさり味のラーメンというイメージある。

 ここ晴弘のスープはあっさりではない。深いコクのある中華と和風のいいとこ取りスープだ。どの種類のラーメン食べても間違えなく美味しい。










 ご馳走さまでした。
安定のずば抜けた美味しさだった。ここの味噌ラーメンだけ食べていないので、次回は必ず味噌と決めて来訪します。



















 お腹が満たされての帰り道、深川不動堂に寄った。富岡八幡宮のすぐ近くにある。いい雰囲気のお店や立ち飲み屋が軒を連ねている。




『神田らぁめん悠(HARUKA)』@東京都中央区日本橋

2020-02-14 16:10:00 | ラーメン探索

 昨日、小春日和の暖かい中を日本橋駅から日本橋室町へ歩いた。平日であるのにビジネスパーソンや裕福そうに見える買い物客で賑わっている。三越の裏手に日本銀行があるのを最近知った。

 この暖かさで道路に面したテラス席で食事やコーヒーブレイクしてる方々が羨ましい。室町にはランチで飲食する人が凄く集まって来る。










 どうして屋号の先頭に「神田」をつけたのだろう。ここはギリ日本橋エリアなのに。ここのラーメンはほんとうに繊細で薄口の和食って感じがする。



















 麺、スープ、具材の全てにおいてお店のこだわりと手間ひまをかけたこだわりが伝わってくる。今流行りの清湯系中華そばとは一線を画す古典的な純和風鶏ガラそばって感じがする。

 麺はややちぢれの中太麺でつるっと喉越しも良い。具材はチャーシューを除いて素晴らしい出来具合、チャーシューだけは私の好みではもっと柔らかいといい。スジを少しも感じることなく崩れない程度に柔らかいと満点であった。

 このお店が職場すぐ近くにあったならば週2でお昼食べに来たいほどだ。身体にやさしい薄口で出汁の味わいあるスープは思わず何度も口に運んで飲み干してしまう。熱くて量の多い美味しいスープはこの季節たまらない。









 
 お店の有線が前回も昭和の歌謡曲が流れており、今回も同様だった。客層として50代、60代が多いからなのか、店主の好みなのか分からないが‥‥。

 キャンディーズや岩崎宏美や昭和フォークソングは、私の青春時代真っ只中で懐かし過ぎた。

 今や千葉県知事の森田健作の「さよならは誰に言う さよならは悲しみの‥‥」さらば涙と言おうも聴けた。俺は男だなんてくさい笑っちゃうベタな演技してた森田健作の若かりし頃。どうしてすぐ曲名が浮かぶのか、多感な青春時代は記憶が真に鮮明でその部分が突然湧き出てくるから不思議だ。

 ご馳走さまでした。貪るように満たされた。また来ます。





リタイア後、学びなおしのすすめ

2020-02-13 15:23:00 | 日常

 現在、政府が「人生100年時代構想会議」なるものを立ち上げて、そのなかでリカレント教育(学びなおし)を推進しようとしている。

 リカレント教育というのは、学校を一度出た後も、技能や知識を大学で学びなおし、それをキャリアアップや次の仕事につなげるという話だ。

 でも私に言わせれば「余計なお世話」なのだ。リタイアした人たちを、今後もどうやって労働力として、あるいは消費者として「再利用」するかという意図が見え透いているから。

 18歳人口が激減して、大学はどこも経営危機に直面している。遠からず次々と経営破綻し、統廃合されるでしょう。一度大学を出た人がまた大学に来るというかたちで学生数を確保するというのは起死回生の奇策なわけだ。

 だから、「社会人になってからでも学びなおしをして次の仕事につなげましょう」と煽り始めた。いや、いくつになっても学び続けるということそれ自体は素晴らしいことなのだが。

 大学にもう一度行って、語学を学び直したいとか、医療従事者の資格を取りたいとか、法律の勉強をしたいとか、そうやってもう一度「現場」に立ちたいというのなら、僕も大歓迎なのだ。

 でも、いま政府が主導している「学びなおし」は、学ぶ側の市民的成熟や彼らの生き甲斐なんか別に配慮していない。年金や医療費の出費を抑制したいから、高齢者も死ぬまで現役で働き続け、消費し続け、税金を払い続けてくれということに過ぎない。

 人生100年時代構想会議の「中間報告」を読んだのだけれど、そこには、定年まで働き続けて、日本を支えてきてくれた先輩たちに対する敬意も謝辞も一言もない。見事にないのだ。

 むしろ、「お前ら、これで休めると思ったら大間違いだぜ」と脅しつけている。65歳までに最低でも二千万、三千万ないと95歳まで生活できませんよと、年金額がますます目減りする事を前提に話を進めている。













 リタイアすることの最大のリスクは、お金の問題もあるが、それ以上に「現場を失う」ことである。メディア経由の情報しか触れることができず、現実との接点を失うことだろうと思う。これについて退職者は十分に危機感を持った方がいい。

 退職後は、報酬が少なくても現場を離れないで、現場からも何がしらあてにされるような仕事に精を出したい。