goo blog サービス終了のお知らせ 

にゃんこと黒ラブ

猫達と黒ラブラドール、チワックスとの生活、ラーメン探索、日常について語ります

本日の昼食

2020-02-12 18:39:00 | 日常

 月1はこの蕎麦屋に行く。東陽町の駅から地上に出たところにある大きな交差点角地。2階にある「そば処『習志野庵』」。

 夏でも冬でも盛り蕎麦をオーダーする客が多い。腰のある手打ちそばに鰹節の効いた濃いつゆが美味しい。蕎麦も丼物も濃口であるがそばや独特の甘口で鰹出汁が非常にいい。

 私はここのカツ丼とアサリ丼が大好きで蕎麦とのセットメニューでよくオーダーする。家族経営でお昼時は地元のビジネスパーソンで広い店内も満席になる。













 カツも肉厚でしっかりしている。ご飯の下まで甘がらい醤油出汁が染みていて、しょっぱいけど鰹出汁が効いてるからとても美味しい。カツ丼を一口頬張ると必ずそばもすすりたっぷりのそば汁もすする。


 







 ご馳走さまでした。また来ます。

 ここの蕎麦屋でスポーツ新聞が置いてあった。昨日の訃報が大々的に報じられていたノムさん、84歳か。カネやんから大物野球界OBが続く。独特のボヤキと核心をついた野球解説は見事で聞くのが好きだった。ご冥福をお祈り申し上げます。




黒ラブなな散歩(25)

2020-02-10 15:52:00 | 黒ラブなな

 夕暮れ時の江戸川河川敷とすっかり陽の昇った午前にななを散歩に連れて行った。やはり自然の草木の匂いする江戸川河川敷はななが一番好きな散歩コースだ。

 陽の光を一杯に浴びることは人間に限らずワンちゃんにも大事なことだと思う。土日の散歩コースはいろいろと開拓してみよう。
















 朝焼けもいいが夕暮れの方がオレンジ色の陽の光が鮮明だ。そして何となくしんみりしたさみしさを誘う。今日も1日終わってしまうかと。













 それに引き換え朝の陽の光は強くて眩しい。ななの真っ黒の毛が反射して心地いい。夜の散歩より生き生きとしてる。

 最後にドアップで。もうすぐ生後11ヶ月。着々と大人の階段登ってる。人間に比べてなんて早いんだろう。

















元祖ニュー『タンタンメン本舗』@東京都葛飾区新小岩

2020-02-09 20:36:00 | ラーメン探索

 こういう刺激ある食べ物を月1くらいで食べたくなる。同じ職場にほぼ同世代の口うるさい女性がいる。自分のことを「口うるさいババア」ですからと口癖のように言っては口うるさいことを言う。

 その方が「ラーメンスープを全部飲んでいたら早死にするわよ。少しでいいから残しなさいよ。」とよくアドバイスしてくれる。彼女は、その人の為だと思ったらマジでなんでも言ってしまう。言わないと気が済まない性分なのでしょう。

 早く死のうが俺の勝手でしょ、と内心思いながらも、そこは大人の対応で「いつもご忠告ありがとうございます。でも欲望に負けちゃうんですよ。」と返す。「ダメよ、もういつまでも若くないんだから身体に気をつけないと!」、ハイハイわかりました、といつも同じ終わり方。










 ほんとうはめちゃ辛にしたいんだけど、身体のことを少しは考慮して大辛でオーダー。ニンニクと韓国産唐辛子で他店にはない唯一無二のラーメン。

 ここのタンタンメンにハマると中毒性のある程よい辛さに感じてしまい、もうラーメンという範疇を超えてしまう。理屈じゃなくて身体が欲してしまう。













 麺が少しぐらい伸びてても全然OK🙆‍♂️
このスープは魔性の魅力あるスープで引き寄せられてしまう。鶏ガラと唐辛子、ニンニクの相性が無双なんだよね。










 ご馳走さまでした。期待を裏切らない味で満足です。またお願いしますね。東関東にお店なくならないように。笑








家系ラーメン『松田屋』@東京都中央区日本橋

2020-02-08 16:44:00 | ラーメン探索

 たまにお店の前を通る度に寄ってみなくてはと昨年秋ぐらいから思っていた。日本橋の三越北詰交差点からすぐのところ、商業地一等地の凄いところにある。平日も土日も沢山の人で賑わってる土地柄だ。













 いわゆる横浜家系が本家である。その横浜家系の中でも、本家、分家、亜流系?といろいろとあるみたいだ。神奈川県の横浜家系といわれるご当地ラーメンをまだ食べたことのない私が家系ラーメンを語る資格はない。

 ただ、東京にある家系を謳うラーメンは結構食べてきた。東京にある家系ラーメンでまあまあ美味しいと思ったのは数えるほどである。わいず、町田商店、作田屋、大黒屋くらいだろうか。ここ松田屋はどういう派生したお店か知らないがまた一つ発見があった。













 スープと麺にこれまで食べたことのない特徴がある。まず、麺は平打ちの太麺で独特なもちっとした食感、結構茹で時間が長いので硬めをお勧め。

 スープは特にマイルドで豚骨臭がまるでない。醤油も少ししか効かせていない。独特な甘みあるクリーミーなスープだ。赤い粒は私が入れた豆板醤。

 私の後から女性客3人組や2人組が来店するところみると、女性が好みそうな家系ラーメンかも知れない。チャーシューも柔らかくて美味しかった。










 ご飯は無料で普通サイズを頼んだら結構な量でどんぶり飯だった。卵やチャーシューや海苔とスープをかけて美味しくいただけた。






 ご馳走さまでした。
私的には美味しいラーメンの部類ですが、自分が理想に描いてる家系ではなかった。もっと醤油のエッジが効いて豚骨のワイルドさを少し残した鶏油の香りある家系が食べてみたい。

 いつか総本山吉村家、杉田屋、環2家、末廣屋の家系ラーメンを食べてみたい。待っててください。



自分が機嫌よくいられる場所を探そう

2020-02-07 16:06:00 | 日常

 僕が学生の頃、スキーがブームになった。その火付け役は、私をスキーに連れてってという映画だったり、ユーミンのスキー天国(サーフ&スノー)、恋人はサンタクロースなどの歌が流行り、苗場や長野県、新潟県のスキー場は大混雑だった。

 僕が教えてもらったスキーインストラクターの先生に、「スキー板の上の正しいポジションに立つ(乗る)ことが大事です」と何度も言われた。「先生、正しい位置とはどこですか?」と訊ねたことがある。

 先生は、「いつでも『正しい位置』に戻れることができるのが正しい位置です」という禅問答のような答えが返ってきたことを覚えている。でも、たしかにその通りだと思う。

 「正しい位置」というのは空間的に決まった座標のことではなくて、その時々において最も自由度の高いポジションを選択できる「開放度」のことだからである。

 これと同じで、生きていくうえで最も大事なのは、ニュートラルで、選択肢の多い、自由な状態に立つことである。それはできるだけ「オープンマインド」でいることと言い換えることもできる。

 このオープンマインドこそは、学ぶ人にとって最も大切な基本の構えだと思う。これから大学に入って、学ぼうとしてる若い人にお伝えしたいことがある。

 大学では、いま持ってる知識や経験だけでは理解するのが難しい講義や書物、意見が大きく食い違う人に出会う。何を言っているのかぜんぜんわからない。でも、それはいいことなんだ。

 自分の知的な限界を超えるチャンスに遭遇したわけだから。相手の話に耳を傾ける。理解できなくても聴いてみる。コンテンツが理解できなかったら、音声を聴いているだけでもいい。自分の限界を超える知見はたいていの場合、脳ではなくて、身体を経由して入ってくるからだ。

 聴いていて「どきどきした」とか、「震えてきた」とか、「気持ちが鎮まった」とか、「お腹が空いた」とか、とにかく身体現象がまず起きる。それは、自分の知的限界を超える入力を受け入れようとしてるときの徴候である。

 自分が理解でき、共感できることだけ聴き、自分がよく知っている分野について知識を量的に増大させることは「学ぶ」とは言わない。「学ぶ」というのは、自分の限界を超えることである。自分が使ってる「わかる、わからない」の枠組みを踏み抜けてゆくことである。

 若い人たちが感じている「生きづらさ」は「正しい位置」にいないことで生じた心身の歪みがもたらす詰まりや痛みではないかと推測する。

 自分が機嫌よくいられる場所はどこにあるのか、心身のどこにも詰まりやこわばりが生じないような姿勢はどうやったら見つかるのか。

 大学生活では何よりそれを求めて行って欲しいと思う。私が8年もの学生生活、34年もの研究生活で学んだことは、こういうことの繰り返しで、結果よりその過程を継続することがいかに大事か、身体に刻まれている。