すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

衆院選、子や孫のために悔いなき選択を!

2014年12月05日 | 日々思うこと

昨4日は朝から植木屋さんが冬囲いに来たのであわただしく、昼過ぎに市内あちこちへと出かけました。街なかの銀行で用を済ませるとお向かいのそば処泉家さんが気になりましたが、車に戻ったもののあったかいお蕎麦が食べたくなって“明日死んでも悔いなきように”(笑)とお店の中へ・・・。いつもは家族と一緒で一人では珍しく、お蕎麦を待っている間に酒の杯の陳列“盃の志なじな”に目を凝らし、その後は「自民300議席」の新聞に目を通しました。この世論調査の数字に信じられない思いですが、これが今の日本の民主主義の熟度かもしれません。15年前に「県女性海外派遣」で訪れたスウェーデンでは18歳から選挙権があり、自分が一票を投じた人の議員活動を直視しする政治への関心の高さが伝わりましたが、さて日本ではと考えると無関心がいっぱいですから肌寒くなってしまいます。

       

5日金曜日、朝の霙(みぞれ)はいつの間にか重い雪に変わって、突然の冬将軍の到来でスノータイヤに交換していない人は大慌てのようですね。我が家は昨日に冬囲いも済ませて一安心ですが、糸魚川出身の藤木節子さんお手製のステンドグラスのお気に入りのクリスマスツリーを飾っていないことに気がつき、夕方になってあわてて飾りやっとホワイトクリスマスの気分です。

辺り一面が白くなった夜、沖縄県仲井真知事が辺野古移設に向けて埋め立てに関する工法変更申請3件のうち2件を承認したというニュースにビックリです。知事の任期が9日までで、先の選挙で沖縄県民の民意が示されただけに退任4日前にしてのこの行動ですから、その人間性をも疑ってしまいます。仲井真知事は公の場に姿を見せず雲隠れで、「承認基準に適合しているとの報告を受けた」と談話を発表です。16日の知事選で敗れた直後には、残任期間に関し「私はレームダック(死に体)だから」と述べていた仲井真さん、最後には県政史上最悪の知事であることが見えてきました。

そんなことで先月の沖縄県知事選挙で翁長さんの応援に駆けつけた菅原文太さん、「1万人うまんちゅ大集会」での挨拶がネットで話題になっておりYoutubeで視聴しました。菅原さんは「政治の役割は二つある、一つは国民を植えさせないこと、安全な食べものを食べさすこと。二つは絶対に戦争をしないこと」と、81歳にしてその言葉の力強さと共に沖縄県民の熱さに感激です。人生を閉じる最後に熱く語った菅原文太さん、その言葉はいつまでも人々の心に残ることでしょう。

寒風の中の衆院選、巷の安倍さん「経済回復、この道しかない。」の真っ赤なポスターですが、「この道はいつか来た道!」で真っ赤な血に染まる未来が見えてしまう私、暖房のない部屋で子どもや孫たちのために“悔いなきよう”にとパソコンに向かう昨今です。