すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

一年の終わりの食卓考と・・・

2014年12月30日 | 日々思うこと

今年も残すところ2日となり朝から一日雨降りで、大晦日には外出しないようにと市内のあちこちへと回り用事を済ませました。横町の行きつけのスーパーの鮮魚売り場は正月ならではの高級魚がいっぱいで、お刺身用として並んでいる縁起物のブリの片身を求めて塩焼き用に切ってもらいました。我が家ではいつも鮭ではなくブリの塩焼きを神棚と仏壇に備えて残りは家族でいただきます。

店内を見渡すとそのまま直ぐ食卓に出せるものばかりですが、できるだけ手作りをと心がけ今日は一番簡単な数の子入りの松前漬けを作りました。スルメと昆布はすでに細かく切ってある国産物を求め、人参を千切りにして好みの調味料に一緒に漬け込み最後に塩出しした数の子を入れて完成で、こんな簡単な松前漬けでも出来合いのものが並ぶ便利さです。明日は我が家の定番の“旨煮”(筑前煮?)で、鶏肉と人参・里芋・ゴボウ・コンニャクなどを入れて煮込むだけですが、夜になってレンコンを忘れていることに気づきました。

またお正月といえば餅つきで、両親が元気だった頃は一日がかりでしたが、今は根知の家からもたくさんのお餅をいただき冷凍保存で、使わなくなった餅つき機はリサイクル処分です。そして今日は孫たちとワイワイがやがやと繭玉を飾りましたが、そんな孫たちも8月には隣地に新居が完成してにぎやかな楽しい一年でした。

一年の最後に、地球環境にもやさしい暮らし方に心がけてきた毎日でもありました。先ずは洗濯用洗剤は合成洗剤を使わず石けん洗剤で、台所から出る生ゴミは庭の隅のコンポストで堆肥化し土に還元です。何よりも海の汚染や、清掃センターでエネルギーを使って焼却処理することへの“ささやかな抵抗”の暮らし方でもありました。

高度成長期後の日本人の食卓は欧米化し、いつの間にか食べ過ぎて病気の要因になったり、食べきれない食べ物を捨て大量のエネルギーを消費する、こんな贅沢な暮らし方をしている限り原子力エネルギーに依存せねばならないのかもしれません。「ちょっと昔に戻ればよい」という言葉があるように、社会全体で大量消費・大量生産をほんの少し見直すそんなライフスタイルをしてゆかねばと痛感する一年でもありました。

また政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”、日々の雑事をパソコンに打ち込んできた拙いブログに目を通してくださった多くの皆さまに感謝の思いです。明日の大晦日から元旦は荒れ模様の大雪予報ですが、どなた様もお元気で新年をお迎えくださいますよう。