すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

沖縄辺野古代執行訴訟、未来を切り開く判断を!

2015年12月02日 | 日々思うこと

師走に入り気ぜわしくなってきました。今日は朝から風もなく穏やかなので外仕事に勤しみました。家の近くのデンカ社単身アパート工事現場の四方の囲いも撤去され、完成間近で西側の外壁には「Denkaの社名が入っています。

今冬はエルニーニョ現象の影響により温暖のようで、雪が降らず困っているスキー場や一部の農家では大根の安値で悲鳴をあげているニュースが伝わってきます。畑の大根を破棄している大規模農家が映し出されて“もったいない”の思いでしたが、市場の安値では収入にならず捨てるしかないそうです。

市内の友人から先日、赤大根といってもほとんど白い大根をいただきスライスをして自然塩をふり、しばらく置いてから甘酢につけると見る見る真っ赤に色づいてきました。蕪ではよく作る甘酢漬けですが、赤大根は初めてでこれもまた美味でした。柚子もいただきもので、先日たくさんいただいたものと比べると半分以下の小さいものですが、これがフツーサイズです。

沖縄辺野古への米軍基地移設計画をめぐる問題はとうとう法廷の場に移り、夜のニュースで第一回目の口頭弁論の様子が伝わりました。国が沖縄県の翁長知事を相手取って辺野古沿岸部の埋め立て承認取り消しの撤回を求めた代執行訴訟で、今日は翁長知事自ら出廷して意見陳述に臨み武力を背景として米軍基地が建設された戦後の沖縄の歴史をひもとき、「昨年のすべての選挙で辺野古新基地反対の民意が出た」と主張です。

さらに「米軍基地に関してだけは、米軍施政権下と何ら変わりはない」と強調し、「日本には本当に地方自治や民主主義は存在するのか。沖縄県にのみ負担を強いる今の日米安保体制は正常といえるか。国民のみなさますべてに問いかけたい」と訴えていたことに胸が痛む終日です。