すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

憲法施行70年と「原子力マフィア」と

2017年05月03日 | 日々思うこと

今日は憲法施行70周年の憲法記念日で、地方自治法施行70周年でもあり、この自治法では地方公共団体は住民の福祉の増進を図ることを基本として、最小の経費で最大の効果を上げることを謳っています。さて身近な自治体職員や市議会議員らは、地方自治法をどれほど認識しているのかと首を傾げることも度々です。

NHK10時5分から、憲法記念日特集「施行70年いま憲法を考える」にしばし耳を傾けると、「日本国憲法はGHQが作ったもので、改憲してよい国にしょう」と公共の電波で主張する国会議員の歴史認識にあ然としました。

アベ首相といえば本日、都内での憲法改正推進派の桜井よし子氏らの集会に自民党総裁としてビデオメッセージを寄せ、「2020年を新しい憲法が施行される年にしたいと強く願っている」と表明です。

私といえば午後から、9条の会と憲法共同センター共催の街頭宣伝に参加で、市内の西は青海地域から東は能生地域までの5ヵ所で「生命と人権・・・、平和憲法を守ろう!」と声を上げました。 

忙しい日が続く中で四季折々の花たちに癒されます。玄関先の木洩れ日の日本桜草は今年も咲き出し、暑さに弱いビオラもまだまだ元気です。

ところで浪江町の森林火災の続きですが、この緊急連絡は東京電力で賠償を担当していた元社員の一井唯史さんからでした。人が住まないところでも監視するということは“未来への責任”で、今回の山火事で灰になった放射性物質は小さく凝縮されて拡散される危険性が高く、国と自治体の責任の重さは言うまでもありません。

また原発事故による収束・復興の困難さがチェルノブイリやフクシマで痛いほど分かっていながらも、国民の命を踏み台にしておカネを重視する「原子力マフィア」がいるこの国の構図を考えてしまう大型連休です。山ほどある原発の天下り先にビックリです。http://79516147.at.webry.info/201612/article_165.html