すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

「世界の平和は力で」のトランプと高校生平和大使

2017年11月09日 | 日々思うこと

立冬を過ぎると朝晩は一段と冷え込み、頚城の山々は日増しに白の世界です。イバンカ&トランプ来日でメディアは大フィーバーでしたが、次の訪問国は韓国です。北朝鮮との軍事境界線がある非武装地帯(DMZ)の視察予定のトランプ大統領、霧のため着陸を断念して引き返し現地で待っていた文在寅(ムン・ジェイン)大統領との合流ならず公式日程にはなりませんでした。

その韓国の国会でのトランプ大統領は、北朝鮮を意識するが余りか「世界の平和は力で勝ち取る」などとの物騒な発言です。ここで言う力とは核武装も含まれ、力で勝ち取った平和はいつか力で崩れる愚かな選択で、世界は崩壊への一途を進むことでしょう。

そして3番目の中国で、習近平国家主席は北京の世界遺産「故宮」を貸切にし“偉大な文明”を見せた接待で、日本のゴルフ接待とは大きな違いが伝わります。その中国で先月の5年に一度の共産党大会では「世界一流の軍隊を築く」と、こちらにも身震いをしてしまいます。

昨8日早朝、上越市の橋爪市議から視察先へ向かう途中の北陸新幹線車中から頚城の山々を撮った素晴らしい写真が届き、そのスゴ腕に目を見張りました。

昨日の私は上越へと向かい、和食処で友人らと衆院選の反省を踏まえたランチです。神谷優李さんの『高校生平和大使帰国報告会』のコピーも手渡し、次世代を担う高校生に頼もしさを共感です。

そういえば昨年の国連高校生平和大使の糸魚川白嶺高校3年生の渡辺未鳩さんも、韓国と北朝鮮の軍事境界線がある非武装地帯をお母さんと訪れ、平和大使の応募につながったことを思い出しました。全国22名の高校生平和大使に糸魚川市から2年続けての選出は周囲から高く評価され、しかも二人とも青海中学校の卒業生ですから嬉しいですね。

ランチタイムの後は娘の所へ・・・、この一ヶ月程は衆院選で頻繁に上越へ行きながら、会うことがなかった孫に突然「ばば、ハロウインやった?」と聞かれて、その成長に目を細めるひと時です。今日はどんより雲で、溜まっている仕事をこなす“座業”の一日です。