すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

木の温もりベンチと冬のお弁当と原発と

2018年01月20日 | 地震・原発

昨日はどんより雲の中、月刊『食べもの通信』編集の研究会役員会で上京、いくつかのトンネルを抜けて長野県に入るとよい天気です。長野駅では少しでも早く東京駅に着きたいので「かがやき」号に乗り換えで、新幹線ホームの木製ベンチを周囲の人が乗車したのでやっと撮ることができました。

「長野県産 木製ベンチ~信州樹の詩~」のプレートが貼られており、座らなくても見ているだけでホッと温まります。色が不揃いなのは一つ一つの木の種類が異なって、それぞれの木がいい色合いになっています。

東京駅には定刻に到着し、先ずは横浜崎陽軒のお弁当屋さんへ直行し、季節限定の「おべんとう冬」をゲットです。これは東京の建築の友「いちよう」さんが前日のブログで紹介しており、食いしん坊の私は早速のリサーチで東京駅構内丸の内南口方面に2箇所の売り場があることが分かりました。

椿の絵の包装で小さめな程よい量で、ご飯はお醤油味の出汁の風味豊かな茶飯に旬のごぼうと牛そぼろを甘辛く煮付け、錦糸卵のトッピングです。シュウマイ2個の他に赤魚の塩だれ焼きなどで517kcal、これで税込み700円の価格の充実さでさすが崎陽軒です。夜遅くに帰宅し、書類などで少し押し潰れてしまったお弁当を美味しくいただき、次回の上京もこれで決まりと思いきや今月いっぱいで終了のようです。

夜のニュース番組では、東京電力福島第一原発事故の2号機で溶け落ちた核燃料と構造物が混じり合った堆積物「燃料デブリ」が確認されたと報じています。問題はこの先、「燃料デブリ」の取り出しと廃炉計画が原発事故から10年経過の2021年以降のようです。気の遠くなる中での原発廃炉と、原発再稼働に前のめりの政府と経済優先いのち軽視の電力会社にどう対峙したらよいのかと考え込んでしまいます。

また米山知事は昨19日、東京の日本記者クラブで原子力規制委員会が東京電力柏崎刈羽原子力発電所6・7号機の再稼働の安全審査で正式合格を決めたことについて、「立場の違う複数の目で安全性を確認することが重要だ」と述べていました。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25921380Z10C18A1L21000/

そして今日は暦の上では一年で最も寒い「大寒」で“甘酒の日”だそうで、日中の気温が10度近くの穏やかさで、夕方には上越の娘がやって来てお泊りです。来週からまた寒波が押し寄せるようで、インフルエンザの感染とともに、皆さまお気をつけてお過ごしください。