すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

降り止まぬ雪と基地と原発と

2018年02月05日 | 日々思うこと

昨夜、ブログを書き終えてから、名護市長選は政府・自民公明与党が全面支援する新人に3400票余りの差をつけられて残念な結果が判明です。自民党国会議員らは「沖縄を“反日グループ”から取り戻す大事な選挙」とナリ振りかまわずの応援でした。

新潟県の米山知事はFBで「私はどちらの味方でもないのですが、物には言いようがあると思います。方向はお互い真逆かもしれませんが、どちらもそれぞれに国を思っての事でしょう。自分の思う以外の方向を目指す人を“反日グループ”などと断じて恥じない方には、正直辟易とします。民主主義を何だと思っておられるのでしょうか。」と・・・。

そういえば先月21日投開票の福島県南相馬市の市長選でも、現職で3期目を目指す無所属の桜井勝延氏が自民党推薦の新人に僅か201票さで敗れるという結果でした。立候補した2陣営は対照的な公約で、桜井氏は「脱原発」を掲げて政府の原発再稼働路線を批判してきただけに残念でなりません。

そして暮らしの中に米軍基地や原発問題が存在するのに、あえて争点としない与党の選挙戦の巧みさに市民は“はぐらかされた”のかもしれません。名護市長選でも進む基地建設を見せつけ、「経済・振興」という名とデマと札束で市民を黙らせる政府のあり方に民主主義があるのでしょうか。基地と原発は同じ構図で、かく言う私も“反日”の一人になってしまうのかと首を傾げてしまいます。

昨夜からチラチラと降っていた雪は今朝には20センチ程になっており、除雪車は早朝と日中と2回の出動です。しんしんと降りしきる雪は夕方にはあっという間に30センチを超え、マイカーは雪に埋もれて雪かきは断念です。

 

夜になっても雪は降り止まず、庭の南側のお隣りの屋根は50センチの積雪になっており、静かに恐ろしいほどの今までにない降り方に身震いです。大雪は北陸地方だけでなく広範囲で、気象庁は明日にかけて記録的な豪雪に警戒を呼びかけています。