すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

「幕末維新メシ」と「政治思想を食で見抜く」!?

2018年02月28日 | 本・雑誌・映画

記録的な大雪の2月もあっという間に今日で最後、ここ数日で一気に雪が消え庭の隅に置いてある緑色のコンポストも雪の中から顔を出し、今日は車庫に溜まっている大量の生ゴミの処理作業です。

生ゴミにEM菌ボカシを混ぜるとよい肥料になることは長年実践済みですが、冬期間はつい面倒になり町内のゴミ収集場へと思うことも度々でした。しかし大量のエネルギーを使いセンターで焼却することを考えると、今冬もエコ精神でがんばり抜きました。

溜まったといえばネットで注文の本も一気に溜まって、春本番のガーデニング前に読み終えねばと・・・。写真の2冊は25日付け、女子力の東京新聞望月衣塑子さんの共書ですが、もう一冊は2013年出版のハッとする『フード左翼とフード右翼』(朝日新書・速水健朗著)です。帯には「政治思想を食で見抜く」とあるので、安易に食で“右左”と決め付けるのもどうかなあと思っていましたが、食わず嫌いで判断することは避けようと読み始めました。本書でいうと私はさしづめオーガニックで“フード左翼”に分類ですが、出版業界はどこも大変とはいえ凄い表題を付けたものだなあと感心しきりです。

そして今夜のNHKEテレ趣味どきっ「幕末維新メシ」は、第3回の篤姫の人生を支えた白いんげんの甘煮に続き、坂本龍馬の愛したカステラです。長崎の亀山社中(後の海援隊)に“カステイラ仕様”なるものが残されており、幕末の混乱を生きた自由人坂本竜馬が伝わってきました。続いての番組、又吉直樹の「オイコノミア」は経済学で考える自由とはで、こちらも興味ある内容でそういう私も“自由人”・・・。

ところで今日の国会といえば、裁量労働制を巡る厚労省の異常データ問題について大荒れで深夜に動きが出てきました。“THE 独裁者”は目玉としていた働き方改革法案から裁量労働制の部分を削除するようですが、データ問題が発覚した段階で法案撤回は当然のことと受け止めています。

いよいよ明日から弥生3月で“春の嵐”の予報です。今夜、糸魚川地域に出されていた強風注意報、深夜には「暴風警報」に変わり強風が吹きまくる大荒れの2月の終わりです。