すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

飽食の時代の医療費と食品公害

2018年11月12日 | 日々思うこと

月曜日の朝はお日さまが顔を出していたものの、昼過ぎには下り坂で雨が降り出しそうな空模様です。友人の家へ出かけると、お向かいのお宅のみかんの木は今年も塀から元気に実を乗り出しており、雪国でのみかん栽培はやはり日当たりが肝心のようです。

その後は郵便局や金融機関、ひまわり通所作業所など市内あちこちへと立ち寄って、買い物を済ませて帰宅すると「アッ!まだ寄るところがあった」と気づく有様です。一昔前はメモがなくとも10カ所位の行き先の順番を丸暗記ができたのですが、加齢と共に脳の衰えを感じる健忘症です。

さらに庭の隅に置いた鉢植えの深紅のバラも、その存在すら忘れてしまい風雨で痛んでしまった後の姿を撮りました。

ところで“食べものはいのちのもと”、高度成長期から“作る人と食べる人”とのつながりが希薄になり、飽食の時代へと進んだ日本の平均寿命は世界トップレベル、しかし医療費は年々上昇という不思議な国です。

水俣公害も魚を食べた住民らは水銀に犯され、さらに胎児性水俣病も発生です。また森永ヒ素ミルク事件もしかりで、ヒ素で汚染された粉ミルクで赤ちゃんが犠牲になるなど身体が蝕まれました。国や県がもっと早く忠告すれば悲惨な被害が防げたことを忘れてはなりません。

日刊ゲンダイで「外資の餌食 日本の台所が危ない」という記事を読みました。メーカーの要望で農薬残留基準が緩和され、日本は世界の農薬規制の流れと逆行していることが伝わってきます。https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/240870?fbclid=IwAR1tK3D52G53eKrrLjQxWqhMttMMeMvhOPfuUCMCfxGPmX9vhtiM5VzgpPE