すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

冬の陽ざしと“守るべき故郷といのち”

2018年11月27日 | 地震・原発

11月も残すところわずかで、今日は風が少し強いものの高気圧に覆われてよい天気で、縁側に布団を干したりとあっという間に時間が過ぎてゆきます。

冬のお花が切れるころの台所の窓際には、大根や人参の頭部からの新芽が長い冬を飾ります。桜の花模様の窓ガラスもお気に入りで、手づくりのお皿も並べたりと優しい陽ざしにホッとします。

そういえば今年は春先から県知事選の応援や夏の猛暑などもあり、陶芸教室へは一度も足を運ぶことなく一年が終わろうとしています。新しいものを作ろうとするエネルギーも年々低下で、今までの駄作の器を大切に使ってゆきたいと思います。

行きつけのスーパーイチコでは早くもクリスマスツリーとお歳暮商品が並んで、下の孫が喜びそうなトーマス機関車も、これも日本人ならではの商魂の逞しさですね。それにしても来年10月からの消費税10%の導入で、そのポイント制などの複雑さに「減税なのか増税なのかよく分からない」という声が聞こえます。

26日付け朝日デジタルでは東電福島原発事故刑事裁判報告会について、「佐藤さん(支援団団長)は報告会で、先月の被告人質問での3人の主張と部下の供述、証拠資料との矛盾点を読み解いた。東電の現場は津波対策を講じる方向で動いていた。しかし経営陣は耳を貸さず、公判では責任逃れの弁明に終始した」と・・・。

津波のリスクを知りながら対策を取らなかったのは、東京電力役員らにとって福島や新潟は地元ではなく、“守るべき故郷”ではなかったからでしょうか。私には“守るべきいのち”があり、子や孫たちのために限られた人生の中で「原発再稼働STOP!」の声を上げ続けてゆかねばと思う霜月11月の終わりです。