すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

城下町村上、町屋の人形さま巡りの“おもてなし”

2014年03月18日 | 自然・旅

今日は念願だった県北の城下町村上の、町屋人形さま巡りに出かけました。今回初めてなので旅行社のバスツアーに申し込み、早朝7時に糸魚川を出発です。

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江戸から平成までの人形4千体を75軒の町屋で展示で、城下町ならではその参加数の多さに驚きました。写真は北限の御茶所「九重園」の人形で、お殿様からいただいたと伝えられる家宝の大名行列では、それぞれの個性ある表情に目を細めました。またこれらを丁寧に説明してくださる10代目女性社長の“おもてなし”の熱き心に感心です。


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次に天井の梁から
千匹の塩鮭が吊るされている味匠「喜っ川」は、築130年の典型的な町屋(登録有形文化財)で、奥座敷に飾りきれない人形が囲炉裏端や階段にまで置かれてそれは見事で、ここでも“おもてなし”に感心です。ところでご一緒したM子さんから、私が人形さまの説明よりも建物に興味を注いでいることを指摘されましたが、正直のところ町屋の空間は古き時代にタイムスリップしたようなひと時でした。次に行く時は
もう少ししっかりとリサーチして、できればツアーではなくノンビリと出かけたいなあと思う楽しい日帰りの旅でした。

また今日は、地元の登山家の小野健さん(81)の訃報で、車窓からの越後の山々に熱き健さんを偲びました。企業城下町の旧青海町議会では私が初当選のH3年から1期4年間ご一緒でしたが、明日の夜はお別れに出かけます。


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1 コメント

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「栂海新道を拓く」(著 小野健)を手にした時、9... (olive1m2)
2014-03-19 16:07:47
「栂海新道を拓く」(著 小野健)を手にした時、9才しか違わない先人「山族野郎」の草花、樹木、鳥、小動物、気候に加え、岩石までの濃すぎる青春に感銘を受けました。
お逢いしたかったのに叶わず、遠方からご冥福を祈るばかりです。
とても悲しいです。


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