昨夜から氷点下の今季一番の冷え込みでしたが、日中には南よりの風で気温が上昇です。午後から孫たちの好きなオレンジムースを作りました。
みかんの果汁を絞り、オレンジジュースに混ぜて粉ゼラチンを溶かして、泡立てた生クリームと自家製ヨーグルト、すべて混ぜ合わせて型に入れて冷やし固める簡単さで、この時季は冷蔵庫へ入れなくとも玄関辺りに置いておくと直ぐに固まります。
学校から帰った隣りの孫たちへ届けてから、12日の憲法センター“新年のつどい”の茶菓子などの買出しへ出かけました。夕方5時頃に家に戻ると、将来はシェフになりたいと言う下の孫がやって来て、私はいつも「シェフよりもパテシェの方がいいよ」と・・・。
今日は孫から「ばばの仕事はなあに?」と聞かれるので、「市役所の仕事は69才で終わり、今は○○チャンたちのおやつを作ったり・・・」と言うと、「自分もそのうち、そうなるのかなあ」と言い出すので笑ってしまいました。「60年経ったらね」とは言ったものの、その時の日本はどうなっているでしょうか。
ふと2017年12月の国連総会での「家族農業の10年間」、「2050年、人口増で世界的飢餓の危機…農地と水資源の不足深刻化、農業生産追いつかず」が気になりました。国連とその加盟国はそれを解決するため、世界の農家の大半を占める小規模農家の家族農業を再評価し、活性化させ単収を増加させて、全人類に必要な食料確保を政策的に支援することを求めています。
食料自給率38%の日本は輸入に依存ですが、世界的な食糧危機にもっと敏感でなければならず、近未来に食料の争奪戦になった時の日本政府は国民の生存を守ることができるのかと不安が募ります。
そんなこともあって、孫に「そうそう、ばばのお仕事は食べもの通信の研究会の役員(副会長)、だからいつも東京の会議へ行っているんだよ。分かる?」と言うと「うん、わかっているよ」と・・・。
月刊『食べもの通信』12月号では“おとなも子どもも冷えている”特集で、「現代文明が体温調節力を奪う 子どもを冷えから守る食生活の工夫」を取り上げています。
1月号では『胡麻はエライ!』特集で、「抜群の抵酸化力で若さと元気を 驚きの健康パワー/ゴマをもっと食卓に!」です。またインフルエンザ・風邪予防に紅茶とねぎ、ショウガがおすすめと掲載です。霊長類学・人類学者、山極壽一さんの「食事」と「共同の子育」ては、人類誕生の原点というインタビューも興味深いです。見本誌はこちらへ。http://www.tabemonotuushin.co.jp/