
大寒桜(東京都江東区)
こんにちは。
今日も皆さん、ありがとうございます。
機嫌の悪い人と接していて、機嫌のよくなる人はいません。
機嫌のよい人と接していたほうが、機嫌がよくなる可能性は高い。
さて、その理由はなんでしょうか!?
1.相手のオーラに影響されるから
2.相手の中から悪魔が出てきて、乗り移ったから
3.こちらの心を刺激するから
…すいませんね(笑)
答えは3番目です。
こちらの感情を刺激するから、これだけです。
映画で悲しい場面や、あまりにも感動的な場面になると、
ハンカチで涙を拭う人がたくさん出てきますよね。
これは心理学で「共鳴」と呼んでいるもので、
簡単に説明すると、「相手の気持ちを直輸入してしまう」ことなんです。
言い換えれば、「感情を表現したり、撒き散らす」というのは、
「あなたもそう思いませんか!?」と言って回る働きもしてしまうことになるのです。
どんな感情だってそうです。
不機嫌な人は不機嫌を、
暗い人は暗さを、
笑顔の人は笑顔を、
前向きな人は前向きな姿勢を、
ひたむきな人はひたむきさを、
意識しようがしまいが、それぞれ周りにいる人に伝染させているわけです。
さて、これで注意したい点が2つできました。
1つは、意識して、他人の感情をシャットダウンすること。
相手の機嫌が悪かったりふさぎ込んでいても、
その原因までは知る術もありませんし、
原因を知っているつもりでも、勝手な思い込みをして取り越し苦労…なんていうことになったら、
時間や元気を無駄にしてしまうのですから、笑うに笑えません。
たとえば、相手の機嫌が悪い理由は「左足の小指の先にトゲが刺さっただけ」なのに、
あれこれと案じた挙げ句、いちいち腫れ物に触るような態度でいたら、
結果は目に見えていますよね。
それに、共感せずとも、こちらから元気な態度を見せることで、かえって相手が元気になってくれる場合があるのです。
…というわけで2つ目は、どうせ感情が撒き散らされるものならば、積極的によい感情を発信すること。
痩せ我慢をしたり、あるいは自分の暗い気持ちを隠すことはありません。
しかし、「感情を表現すること」が即座に他人に気持ちをうつしたり輸出したり、反映させてしまうということになるのだとわかれば、
「感情の出し所」を選ぶようになります。
影ではどんなな根暗であってもよいのです。
そのかわり、必要以上に負の感情を出さないこと、
これだけで、他人も自分も幸せになるのです。
ところで、冒頭で「オーラ」とか「悪魔」とか書きましたが、
真偽はともかく、本当はそんな捉え方でも構いません。
要は、悪い感情はシャットダウンできると知っていれば、
感情の表現も変わってくるのですから。
ご機嫌でいたいものです。