寒緋桜(東京都江東区)
こんにちは。
今日も皆さん、ありがとうございます。
AC(公共広告機構)のCMで、
「あいさつは大切です」という「ポポポポーン」で有名なものがあります。
「なにを当たり前な!」と聞き流してしまいそうですが、
実はあいさつの一つである「すいません」という言葉、ちょっと気をつけて使ったほうがよいんです。
たとえば、誰かにちょっとした約束を破られてしまったとします。
そこで、相手が謝りに来た。
さて、最後の締めのあいさつは「すいません」か「ありがとう」になるわけですが、
どちらを使うかで印象がどのように変わるかに着目してみましょう。
「ご負担をおかけして、すいませんでした」
「フォローをしていただいて、ありがとうございます」
違いがおわかりになりますか!?
「すいません」は「言う側の瑕疵」に焦点を当てた、いわば自分を下に置く言い方です。
一方、「ありがとう」は「相手がわざわざ自分に力を貸してくれた」という、相手を上に置く言い方になるわけです。
どちらも「上下関係」は変わりませんが、
一つだけ大切な点があります。
それは、「すいません」というのは、貸しを意識させやすい表現になるということ。
考えてもみて下さい。
「すいません」を100回言われるのと「ありがとう」を100回言われるのでは、
実際にどうであるかはともかく、前者のほうが「迷惑をかけられている感じ」がするものです。
「ありがとう」でもよい場面なのに「すいません」を選んでしまうと、
意識が「貸し借り」にいきやすいのです。
「貸し借り」を意識するようなら、関係も険悪になりがち。
つまり、「すいません」は必要以上に言わないほうが、
自分を安売りしたり、トラブルに巻き込まれる可能性も低くなるわけです。
もちろん、明らかに迷惑をかけること、落ち度が認められること、悪いことをしてしまったら、
「すいません」とか「ごめんなさい」の一択。
私が言いたいのは、「「ありがとう」ばかり言う図々しく傲慢な人間になりましょう」ということではないのです。
ありがたみを感じればこそ、ありがとうを言う。
申し訳なさを感じればこそ、すいませんと言う。
しかし、両者は紙一重なのです。
先にお話ししたように、「すいません」しか言えない場面があるとは言えど、
どちらもある場合、選ぶのは自分次第なのです。
どうせなら、幸せになれそうな方を選んでみませんか!?
こんにちは。
今日も皆さん、ありがとうございます。
AC(公共広告機構)のCMで、
「あいさつは大切です」という「ポポポポーン」で有名なものがあります。
「なにを当たり前な!」と聞き流してしまいそうですが、
実はあいさつの一つである「すいません」という言葉、ちょっと気をつけて使ったほうがよいんです。
たとえば、誰かにちょっとした約束を破られてしまったとします。
そこで、相手が謝りに来た。
さて、最後の締めのあいさつは「すいません」か「ありがとう」になるわけですが、
どちらを使うかで印象がどのように変わるかに着目してみましょう。
「ご負担をおかけして、すいませんでした」
「フォローをしていただいて、ありがとうございます」
違いがおわかりになりますか!?
「すいません」は「言う側の瑕疵」に焦点を当てた、いわば自分を下に置く言い方です。
一方、「ありがとう」は「相手がわざわざ自分に力を貸してくれた」という、相手を上に置く言い方になるわけです。
どちらも「上下関係」は変わりませんが、
一つだけ大切な点があります。
それは、「すいません」というのは、貸しを意識させやすい表現になるということ。
考えてもみて下さい。
「すいません」を100回言われるのと「ありがとう」を100回言われるのでは、
実際にどうであるかはともかく、前者のほうが「迷惑をかけられている感じ」がするものです。
「ありがとう」でもよい場面なのに「すいません」を選んでしまうと、
意識が「貸し借り」にいきやすいのです。
「貸し借り」を意識するようなら、関係も険悪になりがち。
つまり、「すいません」は必要以上に言わないほうが、
自分を安売りしたり、トラブルに巻き込まれる可能性も低くなるわけです。
もちろん、明らかに迷惑をかけること、落ち度が認められること、悪いことをしてしまったら、
「すいません」とか「ごめんなさい」の一択。
私が言いたいのは、「「ありがとう」ばかり言う図々しく傲慢な人間になりましょう」ということではないのです。
ありがたみを感じればこそ、ありがとうを言う。
申し訳なさを感じればこそ、すいませんと言う。
しかし、両者は紙一重なのです。
先にお話ししたように、「すいません」しか言えない場面があるとは言えど、
どちらもある場合、選ぶのは自分次第なのです。
どうせなら、幸せになれそうな方を選んでみませんか!?