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美術館・ギャラリー・撮った写真や好きな絵、そしてひとりごと

ブラティスラウ゛ァ世界絵本原画展

2005-07-16 | 【アート】美術館・ギャラリー・レビュー
千葉市美術館でやってる企画展に行ってきました。
スロウ゛ァキアでは定期的に絵本の展覧会をやってるらしく、グランプリ(一人)・金のりんご賞(五人)・金牌(五人) の三種類の賞が決められます☆
(金のりんごってなんだかかわいらしいなぁ…)
今回の展覧会では、これら受賞作品と、日本から参加した作家の作品、過去の受賞作品が並べられていました。

グランプリは、じゃじゃん!日本人でした。
小さい頃買い与えてもらった絵本て、アンパンマンとか、ぱおぱお君とか、たこやきマントマンとか、アニメ寄りも多かったけど。。
でもよーく考えたら、挿絵と呼ぶには戸惑うような、どっちかというと、まるで一枚の絵みたいな絵本がたくさんあったと思う。
いわむらかずおのネズミの絵本シリーズ(いろんな季節のがある)
忘れられないおくりもの(クマ?のおじいさんが仲間にいろんなことを教えてあげたりする話)
ねずみのティモシー(こまかい版画が面白い)
種をまく男(淡い青の絵がきれい)
………
だめだ思い出せん…私の幼きころの絵本たち~

にしても、日本人はなかなかの絵本好きかもしれませぬ。

企画展を見ても感じたけど、絵本の絵は色や表情がわかりやすくていいと思う。
楽しいシーン・わくわくするようなシーンは赤や黄、
悲しいシーン・静かなシーンは青やグレー。
あと、絵がすごく丁寧。色鉛筆を使った跡も、絵の具を塗った跡も、ていねいにていねいに仕上げた感じがしてくる。
私はムンクみたいに感情にまかせて一気に線をひくような絵も好きだけど、こういうのもなんだかあったかくていいなと思った☆


私がいちばん気に入ったのは、チクタク(Tic Tac)でした。
素敵だ。
どう素敵かは、ぜひ見に行ってみてください。