どこだ そこは。
あんたはそこで何をやってんだ。
何をやりたいんだ。
色みがほとんどない絵で、不穏な雰囲気が漂っております。
なんだかもうどうしようもない感じがいたしませんか、これを見てると。
たどり着くところがないような階段だ。
黒い衣服と帽子?とスカーフをまとった女性が、そこから動くのをためらっているかのよう。
てか めまいしてんのか、この人は。そんな高くて不安定なところにいるからだよ。
見れば見るほど救いようの無い印象を受ける。
ベルギーの画家 レオン・スピリアールトの世界は、ひんやりしてる。ざーーってしてる感じ。
ムンクやアンソールみたいに骸骨とか描いちゃう寒さじゃなくて、なんかこう、押し寄せてくるさみしい感じ。 薄ら寒さ。
何をどう考えるとこんな不安な気持ちの絵が浮かぶんだろ。
やばいでしょ、だいぶやばいよ この人。
ちっちゃいころ私は、子供ながらに気付いた
「芸術家は早死に もしくは 不幸せだ!!!」
と。ベートーベンとかモーツァルトの伝記を読んで導き出した考えだったと思うんだけど。
だから心のどっかに染み付いてるのだ「考え過ぎるなー 悩みすぎるなー さもなくば早死にしてしまう…!!」
自分のこと・まわりのこと・済んだこと・先のこと いろいろ考えるのも必要だけど、神経擦り減らして考える必要はないかなと思う。
今でもそう思ってますわ。
ちなみにスピリアールトさん、結婚後の作品からはこの独特の不安な雰囲気が消えました。
何か確信できたのかもなぁ。
めまい ☆☆☆レオン・スピリアールト (ベルギー 1908年)
あんたはそこで何をやってんだ。
何をやりたいんだ。
色みがほとんどない絵で、不穏な雰囲気が漂っております。
なんだかもうどうしようもない感じがいたしませんか、これを見てると。
たどり着くところがないような階段だ。
黒い衣服と帽子?とスカーフをまとった女性が、そこから動くのをためらっているかのよう。
てか めまいしてんのか、この人は。そんな高くて不安定なところにいるからだよ。
見れば見るほど救いようの無い印象を受ける。
ベルギーの画家 レオン・スピリアールトの世界は、ひんやりしてる。ざーーってしてる感じ。
ムンクやアンソールみたいに骸骨とか描いちゃう寒さじゃなくて、なんかこう、押し寄せてくるさみしい感じ。 薄ら寒さ。
何をどう考えるとこんな不安な気持ちの絵が浮かぶんだろ。
やばいでしょ、だいぶやばいよ この人。
ちっちゃいころ私は、子供ながらに気付いた
「芸術家は早死に もしくは 不幸せだ!!!」
と。ベートーベンとかモーツァルトの伝記を読んで導き出した考えだったと思うんだけど。
だから心のどっかに染み付いてるのだ「考え過ぎるなー 悩みすぎるなー さもなくば早死にしてしまう…!!」
自分のこと・まわりのこと・済んだこと・先のこと いろいろ考えるのも必要だけど、神経擦り減らして考える必要はないかなと思う。
今でもそう思ってますわ。
ちなみにスピリアールトさん、結婚後の作品からはこの独特の不安な雰囲気が消えました。
何か確信できたのかもなぁ。
めまい ☆☆☆レオン・スピリアールト (ベルギー 1908年)