拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

 ローザンヌ・ヒップホップ

2014年08月31日 | ヨーロッパの風
 ローザンヌの街が一番活気づくのは 何と言っても土曜日だ。商店街、それブラス朝市があって沢山の人が街に出てくる日。
 しかも、昨日は朝から快晴で、冷夏のスイスに最後の夏日がやってきたのか・・・と思わせてくれた晴天だった。
 何かのチラシでダンス・コンテストがあると読んだので、出かけてみたらダンスではなかった。

  
 ラップ・ミュージックがガンガン鳴る方に誘われて行ってみると ドーム状の屋根のしたではダンスではなくバスケットが行われていた。
 よく見るとバスケットのカゴは1個だけ・・・つまり通常のバスケットの半分のコートに敵味方3人ずつが点が入ったら攻守を替えて戦うやり方で
 『ストリートボール』・・・と云うらしい。 
 ここでは見た感じ 高校生?ぐらいの女子のグループの試合が行われていた。一試合15~20分ぐらいだろうか、それぞれのキャラクターを活かして
 或いは活かし切れずにいるグループなどあり、ジックリ見ていると面白かった。
 普段はこんな公衆の面前的な場所+ラップ音楽が ガンガン鳴っている所での試合は彼らも経験がないだろうから、普段以上にモチベーションが
 上がっていただろうと思う。 一見太っちょで『これで動けるのかよ?』なんて思いながらみていたら、意外にそのデカイ体をうまく利用して
 シュートしている黒人ガールなどもいて感心。 洋製『綾瀬はるな』ちゃんもいた。(正直良く知らなんだけど・・・)

 試合の合間に ガキどもが自前のバスケットボールをもってコートに入ってきたけど その動きの凄いこと!
 

 場所を変えてヨーロッパ広場にいつてみると、こちらではギャルソンどもの ストリートボール会場があった。
 

 ローザンヌにも黒人が沢山いるが、彼等はほとんどアフリカ系黒人だけれど、カッコつける・・・という意味ではやっぱりアメリカナイズというか
 今ではもうそういった分別も陳腐化しているのかもしれない、ボクはよく知らないが『ヒップホップ』文化が今の世界中の若者に受け入れられて
 いることを 彼らを見ていて強く思った。そしてこの『ヒップホップ』は一つの『抗コーポラティズム』運動なのかもしれない?

            
             見ているオニイサンも 気持ち良さそうに踊りながら・・・
 



 

              
                帰りがけに 見かけた風景・・・ローザンヌの街がヒップホップになった一日

  


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