拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

 Jamais vu… (ジャメビュ)に緩む涙腺

2017年12月09日 | ヨーロッパの風

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Jamais vu…というのは日本語で、こんなの見たこと無い!・・・という意味のフランス語

今日はフランスのパリで、あれは国葬なのであろうか、とにかく一介の芸能人の葬儀としては
ありえないジョニー・アリディの葬式に感動した。
ジョニーの棺を乗せた車がシャンゼリゼ通りをゆっくりマドレーヌ教会に向かって移動するのを、信じられないくらい沢山
人々が沿道をうめてジョニーに別れを惜しみ、彼の仲間が演奏するメロディに合わせてジョニーの歌を人々が合唱する・・・

こんなことって、もう2度とありえないだろうなァ~・・・と見ているうちにジジイになったせいか涙腺がゆるむ。
ニコルもテレビを見ながらイチイチ感想を言う時、ボクのほうに向き直るので、困った。

昨夜はどのテレビ局もジョニー・アリディ一色で、デビューから今年行われたコンサートまでの抜粋のドキュメント。
彼の成長というか変容ぶりがくっきり浮彫りされ、人間的にも円熟した晩年、されどロック魂は衰えない彼の姿に
人々は感動し、賞賛し、彼を愛した。 彼の棺の移動に700台のバイク野郎たちが参列した・・・


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