ウルトラシリーズが立て続けに再放送されていた時期がありますが、音声が無音になる事が時折あり、最初の頃はフィルムの傷のせいかなかなと思っていましたが、いつ頃からかこれは再放送当時では使ってはけない言葉が使ってあるのでワザと無音声にしてあることに気付きました。無音声になっていてもその前後のセリフでどんな言葉が使ってあるか分かる事が多いのですが、どんな言葉を使ってあるか分からない場合もあります。
分からなかった中で特に気になっていたのが“帰ってきたウルオラマン”第28話「ウルトラ特攻大作戦」でスタビライザーのテストする車の中で郷隊員、次郞君と坂田さんが会話する場面で数秒セリフがカットされ無音状態になるところです。長いこと不思議に思っていたのですが、ネット配信ならセリフのカットはされずそのままの音声を聞けるだろうと思い円谷イマジネーションで当該エピソードを観るとセリフのカットが無くどんな言葉を使ってあったかやっと分かりました。
今ではごく普通に使ってあるような気がするのですが、再放送当時は放送禁止用語で使っていけなかったダメだったんだろうと思っていました。しかし、最近でも実際にテレビや日常での使用は気を遣う言葉のようで、〇〇さんと言うように“さん”付けで使った方がいいという事でした。