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暑寒の戯言

北海道の空から・・・・

夢の40超え、大イワナ遂に仕留める

2005-12-20 | 渓流釣り

2005.07.31 from hokuryu hokkaido 「大イワナ」

2005年7月31日(日曜日)

友人T氏を誘い、三段の滝へ、AM6時出発。御料峠を越え林道に入る。草木が伸び車にぶつかる。フロントガラスに「ドングイ」の葉が覆い被さり頭を下げる。「オイ、左によるな!、崖に落ちる」一つ目のゲートを過ぎ、二つ目のゲート前に「これより先、崖崩の為通行止め」の看板、そして車が通れないように砂利を盛ってある。「どうする」「車通った後があるぞ」「ヨシ、いってみるか?」T氏車を降り 「番号何番?」「一つ目と同じ1,2,3じゃない?」開いた。友人の誘導で無事通過、後は崖に落ちないように慎重に何とか入渓地点到着。ポイントだけを絞って釣り上がる事にしたが、なかなか二人に当りが無い。「一尾だけでもいいから顔見たいなあ~」「今日は滝だけ見て終わりかな~」と言いながら三段の滝を目指す。そして遂に最初の1尾が倒木の下から顔を出した。「そろそろ滝だなあ~」T氏は2年前大岩魚を取り逃がした場所へ、私は左の大岩を遠巻き滝壷下の落ち込みへ。1投目、上から岩盤の下へ流す「来た~」ハリスが切れた。「岩に引っかかったのかなあ~」同じ場所へ何度か竿を入れると先程の当たりとは違う20ぐらいの岩魚が出た。「これじゃなかったよなあ~」手に持って見ると少し違う事に気付いた体側に朱紅色の着色斑点がある「そう言えば滝の上の枝沢に幻の岩魚がいると本で読んだことがある」「オショロコマかな?」「暑寒山塊でオショロコマがいるとは聞いた事がないが?」「ニッコウイワナに近いのかな?」昨年真狩川で腹部が赤い濃い朱紅色の着色斑点があるオショロコマを釣って驚きと感激を覚えたのを思い出した。そして今日、又新たな発見。気を改め対岸の上から下に流す「引っ掛たかな~」「いや違うぞ」「重い、ああああ~切れる」水面から顔を覗かせた奴は今までとはちょっと違うぞ。奴との戦いの中T氏が駆け寄る。「オイ、逃がすなよ!」「ゆっくり、あわてるな」引き寄せては下に持って行かれの繰り返しを何度か続ける。我慢比べだ。もう0.6号のハリスはいつ切れてもおかしくない。10分程の戦いの末奴は、最後の抵抗を示し私の足元に引き寄せられた。「で、でっけー!」「大きいな~」2人で声を詰まらせた。体長は45cm、尾びれは、幾度となく戦いの末難を逃れて来たのか擦り切れていた。彼の精悍な顔を見ていると、今日までの彼の戦いに敬意を表し逃がす事にした。「釣り上げて時間も経っているのでどうかな」「未だ鰓は動いているが」静かに水面に放すと腹部を上に向けてしまった。「オイ、これだめでねえー」「暫らくこのままにしておくか」滝を見ながら-イオンを浴びおにぎりを食べ休憩。「さあ~滝壷やってみるか~」T氏ルアーを何度か振り込んでいたが当たりが無く戻ってくる。T氏のルアーを借り私も10投程振り込むが投げたポイントに沈み込まない。どうも2人共ルアーの扱いが下手なようだ。この滝壷には間違いなく大物が潜んでいる。今日45cmを釣って確信した。先程の大イワナも元気になり滝壷にリリース。次回更に大きくなった彼に出会えるのを楽しみに10時30分、惜しみながら三段の滝を去る事にした。

フォトアルバム 2005.07.31 渓流釣り 



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