暑寒の戯言

北海道の空から・・・・

春スキー最高だった~!

2005-12-06 | バックカントリー

2003.05.03 from syokan hokkaido 「暑寒別岳登頂目指す」

2003年5月3日(土曜日)

前日仕事終了後、PM6時暑寒荘に向け出発。途中買出しし、PM9時20分暑寒荘着。駐車場には2台の車が止まっていた。車から降りると、山の冷気が身体を包むように忍び寄ってくる。冷たい新鮮な空気を胸一杯吸い込み、夜空を見上げると、おびただしい数の星がきらめいている「北斗七星、ミルキーウエイだ~」「明日は絶対晴れだ!」そう自分に言い聞かせ、暑寒荘に入り先程買って来た弁当を食べ、11時布団に入る。6時起床。駐車場を見ると、車が15台程止まっていて、ツアーの出発の準備をしていた。今日は、雲一つない快晴、お父さんも朝食を済ませ出発の準備に取掛かった。6時50分道標①スタート、雪はかなり少ないがなんとかツボ足で登ら無くとも良さそうある。(スキー靴がツアー用でない)道標18番7時30分着,此処でしばし休憩それにしてもここから見る暑寒別岳は綺麗だ。「さあ~とりあえず尾根までがんばるぞ~!」休みが多くなりながらも、8時50分何とか尾根まで辿り着くことができた。この間2組のパーティに、追い抜かれた。小休止したのち、登って来た方向を90度換え頂上を目指した。時間と共に快晴の太陽が容赦なく照り付け、気温も高くなり体力を消耗して来た。水だけが進み一行に前に進まない。9時50分三合目(730m)着、前方に暑寒別岳の全貌が見える。この頃から足の付け根が痛くなりだして来た。この先頂上まではとても登れない。せめて帰りのスキーが楽しめる前方の斜面迄と決めた。後ろから来た二人が声を掛ける「がんばってね」とリズム良く登って行く。お父さんは、もう「ヘロヘロだあ~~~」11時、5合目(?)(853m)着、へとへとになりながら何とか辿り着きスキーを外し休もうとした瞬間、両腿に激痛が走った。足が吊ったのである。おにぎり2個を食べしばらく休憩することにした。汗をかいた後の心地よいさわやかな風、真っ青な青空に白い峰峰、目もくらむような暑寒晴れの眩しさ、両腿の痛さも和らぎ,充実した想いで、11時40分、いっきに暑寒荘迄滑り降りる。
暑寒荘到着12時、「今日の春スキー最高だった~!」


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