逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

日本の敗戦(悪い日本)を忘れる平和な日本

2019年01月18日 | 東アジア共同体
みんなが忘れずに今でも覚えている『107年前の英国スコット隊の悲劇』

渡邉英徳‏ @hwtnv
107年前の今日。1912年1月18日,先に南極点に到達したアムンゼン隊のテントを囲むスコット隊。帰路の3月末に遭難,全滅する。ニューラルネットワークによる自動色付け+手動補正。

当初ノルウェーのアムンゼン隊は未踏だった地球の極点到達として北極点を目指して準備していた。ところがアメリカの『人類最初の極地到達』の報道を聞いて急遽目標を南極点に切り替えて1911年12月14日に成功、全員が無事帰還する。
最初の南極点到達を目指し準備万端、英国海軍や王立地理学会など国家規模の支援を受けたイギリスのスコット隊は小規模なアムンゼン隊の5週間後に到達。スコット隊は先を越されただけではなく、失意の帰還途中に全員が遭難死する。

結果と原因は一体構造 『因果応報、最初から悲惨な結果は分かっていたのに、』 かくすれば かくなるものとしりながら、・・・的な遭難死

このスコット隊の全員遭難では19世紀最大の遭難事故の北極航路遠征隊(フランクリン遠征隊)の 悲劇と同じように当初挙国一致で美談仕立てで語られるが事実は冷酷で数々の失敗を重ねたうえでの遭難死(必然的な失敗)だった。
(★注、NHKスペッシャル“冒険の共有” 栗城史多の見果てぬ夢 2019年1月14日(月) 午後9時00分~9時49分 自分で登山している場面をユーチューブに流した挙句、遭難死した35歳の人物を取り上げているのですが、…体調不良で夜間に下山中に滑落死するが、まさに『無謀』としか言葉も無い。何とも摩訶不思議で意味不明なNHKの番組内容だった)



『たった24年前なのに、・・・当時は繰り返し報道されていた「通電火災」を丸ごと全部まとめて忘れている日本人(NHK)』    

NHKスペッシャル  命をめぐる決断~災害多発時代 神戸からの問いかけ~
総合 2019年1月17日(木) 午後10時00分~10時45分
大地震に見舞われたとき、ひとりでも多くの命を救うためにどうすればよいのか…。6月に起きた大阪北部地震では、119番通報したにもかかわらず、「自力で対応するよう」求められる人が相次いだ。いま消防の現場で、救命活動の「優先順位」をつける、トリアージ(選別)の動きが広がっている。それは24年前に起きた、阪神・淡路大震災の体験から導き出された教訓だった。
(以下省略)
神戸の大地震の発生時間はみんなが寝ている早朝5時で、自動的に送電は停止される。ところが大震災の揺れが収まって時間が経ってから同時多発的に火災が発生して6000人以上の未曾有の大災害になったが、明らかに『通電火災』(関西電力による人災)である。
今回のNHKスペッシャルでは倒壊した多数の木造家屋からの消防士の救助活動を取り上げられていて、トリアージ(命の優先順位、選別)云々だが、同時多発的な超大規模火災が起きていなければ死者数は激減していたと思わるる。
★注、
大震災直後のマスコミは『通電火災』を何度も報じていたのである。ところが何時の間にか避難所の話に代わり、現在ですが、倒壊家屋の下敷きで全員即死した話(トリアージ云々)にすり替えられている。
ところが、今回のNHKスペッシャルでは消防士たちが倒壊した家屋の下敷きになった被災者の救助でのトリアージ(命の優先順位、選別)では、番組の一番最初は↑上に示したような同時多発的な大火災の画像だった。(3手先を読むことが出来る少し賢い人が見れば『通電火災』(関西電力の人災)を暗に告発している)



不正統計は23年前から続いていた \(^o^)/オワタ 

『1月13日の産経新聞、あまりにも素晴らしい「見出し」に拍手』


!♪!♪ 『中国韓国さえひどい目に合わせられるなら日本なんてどうなってもいい』という嫌韓嫌中、頭が空っぽで目が節穴の低能ネトウヨの機関紙的な産経新聞ですが、今回の厚生労働省の不正統計の記事ではNHKや他のメディアと比べて見れば一目瞭然。あまりにも素晴らしい出来上がりなのである。
驚天動地の日本政府の不正統計ですが、実は23年も前から延々と続いていた(節分の恵方巻きのような)我が日本国の伝統行事である。(★注、それなら、何故今の時点で不正統計が暴かれたのかの方が大ニュースだった)



菅野完事務所‏ @officeSugano · 1月11日

北方領土返せ!
全部返せ!
ソ連、許さねー!
ロシア許さねー!
威勢のいい右翼のごたるが、これ、今週の赤旗日曜版での、共産党小池書記局長の発言

相変わらず、共産党は領土問題では常に正論。 http://bit.ly/2RJ4fTs

『1945年に崩壊した大日本帝国の負の遺産』

アンチPC(ポリティカリー・コレクト 政治的に公正)の暴言王、なんでもありの和製トランプの菅野完ですら、『北方領土返せ!全部返せ!ソ連、許さねー!ロシア許さねー!』の今の日本共産党が一番正しいと主張するほど、一億総右翼。今の日本国が1945年の敗戦(大日本帝国の否定)から出発している事実を失念しているのですから怖ろしい。
ポツダム宣言を『つまびらか に読んでいない』のは右翼国粋主義の安倍晋三首相一人の特徴ではなくて、我が日本国ではほぼ全員だった。(今のドイツがオーデルナイセラインを否定して、ドイツ揺籃の地であるプロイセンは父祖伝来の土地だから不法占領するロシアやポーランドに『全部返せ!』と言えば、否応なく第三次世界大戦が即座に勃発する)
★注、
『大日本帝國』の名称は幕末(江戸時代末期)に徳川幕府のころから外交文書に使用され始めたが、国名を定めた公式な法令がないので『通称』(みなし国名?)である。同じように大日本帝国の『日の丸、君が代』も長い間正式な法令が無い状態で、暫定的な『みなし国旗、国歌』だった。
歴史上初めて『日の丸、君が代』が日本の国旗国歌と定められたのはミレニアムの1999年で、たった20年前の新しい出来事だった。(ちなみに国旗国歌法は附則を除くと 第1条 国旗は、日章旗とする。第2条 国歌は、君が代とする。の二条だけ、句読点を除くと18文字なので、たぶん、これが法律としては一番短い。2番目に短い法律が今大問題になっている元号法1979年(昭和54年) で、附則を除く本文が、第1項:元号は、政令で定める。第2項:元号は、皇位の継承があった場合に限り改める。と29字しかない)
大日本帝国は1868の明治維新から敗戦までなら77年だが、1889年(明治22年)の大日本帝国憲法発布から敗戦までなら、たったの58年間の短い寿命だった。



孫崎享のつぶやき2019-01-17 08:1413

ラブロフ外相「北方領土の返還要求は「(戦争の結果を無効にできないとする)国連憲章の義務違反だ」と主張。根拠「第107条:責任を有する政府がこの戦争の結果としてとり又は許可したものを無効にし、又は排除するものではない」

A:事実関係「16日、記者会見で、北方領土問題を含む日露平和条約交渉を巡り、日露関係は「国際関係でパートナーと呼ぶにはほど遠い」と語った。14日の日露外相会談に続き、平和条約を結ぶ機運は高まっていないとの認識を示したものだ。

 ラブロフ氏は、日本が対露経済制裁を科したり、国連でロシアに敵対的な決議に賛成したりしていることを挙げ、「新しい段階の関係を築けるだろうか」と疑問を呈した。

 また、「日本は第2次世界大戦の結果を認めない唯一の国」と述べたうえで、北方領土の返還要求は「(戦争の結果を無効にできないとする)国連憲章の義務違反だ」と主張した。

B:関連国連憲章第107条

「この憲章のいかなる規定も、第二次世界大戦中にこの憲章の署名国の敵であった国に関する行動でその行動について責任を有する政府がこの戦争の結果としてとり又は許可したものを無効にし、又は排除するものではない

孫崎 享‏ @magosaki_ukeru · 1月16日

ラブロフ外相「北方領土の返還要求は「(戦争の結果を無効にできないとする)国連憲章の義務違反だ」と主張。根拠「第107条:責任を有する政府がこの戦争の結果としてとり又は許可したものを無効にし、又は排除するものではない」

孫崎 享‏ @magosaki_ukeru · 2019年1月17日

①現ロシアはソ連の国際約束を継承、⓶日本は米英など連合国と戦う、③米国はソ連の参戦を要請、④米英は見返りにソ連に領土を与える、⑤ヤルタ協定で千島はソ連と約束、⑥国連憲章で戦中戦後の領土移動を不変とすると決定、⓻日本にはポツダム宣言で受諾させ、桑港条約で千島を放棄させる、

第二次大戦末の状況について、日本人が十分理解していない のは、日本と戦っている米国がソ連の参戦を強く求めていた ことです。ルーズベルトの関心は日本を打破するにあたり、米軍兵士の被害を如何に低くするか。それが原爆投下になり、ソ連軍の参加要請になっているのです。

北方領土問題は第二次大戦処理の問題である。第二次大戦処理の基本はポツダム宣言、国連憲章、桑港講和条約。日本は米側主導の大戦処理の方針を受け入れ、終戦、国際復帰したのだから、米側主導の処理がどのように行われたか、それを知る必要があり、それを前提に議論すべきでしょう。

日米の死者数は大雑把に、南方では日10人対米ⅰ、硫黄島では日5対米1、沖縄では日3対米1と米死傷者の割合が急増してきたのです。米国は日本を降参させたいが、本土決戦の被害があまりに大きい。それを避ける為に広島・長崎に原爆投下し、ソ連軍の参戦を要請したのです。

ルーズベルトは1943年 11月-12月テヘラン会議でスターリンに対日参戦を要請し、再度ヤルタ会談でも要請し、この時ルーズベルトから「千島をソ連領とするとの連絡してきたのです。この事情は『グロムイコ回顧録』(読売新聞社)に出ています。


新進気鋭の政治学者、白井聡 京都精華大学人文学部専任講師(政治学・社会思想)

『日本は、敗北に終わった筈のあの戦争を戦い直すだろう』

1945年5月9日にドイツ軍が降服した後も、国体護持(天皇制の維持)を目的にして、だらだら戦争を継続した日本は世界中の主要国全部から宣戦布告された挙句、3ヶ月以上も意味不明の無駄な損害を天文学的に膨らましていた。
ソ連軍参戦と原子爆弾による無差別殺戮の地獄を見てから8月15日の『玉音放送』で、やっと無条件降服の現実を受け入れている。
ところが69年後の今、同じことが日本で起きようとしているのですから驚き呆れる。
『永続敗戦論』で白井聡は結論として、マルクスの『歴史は繰り返す。一度目は悲劇として、二度目は喜劇として』を引用して、『日本は、敗北に終わった筈のあの戦争を戦い直すだろう』との、目もくらむような恐ろしすぎる予言を行っている。
(ただし、白井聡は『日本は戦争を戦い直すだろう』としながら、日本の右翼には再び対米戦争を起こすだけの『度胸がない』事実も同時に指摘している)
敗戦した日本の恥辱を今のように『戦勝国として振舞う日本』に確実に変換する為には、論理上は戦争して勝つか、勝てないまでも五分五分の引き分けに持ち込む以外に方法が無いのである。
★注、
そもそもの話、『悪かった日本』とは、ほぼ『敗戦国としての日本』を意味する(同じように『正しいアメリカ』も戦勝国アメリカの意味)だけなのです。ところが、戦争や戦力を禁じた憲法9条のある世界のガラパゴス島、善良だが愚かな多くの日本人はこの事実を認めたくない。しかし『戦争』とは競技スポーツや選挙と同じで、『勝ったものが正しい』との単純明快なルールで動いている。
戦争で勝ったからと言って、必ずしも『正しい』とは限らないが、そうしないとアフガニスタンのタリバンのように正義が勝つまで戦争が永久に終わらないので国土が極限まで破壊される。
アフガンの主要部族のパシュトーンの掟では復讐には時効は無く親から子へ、子から孫へ10代続くという。戦争を早期に終わらすためには勝者の正義を認めるのは仕方がないのである。(敗戦以前の大日本帝国では全員が熟知していた常識だった。しかし敗戦後の今では180度逆に、野蛮で恐ろしいこの事実を認めている日本人はほぼ0%に変化する)

『日本は全世界を相手にして「戦争」を再び戦うのか』

『日本は戦争を再び戦う』という余りにも不吉すぎる白井 聡の大予言の意味ですが、ヘーゲルの言葉、『偉大な出来事は二度繰り返されることによってはじめて、その意味が理解される』のであると説明している。(確かに白井聡の言うとおりで、今の日本が敗戦の事実を認めるには、それ以外の方法が無いであろう)
ドイツ人は第一次世界大戦と第二次世界大戦と、短期間に二回も連続して敗戦して初めて『敗戦』の本当の意味を理解した。(ドイツも敗戦1回目時点では、今の日本と同じで敗戦レジームの脱却を目指してナチズムに突っ走って大失敗している)
今の日本人は一回経験しただけなので『敗戦』の持つ、とんでもなく恐ろしい意味を未だに理解出来ないので『戦後レジームからの脱却』と口走る。
日本国首相の靖国神社公式参拝など、日本が戦後レジームを否定する(サンフランシスコ講和条約の大前提となる東京裁判の否定)との意思表示であった。
『敗戦した日本の現実』の否定では、論理的に連合国(国連)による占領統治へ戻るか、(戦争終結の)ポツダム宣言の受諾も否定することになるので、法的には戦争状態が即復活するのである。(ポツダム宣言には明確に戦犯の処罰との『東京裁判』を想定した文言が書かれているし、国連憲章には敵国条項もある)

★注、
白井聡の『日本は、敗北に終わった筈のあの戦争を戦い直すだろう』との永続敗戦論ですが、(欧州のネオナチの様に)ボロ負けしているのにも拘らず『日本が正しかった』と主張するなら必然である。結論はそれしかない。
ところが、今まで日本(右翼)は白井聡とは微妙に違う『日本は悪くなかった』としか言わなかったのである。(この、『日本が正しかった』と『日本は悪くなかった』は意味が同じだがイメージが若干弱められている)口で勇ましくことを言っている愚か過ぎるネットウヨでも『正しい日本』が挑発行為である事実を(理論では理解出来ないが)動物的な直観力で知っていた。(『悪い日本』と『正しいアメリカ』は一つのコインの裏表の関係なので、もしも『正しい日本』なら『正しいアメリカ』と正面からバッティングする)
池田信夫やネトウヨがアホ過ぎてカシコ(白井聡)の難しい理論を理解出来ない様に、カシコ(白井聡)はアホの動物的直観を理解出来なかったとの何とも教訓的な笑い話なのですが、・・・最近の馬鹿馬鹿しい日韓レーダー照射騒動では、今まで厳しく封印していたその危険な『正しい日本』が蔓延しているのですから怖ろしい。

『73年前の日本の敗戦(『悪い日本』)を認めたくない(悪い過去は丸ごと全部忘れたい)日本人たち』

ソ連はヤルタ会談(米英ソ首脳会談)で決定していた『ドイツ降伏から3カ月以内の対日参戦』の約束をギリギリのタイミングで実行する。
1945年8月9日未明のソ連参戦で日本は即座に御前会議を開催してボツダム宣言受諾(無条件降伏)を決定、8月10日には連合国側に連絡しているし、政府はマスコミ(新聞社など)にも敗戦した事実を説明している。
8月11日から玉音放送の15日までの間、それまで戦争を煽りに煽っていた朝日新聞や毎日新聞、読売新聞など新聞社は読者に対して『日本の敗戦を、それとなく察してくれ』との事情をよく知る知識層の専門家が読めば『日本の無条件降伏』が薄々分かる。ところが、事情に疎い一般市民が読めば意味不明な偽装記事を書いていた。
同じく肝心のヒロヒト天皇の玉音放送でも『日本の敗戦』の言葉が1行も無かったのである。

ソ連参戦で、やっと『日本の敗戦』(第二次世界大戦の終結)は確定していた。!(戦後最大最高の怖ろしいタブー)

日本が『国体護持』(天皇制の維持)だけが目的なので、ソ連参戦を聞けば即座に降伏するとアメリカは誰よりも知っていたのである。(★注、ソ連赤軍がニコライ2世家族全員を処刑してロマノフ朝が滅亡したが、平和な今とは大違いで1945年当時は歴史ではなくて目の前の厳しい現実問題だった)
ソ連軍の対日参戦を聞けば、出来る限り早く降伏する以外の道が無い。(アメリカには降伏したいが、ソ連だけは降伏したくない)ただし、この事実はタブー中のタブーとして封印。全員で『無かったこと』にする。
それから73年が経った現在、とうとう日本人の大部分が自分たちが敗戦した事実そのものを(孫埼享など極少数の例外を除き)完全に忘れ去っていたのですから怖ろしい。
極限まで病的に右傾化した今の日本国では菅野完が指摘するように、政界最左翼の日本共産党が『威勢のいい右翼のごたる』に見える情けないありさま。もはや \(^o^)/オワタ  としか言葉も無い。

孫崎 享‏ @magosaki_ukeru 2019年1月17日
第二次大戦末の状況について、日本人が十分理解していないのは、日本と戦っている米国がソ連の参戦を強く求めていたことです。ルーズベルトの関心は日本を打破するにあたり、米軍兵士の被害を如何に低くするか。それが原爆投下になり、ソ連軍の参加要請になっているのです。

妹背牛太郎‏ @Y3aTZY3UiO2Qycm
ソ連の参戦を強く求めたのはルーズベルトであって、トルーマンは違うと聞きましたが・・・・・・。原爆がないからこそソ連の参戦が必要なだけで、原爆が完成したらソ連の参戦がなくとも戦争に勝てるんだから

孫崎 享‏ @magosaki_ukeru · 16:24 - 2019年1月18日
誤情報です。トルーマンはソ連の満州進行を勿論容認し、1945年8月18日、スターリンに対して「千島列島の全てをソ連極東軍司令官に明け渡す領域に含むよう、修正することに同意します」と書簡を発出しています。

『勝敗結果に一番大きく影響するホームとアウェーの違い』

サッカーの試合ではホームとアウェーで勝敗に大きく影響することが知られているが、戦争ではホームとアウェーではモチベーションが決定的に違っていた。外地のサイパンでは簡単にバンザイ突撃して玉砕した日本兵が内地の硫黄島や沖縄では文字通り最後の一兵まで抵抗するので米軍は大きな損害を出す。
当時世界最強を誇ったフランス(ナポレオン軍)やナチスドイツの鉄の軍団をロシア内部に深く誘い込んて打ち破ったロシア軍(ソ連軍)のように、硫黄島や沖縄を捨石にして(見捨てて)日本軍は本土決戦に備えて戦力を温存していた。
日本は640万人を動員したが半分が海外に派兵しただけ。第二次世界大戦末期に、中国満州やシンガポールなど南方から残りの精鋭部隊を本土に呼び戻して、来るべき最後のアメリカ軍との本土決戦に備えてたのである。
ところがソ連赤軍の対日参戦を聞いたら突然方針転換、8月10日御前会議で無条件降伏をきめアメリカに連絡する。(★注、アメリカのルーズベルトやトルーマンは、ソ連軍参戦で即座に日本が降伏すると知っていた。ところが肝心の日本人の方は悲しいかな未だに誰も知らないらしい)


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2 コメント

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八甲田山死の行軍も一月下旬の悲劇 (ローレライ)
2019-01-18 14:17:59
八甲田山死の行軍も一月下旬の悲劇ですね。シベリア出兵からインパールまで続くダメな日本の縮図みたいなイベントでした。
返信する
忘れてもらいたい日本帝国。 (遍照飛龍)
2019-01-18 14:51:51
初めまして。かな?

日本帝国は、日本人に敗戦を忘れてもらいたいのですから・・・

そんでもって、また「天皇陛下のために死ね!俺たちは大儲け。」ってのが日本帝国の為政者・権力層の願い。




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