![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/ea/ae9cc36c63add689669607f50bfd4632.jpg)
漢字のすべてに振り仮名がある東電が実施している作業員のアンケート用紙。(フクシマの現場では、「用紙」の様な簡単な漢字にも「ようし」と振り仮名が書いてある徹底ぶりには呆れるやら驚くやら。
今の原発作業員の大部分が日本語が苦手な外国人の不法就労で無いとしたら、レベル7の核事故から4年半が経過して極限まで人材が枯渇している末期症状である。最早フクシマが絶体絶命の『限界』まで達している極限状態であることは明らか)
『東京電力福島第一原発のメルトダウン事故から4年半。疲弊する作業現場と頻発する御粗末な事故』
東京電力は2015年9月2日朝、作業員の負傷に関する短いリリースを発表した。内容は以下のようなものだった。
本日4時55分頃、福島第一原子力発電所 H2北エリアのタンクにおいて、協力企業作業員がタンクの梯子を昇降する際に、負傷しました。安全帯を装着していたため落下は免れましたが、5時14分に入退域管理棟救急医療室へ入室し、医師の診察を受けたところ、緊急搬送の必要があると判断したことから、5時56分に救急車を要請しました。
当該作業員に意識はあり、身体に放射性物質の付着はありませんでした。
出典:東電HP
この後、午後3時前に東電広報室に追加情報を確認したところ、作業員が救急医療室に運ばれた後に意識を回復したことはわかったが、負傷の程度や事故時の状況などは「調査中」とのことだった。事故発生から8時間半が経過しても、ケガの程度もわからないというのは、どういうことだろうか。もっとも東電は、ケガの程度を「プライバシー」として発表しないこともあるから、情報が十分に開示されるかは微妙な。
東電広報によれば、ケガをした作業員はタンクの解体作業に従事していた。作業開始は午前4時。落下は日の出前の午前5時前だが「ライトなしで作業できるくらい明るかった」とのこと。作業開始が早いのは暑さ対策だ。夏の間、昼間は作業を休止するので、始まりが早くなる。4時開始だと、起床は1時か2時だろうか。通常の現場ではないことが、これだけでもわかる。
事故のあったタンク解体作業を請け負っている元請けはアトックスで、現場には23人の作業員がいたという。タンクに登っていた作業員が何人いて、落下した作業員が何次請けだったかは「調査中」だった。
落下したのがどのくらいの高さだったのかと、安全帯の長さがどのくらいだったか(落下したのがどのくらいだったのか)も「調査中」だった。事故の情報の開示には、いつも時間がかかる。
福島第一では、作業員のケガが相次いでいる。8月8日には、バキュームカーの後部ハッチに頭を挟まれて死亡する事故があった。作業に関係ないと東電が発表している死亡者も、8月に2人発生した。死因について東電は、プライバシーを理由に公表していない。けれども、放射線との因果関係、作業起因については明確に否定している。情報を出さないので、根拠はわからない。とくに8月1日に亡くなった作業員については、持病かどうかの公表もしなかった。東電はこの情報公開で、信頼回復、市民の安心確保ができると思っているのだろうか。。。
厳しい現場での収束作業が続く中、事故から1年が過ぎた頃には作業員の熟練度の低下も指摘されていた。東電は状況を否定するが、現場作業員の間では、技能低下は周知の事実になっている。
少し話は変わるが、東電は8月27日に作業員に対するアンケート内容を発表した。(http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/roadmap/images/d150827_12-j.pdf)
今まで通り、金銭面でのことや労働契約に関することなどに加え、全面マスクを着けて作業しているかどうかという項目が追加になった。東電は福島第一構内のマスク省略可能エリアを増やし、「作業環境が改善された」と一生懸命にPRしているが、作業員の話では、実際にはマスク着用を義務づけている企業が多いという。
これに対して東電は、マスクをはずして作業している人の数は把握していないという。今回のアンケートでは、ほんとうに作業環境に変化があるのか、改善しているのか確認できるかもしれない。
ところでこのアンケート、質問項目のすべての漢字に「ふりがな」がふってある。先日の会見でふりがなの理由を聞くと、現場の企業から「要望があった」という回答だった。ふりがなをつけたのは、1年前に実施したアンケートからだ。
これはいったいどういうことなのか。漢字の読めない人が増えているということなのか。なぜ漢字が読めないのか。作業員はどこから来ているのか……。ふりがなからはいくつかの疑問が浮かぶ。
アンケートの結果とともに、現場の状況が気になるところだ。
9月2日18時追加
タンクから落下した作業員について、東電は当初、一時的に意識を失っていて救急医療室で意識が戻ったとしていたが、その後に訂正。作業員はずっと意識があったとのこと。
またケガの程度については、病院で診察の結果、異常なしと判明。念のため1日だけ入院するという説明が広報室からあった。
(2015年9月2日)
木野龍逸 フリーランスライター
編集プロダクション、オーストラリアの邦人向けフリーペーパー編集部などを経て独立。1990年代半ばから自動車に関する環境、エネルギー問題を中心に取材し、カーグラフィックや日経トレンディ他に寄稿。技術に限らず、文化的、経済的、環境的側面から自動車社会を俯瞰してきた。福島の原発事故発生以後は、東電や政府の会見や、事故対応の状況を中心に取材中。ニコニコチャンネルなどでメルマガ「ニッポン・リークス
『誰も気が付かない間に大都市のホームレスのテント村が消えていた』
悪魔の碾き臼新自由主義の小泉純一郎の派遣労働の解禁で、日本はとんでもないことになる。大都市の河川敷とか公園には解雇された派遣労働者のブルーシートのテント村が大量に出現する。
ところが現在、一時あれ程あった東京や大阪など大都市に林立していたテント村が完璧に消滅している。(そもそも自分に興味が無いことには無関心だが)メディアがまったく報道しないので、誰も気が付かないが日本は短い間に大きく変質しているのである。
ブルーシートのテント村の住民たちが全員消えていた。
最後の年金資金までつぎ込むアベノミクスで株価は急上昇して内閣支持率も上昇したが、肝心の景気回復は幻想であり雇用は少しも改善していない。
小学校低学年で学ぶ簡略な漢字が読めないような低質の労働力は、よほどのことがない限り企業は雇いたくない。
福島第一原発での収束作業ですが被曝量の上限値があり、その関係で必然的に『人間の使い捨て』が行われている厳しい現実がある。4年前には1日当たり3000人程度だった原発作業員の人数が、今では1日7000人を超えている。
(必要人数は増えている。ところが一般土木作業とは違い被曝上限に近いベテランの熟練技能者は基本的に作業が出来ない)
フクシマのような放射能汚染の現場では、新たな人手がいくらあっても足りないのである。
大都市の河川敷とか公園にあったブルーシートのテント村の解雇された派遣労働者(ホームレス)までも雇用するフクシマの現場では、すべての漢字に『ひらがな』でふり仮名(ルビ)をつけるのは当然の処置だったのである。
『原因不明。原子炉建屋とは繋がっておらず核燃料デブリとは無関係のはずが、4000倍になっていた放射能濃度』
汚染水濃度約4千倍 福島原発地下トンネル
2015年12月10日 18:24 日テレNEWS24
全文
福島第一原発の「廃棄物処理建屋」周辺にある、地下トンネルにたまった汚染水の放射性セシウムの濃度が、1年前の約4000倍に上昇していることがわかった。
地下トンネルは、高濃度汚染水がある廃棄物処理建屋とつながっているが、流入を止める処理が既に行われており、濃度上昇の原因は不明。東京電力は、汚染水の外部への流出はないと説明している。
これについて、菅官房長官は記者会見で、「原因は調査中」とした上で、トンネルは周辺の地下水よりも低い位置にあることなどから、「外部への流出や、汚染の影響はない」と説明した。
東京電力に対し適切に対応するよう指示したという。
『説明不能。世にも恐ろしい季節はずれの冬の怪談』
『4000倍になったのは核燃料が無いはずの4号基の南側地下水』
福島原発地下トンネルの『汚染水濃度約4千倍』との12月10日の 日テレNEWS24ですが、すでに何日も前に共産党機関紙赤旗やロシアの通信社スプートニクが報じているが、今回日本政府に近い読売新聞系列の日本テレビが報じたことの意味は限りなく大きい。
4000倍になった原因が不明であり、しかも外部から流入した放射能汚染物ではないとすれば、周辺の地下水よりも水位が低いのですから、それなら空っぽの4号基自体が放射能の汚染源だということになる。
決して起きる筈が無い摩訶不思議な異常事態が、今のフクシマの地下で起きているのである。
日テレNEWS24では触れていないが、放射能濃度が4000倍になったのはメルトダウンした1号基~3号基では無くて、核燃料がまったく無い安全なはずの4号基の南側の地下トンネルの水だった。到底合理的に説明がつくような話ではない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/4d/dff20b61700235f1d908bf44cb86ec7c.png)
『福島第一原発「遮水壁」1ヶ月で20センチ(1日なら7ミリ)傾く泥沼の遮水壁』
福島第一原発では、汚染された地下水が海に流れ出るのを抑える鋼鉄製の「遮水壁」が先月26日に完成した。
ところが出来上がったばかりの遮水壁(長さ30メートル)が海側に最大20センチほど傾き、護岸の舗装には、ひび割れも発生している。
このため東京電力は、壁の回りに鋼鉄製の柱を設置して補強を行っている。
11月25日 NHK(一分抜粋、要約)
東京電力福島第一原発の海側遮水壁は1~4号機の護岸付近に全長780メートルにわたって直径約1メートルの円筒状の鋼管矢板594本(長さ30m)を打ち込んで連結してできあがった鋼鉄とセメントの堅牢な『地下ダム』である。(鋼管矢板は全国各地の護岸工事として定評がある一般的な工法)
福島第一原発の出来あがったばかりの海側遮水壁が20センチも傾き1ヶ月で崩壊寸前になる。
今のフクシマの地下で、いったい何が起きているのだろうか。
1ヶ月で20センチなら、1日当たり7ミリも丈夫な鋼鉄製の円筒状の鋼管『地下ダム』が傾いているが、もう無茶苦茶。
簡単な日本語もよく判らないド素人による超手抜き工事のお粗末事故でないとしたら、今のフクシマの地下全体がメルトダウンしたマグマの様なドロドロの泥濘状態なのである。(傾いた原因はまったく不明だが、ド素人の手抜き工事でも地盤の溶解でも、原因がいずれにせよフクシマの危機が限界に達していることだけは間違いない)
今の原発作業員の大部分が日本語が苦手な外国人の不法就労で無いとしたら、レベル7の核事故から4年半が経過して極限まで人材が枯渇している末期症状である。最早フクシマが絶体絶命の『限界』まで達している極限状態であることは明らか)
『東京電力福島第一原発のメルトダウン事故から4年半。疲弊する作業現場と頻発する御粗末な事故』
東京電力は2015年9月2日朝、作業員の負傷に関する短いリリースを発表した。内容は以下のようなものだった。
本日4時55分頃、福島第一原子力発電所 H2北エリアのタンクにおいて、協力企業作業員がタンクの梯子を昇降する際に、負傷しました。安全帯を装着していたため落下は免れましたが、5時14分に入退域管理棟救急医療室へ入室し、医師の診察を受けたところ、緊急搬送の必要があると判断したことから、5時56分に救急車を要請しました。
当該作業員に意識はあり、身体に放射性物質の付着はありませんでした。
出典:東電HP
この後、午後3時前に東電広報室に追加情報を確認したところ、作業員が救急医療室に運ばれた後に意識を回復したことはわかったが、負傷の程度や事故時の状況などは「調査中」とのことだった。事故発生から8時間半が経過しても、ケガの程度もわからないというのは、どういうことだろうか。もっとも東電は、ケガの程度を「プライバシー」として発表しないこともあるから、情報が十分に開示されるかは微妙な。
東電広報によれば、ケガをした作業員はタンクの解体作業に従事していた。作業開始は午前4時。落下は日の出前の午前5時前だが「ライトなしで作業できるくらい明るかった」とのこと。作業開始が早いのは暑さ対策だ。夏の間、昼間は作業を休止するので、始まりが早くなる。4時開始だと、起床は1時か2時だろうか。通常の現場ではないことが、これだけでもわかる。
事故のあったタンク解体作業を請け負っている元請けはアトックスで、現場には23人の作業員がいたという。タンクに登っていた作業員が何人いて、落下した作業員が何次請けだったかは「調査中」だった。
落下したのがどのくらいの高さだったのかと、安全帯の長さがどのくらいだったか(落下したのがどのくらいだったのか)も「調査中」だった。事故の情報の開示には、いつも時間がかかる。
福島第一では、作業員のケガが相次いでいる。8月8日には、バキュームカーの後部ハッチに頭を挟まれて死亡する事故があった。作業に関係ないと東電が発表している死亡者も、8月に2人発生した。死因について東電は、プライバシーを理由に公表していない。けれども、放射線との因果関係、作業起因については明確に否定している。情報を出さないので、根拠はわからない。とくに8月1日に亡くなった作業員については、持病かどうかの公表もしなかった。東電はこの情報公開で、信頼回復、市民の安心確保ができると思っているのだろうか。。。
厳しい現場での収束作業が続く中、事故から1年が過ぎた頃には作業員の熟練度の低下も指摘されていた。東電は状況を否定するが、現場作業員の間では、技能低下は周知の事実になっている。
少し話は変わるが、東電は8月27日に作業員に対するアンケート内容を発表した。(http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/roadmap/images/d150827_12-j.pdf)
今まで通り、金銭面でのことや労働契約に関することなどに加え、全面マスクを着けて作業しているかどうかという項目が追加になった。東電は福島第一構内のマスク省略可能エリアを増やし、「作業環境が改善された」と一生懸命にPRしているが、作業員の話では、実際にはマスク着用を義務づけている企業が多いという。
これに対して東電は、マスクをはずして作業している人の数は把握していないという。今回のアンケートでは、ほんとうに作業環境に変化があるのか、改善しているのか確認できるかもしれない。
ところでこのアンケート、質問項目のすべての漢字に「ふりがな」がふってある。先日の会見でふりがなの理由を聞くと、現場の企業から「要望があった」という回答だった。ふりがなをつけたのは、1年前に実施したアンケートからだ。
これはいったいどういうことなのか。漢字の読めない人が増えているということなのか。なぜ漢字が読めないのか。作業員はどこから来ているのか……。ふりがなからはいくつかの疑問が浮かぶ。
アンケートの結果とともに、現場の状況が気になるところだ。
9月2日18時追加
タンクから落下した作業員について、東電は当初、一時的に意識を失っていて救急医療室で意識が戻ったとしていたが、その後に訂正。作業員はずっと意識があったとのこと。
またケガの程度については、病院で診察の結果、異常なしと判明。念のため1日だけ入院するという説明が広報室からあった。
(2015年9月2日)
木野龍逸 フリーランスライター
編集プロダクション、オーストラリアの邦人向けフリーペーパー編集部などを経て独立。1990年代半ばから自動車に関する環境、エネルギー問題を中心に取材し、カーグラフィックや日経トレンディ他に寄稿。技術に限らず、文化的、経済的、環境的側面から自動車社会を俯瞰してきた。福島の原発事故発生以後は、東電や政府の会見や、事故対応の状況を中心に取材中。ニコニコチャンネルなどでメルマガ「ニッポン・リークス
『誰も気が付かない間に大都市のホームレスのテント村が消えていた』
悪魔の碾き臼新自由主義の小泉純一郎の派遣労働の解禁で、日本はとんでもないことになる。大都市の河川敷とか公園には解雇された派遣労働者のブルーシートのテント村が大量に出現する。
ところが現在、一時あれ程あった東京や大阪など大都市に林立していたテント村が完璧に消滅している。(そもそも自分に興味が無いことには無関心だが)メディアがまったく報道しないので、誰も気が付かないが日本は短い間に大きく変質しているのである。
ブルーシートのテント村の住民たちが全員消えていた。
最後の年金資金までつぎ込むアベノミクスで株価は急上昇して内閣支持率も上昇したが、肝心の景気回復は幻想であり雇用は少しも改善していない。
小学校低学年で学ぶ簡略な漢字が読めないような低質の労働力は、よほどのことがない限り企業は雇いたくない。
福島第一原発での収束作業ですが被曝量の上限値があり、その関係で必然的に『人間の使い捨て』が行われている厳しい現実がある。4年前には1日当たり3000人程度だった原発作業員の人数が、今では1日7000人を超えている。
(必要人数は増えている。ところが一般土木作業とは違い被曝上限に近いベテランの熟練技能者は基本的に作業が出来ない)
フクシマのような放射能汚染の現場では、新たな人手がいくらあっても足りないのである。
大都市の河川敷とか公園にあったブルーシートのテント村の解雇された派遣労働者(ホームレス)までも雇用するフクシマの現場では、すべての漢字に『ひらがな』でふり仮名(ルビ)をつけるのは当然の処置だったのである。
『原因不明。原子炉建屋とは繋がっておらず核燃料デブリとは無関係のはずが、4000倍になっていた放射能濃度』
汚染水濃度約4千倍 福島原発地下トンネル
2015年12月10日 18:24 日テレNEWS24
全文
福島第一原発の「廃棄物処理建屋」周辺にある、地下トンネルにたまった汚染水の放射性セシウムの濃度が、1年前の約4000倍に上昇していることがわかった。
地下トンネルは、高濃度汚染水がある廃棄物処理建屋とつながっているが、流入を止める処理が既に行われており、濃度上昇の原因は不明。東京電力は、汚染水の外部への流出はないと説明している。
これについて、菅官房長官は記者会見で、「原因は調査中」とした上で、トンネルは周辺の地下水よりも低い位置にあることなどから、「外部への流出や、汚染の影響はない」と説明した。
東京電力に対し適切に対応するよう指示したという。
『説明不能。世にも恐ろしい季節はずれの冬の怪談』
『4000倍になったのは核燃料が無いはずの4号基の南側地下水』
福島原発地下トンネルの『汚染水濃度約4千倍』との12月10日の 日テレNEWS24ですが、すでに何日も前に共産党機関紙赤旗やロシアの通信社スプートニクが報じているが、今回日本政府に近い読売新聞系列の日本テレビが報じたことの意味は限りなく大きい。
4000倍になった原因が不明であり、しかも外部から流入した放射能汚染物ではないとすれば、周辺の地下水よりも水位が低いのですから、それなら空っぽの4号基自体が放射能の汚染源だということになる。
決して起きる筈が無い摩訶不思議な異常事態が、今のフクシマの地下で起きているのである。
日テレNEWS24では触れていないが、放射能濃度が4000倍になったのはメルトダウンした1号基~3号基では無くて、核燃料がまったく無い安全なはずの4号基の南側の地下トンネルの水だった。到底合理的に説明がつくような話ではない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/4d/dff20b61700235f1d908bf44cb86ec7c.png)
『福島第一原発「遮水壁」1ヶ月で20センチ(1日なら7ミリ)傾く泥沼の遮水壁』
福島第一原発では、汚染された地下水が海に流れ出るのを抑える鋼鉄製の「遮水壁」が先月26日に完成した。
ところが出来上がったばかりの遮水壁(長さ30メートル)が海側に最大20センチほど傾き、護岸の舗装には、ひび割れも発生している。
このため東京電力は、壁の回りに鋼鉄製の柱を設置して補強を行っている。
11月25日 NHK(一分抜粋、要約)
東京電力福島第一原発の海側遮水壁は1~4号機の護岸付近に全長780メートルにわたって直径約1メートルの円筒状の鋼管矢板594本(長さ30m)を打ち込んで連結してできあがった鋼鉄とセメントの堅牢な『地下ダム』である。(鋼管矢板は全国各地の護岸工事として定評がある一般的な工法)
福島第一原発の出来あがったばかりの海側遮水壁が20センチも傾き1ヶ月で崩壊寸前になる。
今のフクシマの地下で、いったい何が起きているのだろうか。
1ヶ月で20センチなら、1日当たり7ミリも丈夫な鋼鉄製の円筒状の鋼管『地下ダム』が傾いているが、もう無茶苦茶。
簡単な日本語もよく判らないド素人による超手抜き工事のお粗末事故でないとしたら、今のフクシマの地下全体がメルトダウンしたマグマの様なドロドロの泥濘状態なのである。(傾いた原因はまったく不明だが、ド素人の手抜き工事でも地盤の溶解でも、原因がいずれにせよフクシマの危機が限界に達していることだけは間違いない)
そして「難民受け入れ」を手柄にするでしょう。
だいぶ前のニュースですが、東京電力が福島第一原発の作業員の被ばく量の追跡調査をしようとしたが、数十名の作業員が行方不明というか、正体不明だったと新聞で報道していた。
原発ですが原理的に原爆とつながっているのでセキュリティーは大問題なのです。正体不明の外国人が大勢原発敷地にいることは安全保障上、日本国にとってこれ以上に危険なことはありません。
破壊工作や自爆テロなど、色々考えられます。
まあ、しかし、フクシマでは作業員の大部分が日本語が不自由な外国人だったとでも解釈しないと、今回のような不思議な話は成り立たない。
大阪寝屋川市で中学1年生の子供たちを惨殺した異常者ですが、以前から同様の犯罪を繰り返していて刑務所に入っていたが、出所後にまっすぐ向かった先が福島県の除染の現場だった。犯行はたまたま大阪に短期間帰省した時に引き起こしているが、普通の企業が、長年刑務所に入っていた犯罪常習者を雇うなど、ありえない話ですよ。
フクシマですが、基本的に人間の使い捨てなのです。
漢字ですが、これ、ある意味ではロゴマークなのですね。ユニクロの製品が漢字圏で成績が良いのも『防水』などの意味が良くわかる為らしいのですよ。基本的の欧米のロゴマークが、日本では漢字が代用していて、一目で意味が分かる仕組みになっている。
そして日本は江戸時代でも一般庶民は文字が読めたのです。
世界的に最も識字率が高い国が日本なのですが、今回の東電のアンケート用紙ですが、基本的に有り得ない話です。そこまで人材が枯渇しているということでしょう。
来年の選挙、原発隠し、安保ウヤムヤ、五輪関連ウヤムヤといった物を感じます。
原発事故はシャレにならない所に来てるのに。そこも過ぎて未知の所に行っているかもしれないのに。
来年の選挙がどうなるのか?今はこんな予想妄想ばかりしてます。
個人的には楽しみ(安倍転覆)も期待したいところですが。
オリンピックは5年も先の2020年です。それまで今の自民党政府がもつなど夢のまた夢。ほぼ妄想状態であり、夢物語。
今年いっぱいが限度であり、もう先がない。
マスコミが連呼する『食料品の消費税の軽減税率』ですが、正しくは軽減ではなくて8%に据え置くだけ。軽減の言葉ですが真っ赤な嘘。少なくとも誇大表示の詐欺。
それでは何故この時期にマスコミや政府が『軽減』を宣伝するかですが、
たぶん、総選挙が近々あり、そのための選挙対策ですね。下手くそな猿芝居です。