不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

事業仕分けで宮内庁を即刻廃して民営化すべし

2010年03月09日 | 政治・外交、憲法と天皇制
3月5日、宮内庁の野村一成東宮大夫は、皇太子ご夫妻の長女愛子さま(8)が、同じ学年の別の組に乱暴な児童たちがいて、愛子さまを含め、他の児童に乱暴していることが原因で、通学に際して、腹痛などのご体調の不調とともに、強い不安感を表明、1日から学習院初等科を休んでいると、わざわざ記者会見を開いて公表する。
野村東宮大夫は、
『愛子さまは、今週ご通学をほとんどされていないが、学年末でもあり、ご通学をされたいという強いお気持ちをお持ちだ。学校では早速、対応策を講じ始めている。不安感が払拭されて早く通学されるよう願っている。』などと白々しく語る。
一方、学習院の東園基政常務理事は『小学生ですので、たわいのないこと』と前置きした上で、昨年にあった数人の男子児童の行為として、かばんを投げる▽廊下をすごい勢いで走る▽大声を出す▽授業中に教室で縄跳びの縄を振り回す-を挙げた。担任の教員に補助をつけ「迷惑行為」が起きないよう監視し、昨年11月には沈静化したとした。

『子供の喧嘩に大人が出て来る不見識』

宮内庁の今回の異例の発表に対し、『大声を上げるなど学習院が説明したような行為は、学校では日常的にあること』として、宮内庁元職員や教育関係者から疑問や批判の声が相次いでいる。
『そっとして様子を見るべきだった。公表することで周囲の子供が受けるショックは大きく、犯人捜しが始まる』と学校現場への影響を懸念する。
『愛子さまがどうすれば学校に戻れるかを考慮した危機管理でなければならなかった』
『男子児童が退学せざるを得ない可能性もある。“自分のせいで退学になった子がいるんだ”と、愛子さまに余計に重荷を背負わせてしまうことになりかねない』
『発表しなければこんな難しいことにはならなかった。学校に圧力をかけて沈静化させようという意図が透けて見える』
『子供は“皇族だから”と意識しないし、先生が配慮すると余計反発する。お子さま方がいたずらされることはどの時代にもあった』
『子供同士で解決するべき問題。東宮職だけでなく、記者会見する学校の対応も異様だ』
異例の記者会見での公表を宮内庁の幹部は、『大夫が独断で公表するはずはなく、皇太子ご夫妻の心配を酌んだのだろうが、発表するなんて…』と絶句するが、
自分の面子(権限)を守る為なのか、来日していた中国国家副主席と天皇との会見の設定を行った鳩山内閣を、『天皇の政治利用』であると非難して本来秘密である政府間の遣り取りの内情を暴露して、日本の内閣と中国の習近平国家副主席の両者に恥をかかせる。
そればかりか宮内庁の一番お仕事である、折角の天皇の日中友好に果たした成果を台無しにして天皇をも貶めた羽毛田宮内庁長官のような人物までいたのですから、今回のような皇太子の意向を無視する野村東宮太夫のような人物がいても何ら不思議では無い。

『宮内庁民営化しかない解決方法』

権力は腐敗する。そして絶対権力は絶対腐敗するが、宮内庁のようなチェック機能が無い組織は間違いなく腐敗する。
以前色川大吉が日本の皇室の経費はあの豪華な結婚式をやるイギリス王室の10倍であると話していたが今回の事でも明らかになったように皇室の人々にとっても大迷惑な、驚くべき浪費と人権無視の越権行為が日常的に行われているのだろうか。
この宮内庁ですが以前も皇太子夫妻の行動を『天皇陛下に対する訪問回数が云々』と批判的な言動を公表するなど『何の為に存在しているのか』と首を傾げたくなるような事が度々会った。
自分の上部組織であるはずの政府の外交方針(行動)を批判しても、辞表の意思が全く無かった不思議な宮内庁長官もいましたが、考え方が昔の関東軍参謀そっくりですよ。
この時に上が下の暴走(謀略)を処分できなかった日本はその後下克上の大変な末期的症状に陥り国を滅ぼしている。
3月6日、皇太子は一人でアフリカ親善訪問に出発してしまったが何故元外交官である皇太子妃を同行させ無かったのか。?
元々海外を飛び回っていた外交官であった皇太子妃が今のような籠の鳥状態では病状が悪化するばかりで宮内庁の皇太子夫妻虐めは目に余る。
即刻解体して民営化するべきではないでしょうか。?
必要な職員は、自由に皇太子御夫妻がご自分で雇えばよいのです。
それなら雇い主を疎かにするような現在の宮内庁長官や東宮太夫のような職員は出てこないでしょう。
現在の状態は、自分の雇い主(上司)が誰(政府なのか?天皇家なのか?)であるかの理解が、誰も全く判っていないのです。
この問題が色々ある中でも最大の問題点でしょう。

『宮内庁という名の宦官集団(君側の奸)』

元警察高級キャリア官僚の亀井静香が、全く票になら無いばかりでなく、かえってマイナスになる死刑廃止議員連盟の会長をしている理由は、誰でも警察の代用監獄で長期間外部から隔離すれば、『拘禁性のうつ病』になる可能性が高いためらしい。
長期の外界から遮断された拘禁状態では誰でも精神的に不安定になり、自分が死刑になるような犯罪でも『無実の自白』をする例は珍しく無いらしいのです。
特に問題なのは、今まで挫折を知らない恵まれたエリートと呼ばれるような『人』たちで、一般人より格段に弱くて簡単に屈服(挫折)してしまうらしい。
外人による『プリンセス雅子』の表現を借りれば菊の○○で、亀井静香の指摘する代用監獄の豪華高級仕様らしいが、そういえば民間出身の美智子皇后もかって声を失うほどの極度のストレスで外部との接触を絶たれた。
雅子皇太子妃もストレスが第一原因だと言われている帯状疱疹以後は適応障害の病名で半軟禁状態。今度は幼い8歳の子供までが・・・
宮内庁は、外国人から『華麗なる菊の獄の囚われ人たち』であると看做されない様に少しは皇室にも基本的人権を認めるべきではないのか。

女性週刊誌などの皇太子妃いびりとも取れる記事の元ネタは皇室記者クラブらしいがその元ネタは間違いなく宮内庁から出ているはずで、一連の皇太子いじめの一環ではないのか。?
理由は多分、次期皇太子候補の幼児がいる次男夫婦は今までマスコミがどれだけ煽っても人気が出ないので、国民に人気がある雅子皇太子妃や皇太子を叩いて(アメリカなど小選挙区制では常用されるネガティブキャンペーンの類似品)相対的に高めようとしているのではないだろうか。?
右翼や宮内庁は、二言目には『天皇陛下が云々』というが、現実に存在しているいまの『明仁天皇』ではなく、実は『天皇制』(または自分の脳内の理想の天皇)のことを意味しているにすぎないのではないのか。
それにしても今までの一連の宮内庁の色々な行動が不思議すぎる。



(関連記事)
どうしようもなく政治的な存在『天皇』
2009年12月25日 | 社会
『日本近代の右翼の思想』 つまづきの石としての天皇
2008年04月14日 | 文化・歴史

コメント (7)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 明け透けに語られる北朝鮮問... | トップ | 『ナチスと同じ』橋下知事 »

7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
shunzo480707@hotmail.com (岩下俊三)
2010-03-08 17:13:07
忝くも畏くも、君側の奸どもは、宮家に圧力をかけ、皇太子殿下をアフリカに放逐してる間、雅子妃と内親王を強制登校させた。自分の身を守るため、雅子妃と愛子内親王を犠牲にするとは言語道断。ただの官僚にすぎないくせに、宮内庁とか学習院とかいう特権に隠れて、権力を行使する輩は許しがたい。菊のカーテンは戦前の統帥権に等しく、なんびとも干犯できない。
己の権力闘争で宮家を利用するな!
返信する
(^_^;) (kaetzchen)
2010-03-08 21:09:00
そいえば,また kojitaken さんが岩下さんのブログで逝きしさんの悪口を書き込んでましたよ.

今日は呆れてものが言えないことだらけなので,精神的にも肉体的にも疲れました.

>岩下さん

宮内庁職員って,果たして「事務官官僚」なんでしょうか.国家機関でもないのに「神社庁」を名乗る不逞の輩とさほど変わらないような気もしますけど(笑) 憲法20条違反の公明党と同様,憲法1~8条が機能していないだけなのかも知れません.
返信する
野村一成東宮大夫と羽毛田宮内庁長官 (逝きし世の面影)
2010-03-09 11:42:36
岩下俊三さん、コメント有難う御座います。

今回の問題点は昨年暮れの羽毛田宮内庁長官の『天皇陛下のお体云々』を口実としての自分の上位組織であるはずの日本国政府を批判して内閣と天皇御自身と会見相手の中国国家副主席の三者を面子を潰して自分だけを守ろうとした『天皇の政治利用』発言と同じ病根を感じます。
まさに君側の奸で、もっとも身近に仕えながら主君に仇名す宦官であろう。
宦官の特徴(弊害)は、天下国家の『象徴』に身近に仕えることでかえって『象徴』を蔑ろにして天下国家を『私』することでしょう。
元東宮関係者によると皇太子の弟も同じような問題がおこり不登校になったが両親である現天皇ご夫妻には連絡したが勿論今回のような記者会見を開く事も無いし、公に公表することも無かった。
『教育と何か』を考えれば、余りにも当たり前で、今回のような極プライベートな問題点を全国民が知るなどは絶対にあってはならない事です。
何の目的で公開したのか。?
羽毛田長官発言が天皇と宮内庁の話し合いがあったはずが無く、
今回も常識的に考えれば、元宮内庁の幹部のように、
『大夫が独断で公表するはずはなく、皇太子ご夫妻の心配を酌んだのだろうが、発表するなんて…』と絶句するが、
今回はまさにその『絶句』する驚くべき事態がおこっているのだろう。
野村一成東宮大夫といい羽毛田宮内庁長官といい、
まつりごとで裏方にすぎない官僚たちが完璧に代弁者を気取っている今の日本とは・・・・言葉もありません。
まさに君側に侍って、権威や権力を私物化する宦官集団の悪賢さには呆れるばかりです。
返信する
朱に交われば・・・ (逝きし世の面影)
2010-03-09 12:01:00
kaetzchenさん、余り感心しまえんね。

たんぽぽ、かつ、kojitakenら開放同盟の三悪人には、余り真面目に相手をしない方がよいでしょう。
この三悪人たちは正真正銘の悪党ですよ。
この解同三悪人ですが、何故か不思議な事に、自分にとって何の関係も無い何年も前の他人のブログ記事が『この人たち』にとっては重大問題になったり出来るし、そのことで数年も集団で糾弾行動が出来ると思っている。
世の中は広い。
屁理屈と膏薬はどこにでも付く。
不思議な『集団』は何時の世にも存在するものです。
kaetzchenさんは意味不明のお馬鹿落書きにわざわざコメントしたとか、感心しませんね。
朱に交わればなんとやら。基本的には構わない事を勧めます。
カシコと論争したからと言って滅多に賢くは成らないが、困った事に逆の例では当てはまるのです。
私なんか実りの無い論争とか議論とか、その様なことは爪の先程も、一切しませんよ。
(我が連れ合いには、『貴方は爪の先以外は全部論争で出来ているので、町内会などの喧嘩をしてはいけない場所には私が行きます』と厳しくいわれていますが・・・・)
返信する
馬鹿は相手にするとつけあがる (kaetzchen)
2010-03-09 22:28:54
ブログ主さん,コメントをども.

確かにあいつらは土足で上がり込んでは騒ぎまくるから,礼儀知らずも甚だしい.

馬鹿馬鹿しいので,ご忠告の通り,自分のブログで愚痴るだけにしました.

向こうはご丁寧にも,私の名前を騙って,勝手に Twitter をでっちあげて,ブログの内容を意図的に歪めて掲載している様子.

今日のブログの内容じゃないですけど,「年とった気違いは若い気違い以上に気違いだ」は,入力していて笑ってしまいましたよ.
返信する
kaetzchenさん、コメント有難う御座います (逝きし世の面影)
2010-03-11 09:03:15
ネット空間は不思議な世界で、リアル世界では絶対にめぐり会えない人々と会話が出来るし、普通は有り得ない人物達が平気で議論に割り込んでくることもある。
父の世代ならいざ知らず、私も本物の真面目な無政府主義者と討論出来るなどは考えた事もありませんでしたよ。
ejnewsさん20000字もの貴重なご意見、有難う御座いました。
ただご自分が20年間住んでいるアメリカは『宗教的でない』との御意見は、ejnewsさんの経験ですから間違いではないが『自分が知らないから、そうではない』との判断には賛成できません。
そもそも判断の根拠である、日本人のejnewsさんの周辺のアメリカ人にキリスト教原理主義者がいないのは『当たり前』なのです。

kaetzchenさん、今回の例のように何の躊躇いも無く何の論拠も示さず『陰謀論』なんて言いだす連中は基本的に議論自体が嫌いな思考停止状態の人なのですよ。
基本的に会話がしたい訳ではない。
その正反対の発想なのです。
その目的は、単なるお馬鹿な野次での発言妨害とか、低級でお粗末な印象操作ですね。
その行動パターンが全て一定の行動様式なので、護憲左派の恥部である、水騒動では最初(元極左?)SOBA氏は、『共産党の組織的教宣活動』ではないかと誤解して仕舞いましたが、一部は当たっているし一部は完全に外れている。
基本的に解同は、自分の正体をを見破られないように常に偽装しているので知らない人が見れば共産党にも左翼にも時に右翼にも見える不思議な正体不明の政治集団なのです。
私もどんな不思議な理論の持ち主でも、議論したい人には門戸を開いている心算なんですが、(解同のように)議論したいのではなく他人の話を妨害するだけが目的の人物も大勢いるのですよ。
御馬鹿な子供は相手にすべきでは有りません。
何かの真実を知りたいとか議論が好きなのではなく他人の発言を妨害したいだけの人物です。

返信する
Unknown (zep01)
2010-03-12 15:03:57
kaetzchenさん、はじめまして。
あなたのブログも書き込みも時々読ませていただいています。
読んでいてすごくまともなこと言ってて、間違ったこと言っていないと思います。
なのに何故あなたがここまで迫害されなければならないのかわかりません。

その最たるものが、あなたが以前村野瀬さんのところで書かれていた
「結局、外国籍の人をいじめたいのが、外国人参政権に反対される方たちの本音なのでしょう」
というコメントです。
外国人参政権に反対される方は、「日本をこのまま終わらせたくない」と高尚なことをのたまいます。
その一方で、韓国・朝鮮国籍の人たちに対する攻撃的な言葉が書き連ねられています。
あなたのおっしゃるとおり、彼ら国籍の人への攻撃が「主」で、反対は後付けなのだと思います。

さらにあなたは「カナダde日本語」でも、外国人参政権に関して、
「外国人参政権に反対する人たちには「論理が存在しない」ことに気付くはずです」
ともコメントされてました。
実際、ネットでの反対論を見ていても、その「反対」の「根拠」となる、論理が見当たりません。
反対している人たちも、外国人参政権が何であるのか、それさえも分かってないのでしょう。
結局、あなたのおっしゃってるように、外国人攻撃が先にあるのであり、
そのために外国人参政権に反対している、といったほうが良いでしょう。
このことひとつとっても、あなたはすごくまともで、間違ってないこと言ってます。

その「カナダde日本語」で、例の「米国からの便り」閉鎖事件の記事において、
あなたは「狭いムラ社会で生きてる日本人は「社会」を知らず,未だに「世間」の
暗い浪花節か演歌の世界で生きているんです.」とコメントされてましたね。
あなたのおっしゃるとおり、日本人は「ムラ」から脱せず、「井の中の蛙」になってるのでしょう。
それが泥沼の長期不況や、あなたが不当な攻撃を受けてることにも繋がってると思います。
この他「カナダ」の同記事で他に書かれていたことも、ウンウンうなづけることばかりでしたよ。

そんなあなたが何故いろんなところから「札付き」扱いされ、追い出されなければならないのでしょう?
ネットでは韓国・朝鮮に差別的な言質を吐く奴や、2ちゃんねらーのような奴ばかりです。
そんな奴らが野放しにされて、何故あなたのような方が叩かれなければならないのでしょう?
どこかで、あなたをコメント欄で野放しにしている者も同罪だ、みたいな記述を見かけました。
しかし、民族・人種差別する奴や2ちゃんねらーを放置している奴のほうが、そいつらと同罪でしょう。

あなたが各方面から締め出されても、そんなとここっちからお断りだ、って思ってればいいのです。
現にあなたのブログに好意的なコメントをしてくれる方たちもいらっしゃるのですし、
ここのようにあなたに好感を持って温かく受け入れてくれるところもあるのですから。
あなたの書くことはとても筋が通っていて、論理的で理路整然としていると思います。
ただ、あまりにもあなたが頭が良すぎるため、衝突が起こりすぎるのだと思います。

でも、それがあなたのいいところだと思います。
あなたはあなたらしく、これまでの活動をしていればいいのです。
また、あなたを受け入れてくれる、ここのようなところにも書き込んでいれば、
きっと暖かい反応があるでしょう。
私も時たま相手をしてさし上げますよ。
それでは。
返信する

コメントを投稿

政治・外交、憲法と天皇制」カテゴリの最新記事