現行1箱300円のたばこ価格を、高い税率をかけている欧米にならって増税し、1箱1000円まで引き上げるべきだと、自民党の中川秀直、公明党の北側一雄、民主党の前原誠司らたばこ税引き上げを目指す超党派議連を6月13日発足させた。
超党派と言っても、自民党元幹事長と、自民のパシリの公明党幹事長と、自民党の派遣社員と噂されていて、与党の会合には、どこにでも顔を出す、あの前原君では与党ばっかりに見える。
紙巻きたばこには現在、1本当たり約8.7円、1箱(20本)で約175円のたばこ関連税が掛かっている。
税収は年約2.2兆円で、1箱1000円にすれば、9兆円近くの税収増になる計算。
欧米では、たばこ税が高く、英国は1箱1160円。米ニューヨーク市も同817円。
社会保障費の安定財源確保を理由にした消費増税論議をけん制する狙いもある様だが、本来喫煙で、一番に問題なのは、煙草を吸う人が喫煙によって健康被害をもたらし、その結果として、
『膨大極まりない癌医療費用を国が保険適用しなければならなくなること』それと
『喫煙マナーを守ることの出来ない多くの人達の原因による受動喫煙(副流煙による)被害を防止させること』ではないだろうか。?
健康被害というものを、甘くは見るべきでは無い。
『TASPO導入』
特に未成年の喫煙による健康被害は見過ごしには出来ない大きな問題だろう。
1000円煙草は、未成年の喫煙を防ぐために導入されたタスポなんかより遥かに有効な方法ではないか。
taspo(タスポ)は、社団法人日本たばこ協会(TIOJ)、全国たばこ販売協同組合連合会(全協)、日本自動販売機工業会(JVMA)が、未成年者の喫煙防止に向けた取り組みの更なる強化の一環として開発し、2008年3月から順次日本全国に導入されている、成人識別ICカードの名称、及び同カードを使用したシステムの総称である。
2008年財務省は未成年者の喫煙防止策の一環として、たばこの自動販売機に成人識別装置設置を義務化する案を発表した。
日本全国にあるたばこ自動販売機438,753台、自動販売機1台につき約13万円、総額500億円程度の成人識別装置・改造費用を負担する必要がある
2008年5月27日現在のtaspo発行枚数は約470万枚。日本全国の推計喫煙人口2,600万人の18%程度に留まっている
「喫煙者が早く死ぬこと」は年金保険庁にとっては、年金がそれだけ助かるので、よいことになる、
将来、煙草の喫煙者は、医療費が嵩むので『癌治療の保険を適用除外となる』なんてことになりかねない。
「タバコは喫煙者の寿命を縮める」のでタバコを高くするのは喫煙者のためとの説も成り立つかもしれない。
欧州ではタバコが1箱が1000円を超えるところも珍しくないが、タバコ代が高い国々ではまったくタバコを吸う人がいないかといったら、そんな事にはならない。
値段が高くなれば禁煙したい気持ちにはなるが、それと実際に禁煙できるのとは同じではない。
タバコ代が高い国の喫煙者の行動パターン。
(1)他のモノ(食費や娯楽)を削ってタバコ代を捻出する。
(2)1本のタバコを大事に吸うようになる(極限まで本数を減らす)。
(3)1度吸ったタバコを取っておいて、シケモクを何度も吸う。
(4)葉っぱと紙を買ってきて自分で巻く。
日本の喫煙者のみなさん。ずばり言いましょう。
簡単には喫煙の習慣はやめられません。『紙巻タバコオを即時中止して、キセルに替えなさい』
キセル煙草は本来の日本の伝統ですし、紙巻煙草に比べ格段に健康にも良い。
幾等必死に吸っても煙管ではたかがしれているので体に優しい。
なんといっても財布に優しい。紙巻のような無駄が無いので、地球にも優しい。
シケモクを拾って吸っていれば煙草にかかる経費はゼロです。
『他所で見つけた正しい喫煙マナー』
(A)「火の点いている方は自分に向ける」
当たり前のマナーですね。ナイフやハサミを渡すとき、あなたはどっちを自分に向けて、どっちを相手に向けますか?
危険性のある側は自分に向けて、相手の側に安全な方を向ける。
これくらいのことができないようでは、マナーに欠けると誹られても致し方ありません。
(B)「全部吸う、吐き出さない」
食べ残し、飲み残しはマナー違反です。ましてや残したものを口から吐き出すようでは、周囲から白眼視されても致し方ありません。
残すなんてもったいない、煙草の煙はちゃんと全部吸いましょう。
(C)「副流煙を吸う」
これは、南米の一部地域に伝わる風習です。副流煙にはニコチン、タール、一酸化炭素ほか、ベンツピレンやアンモニアなどの有効成分が豊富に含まれており、主流煙だけを吸引した場合よりも効率的な摂取が可能になります。
日々の煙草代を節約するためにも、有効成分を余さず摂取すべく副流煙を吸引しましょう。
それにしても前原くんがこの議連に入っているのが妙ですね.個人的には1000円どころか3000円くらいに上げてほしいですが(笑)
そもそも,紙巻きタバコという安易な吸い方が悪い.日本古来のキセルにシケモクを詰め込めば問題ない.要するに将来ガンになりたい人が吸ってるんだから,タバコが原因でガンになった人に対して保険をかけるのは「優生学的には」必要ない.この考え方が社会科学的に正しいかどうかは,また別の問題ですけどね.
TASPOにキャッシング機能は本来不要で、誰の為なのか。?目的はかなり怪しい。
日本のATC(高速道路自動支払機)の端末機も高速道路料金以外の余分な機能が付いていて諸外国に比べて何倍も高い。
携帯電話も、本来の電話以外の機能が付いていて何倍も高くなっている。
何も知らない小学生がインターネットやメールの仮想空間で起こる学校裏サイトのイジメによる自殺の被害も余分な機能があるお陰。
「ウォークマン」ならぬ「スモークマン」でも発明してもらいましょうか(^^。
日本の場合は、マナーの悪い喫煙者から罰金を取ることの方が必要かも知れません。
煙草の有毒性がはっきりした今日、他人に煙を吸わせることは、厳密には「傷害」行為です。
そういう自覚が日本の喫煙者には皆無に等しいですね。
このように、日本で煙草問題が進展しないのは、マスコミ内に愛煙家が多いためです。
煙草税増税も彼らが猛烈にバッシングする可能性があります。
トイレで自分の出した大便の臭いは気にならないが,他人のウンコは臭い。見たいのものでしょうか。
日本の男性の半分は喫煙者。
しかもマスコミに限らず、どちらかと言うと権力を持っている人達の方が喫煙率は高い。
煙草の税収は年間2兆円以上ですが、煙草による疾病による損失は税収の何倍にもなるらしい。1000円煙草は平等とか公平の観点からも当然でしょう。
>タバコはありがたみをもって吸うべきなんじゃないですか
御意見。全くの正論、大賛成です。
歩き煙草や寝煙草などのナガラ煙草は、煙草に対する冒涜行為です。
古に立ち返り、神聖は宗教的雰囲気を楽しみなが、ありがたがって、先祖や自然に感謝しながら喫煙したいものです。
ようするに男たちが英国のパブのような所に集まり,水タバコやビールを一杯ひっかけて家に帰るのです.そういう意味では火を付けて吸う喫煙も同様に,宗教的にありがたみをもって吸うべきですね.本当のタバコ好きはパイプで吸っている.あれは手間やメンテナンスに時間がかかるけど,それが良いんだと昔ドイツ語を教えてくれたドイツ人が言っていました.(よく考えると欧州人はコーヒー中毒だから,嗜好品に関しては欧州人も中東人も共通性があるのかも知れませんね)
ニコチン中毒者への治療にかかる費用は、タバコ産業に最大限に支出させ、足りない分は医療費として国家が支出することにする、と。ニコチンパッチ療法に保険が適用になったようですし。
今回のタバコ税増税路線って、社会保障の財源のために消費税増税と同じ路線ですね。国民の健康のためにタバコ税を引き上げるってことでしょ?
社会保障、国民の健康というのであれば、国民の健康に被害を及ぼすタバコ産業を合法化している国家こそ公害産業を野放しにし、国民の健康を加害している犯人ではないでしょうか?
タバコ増税を言い、国民の健康というのであれば、日本たばこ産業の課税を強化すべきであり、日本たばこ産業の事業許可を取り消すべきでしょう。
喫煙の習慣は戦国時代に鉄砲伝来と共に広まったようです。
煙草の禁止は、江戸幕府も実施した事があるようですが成功していません。
日本国政府の禁止令も成功する確率は限りなくゼロに近い。
習慣性のある嗜好品の禁止はアメリカの1920年代の禁酒法の例のように、絶対に成功せず、かえって暴力団などが大喜びするはずです。
禁酒法時代、カリフォルニアのぶどう栽培の農家が大喜びしたそうです。何故かと言うと『ぶどうジュース』が高値で飛ぶように売れに売れたらしい。
市民はぶどうジュースを寝かして葡萄酒を作っていたらしい。
むしろJTは製薬会社・バイオ研究会社としての役割が大きいので,国策会社として潰してはなりません.そういう意味では東西南北さんの議論は完全にツリですね(笑)
ちなみにブドウジュースはキリスト教の儀式では非常に大切なもので,かつてはぶどう酒を使っていたのですけど,道路交通法の改正により,現在ではブドウジュースを使っております.聖餐式のブドウ酒で免許取り消しになったら困りますからね(笑)