称名じじは緑内障で大日岳を下りました

いつかまた山に登ります

2020/08/06(木) 「称名滝」より「ハンノキ滝」が格上の件

2020-08-06 21:47:20 | 山登り

称名には大きな滝が2本流れている。
通年水が落ちている「称名滝」と、夏場には涸れる「ハンノキ滝」だ。

初めて称名へ行ったとき、「ハンノキ滝」という名前が変だな?、と思った。
まわりにある「称名滝」「大日平」「弥陀ヶ原」「弘法平」は全て仏教の言葉なのに、「ハンノキ滝」だけは樹木の名前だから。
なぜこんなバランスの悪い名前が付いたのだろう?。

しばらく疑問のままでいたが、
あるとき「ハンノキ滝」が「ネハンの滝」とも呼ばれると知って、納得できた。


「ネハン」というのは、あらゆる煩悩が消えた悟りの境地、あるいは、お釈迦様が亡くなること、をいう仏教用語です。
お釈迦様の名前を唱えるという修行中の「称名滝」よりも、悟りを開いた「ネハンの滝」のほうが、格上ということになります。
そう思って両方の滝を眺めると、格上の「ネハンの滝」が、称名滝よりも高い所から大きな落差で流れ落ちているコトに気付きます。
またお釈迦様が亡くなるように、夏になると涸れてしまいます。


ところで「ネハン」は寝ている仏像で表現されています。

この姿に見覚えありませんか?。
そうです。
寝ながらテレビを見ている旦那さんです。
旦那さんは、悟りの境地に生きているのでした。
なるほど。。。
合掌。(笑)

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