称名じじは緑内障で大日岳を下りました

いつかまた山に登ります

2016/11/17(木) 九州四国旅行その3

2016-11-16 11:00:41 | 山登り

その2から続く)

九州はほんとうに暖かくて、鹿児島の朝は、富山のお昼くらいに感じる。

今の季節の富山と比べると、鹿児島で+7℃、福岡で+3℃ほど気温が高い。

11/08(火) 4日目

昨夜は、国分市のビジネスホテルに泊まった。
今朝起きて、窓から外を眺めると、お客さんの車はずいぶん減っていた。



仕事の人は、もう出かけたようだ。
じじと嫁はんは、朝食を食べてから、霧島神宮へ向かった。

11/08 08:50 霧島神宮
霧島神宮は天孫降臨神話の主人公、瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)をまつっている。
(このあたりの話はとても難しくて、じじの頭ではよくわからない)
あらゆることにご利益があるそうだ。

うっそうと茂った森にある、とても広い境内。



鳥居をくぐると、神社が見えてくる。



手入れが行き届いた社。
あまりにきれいなので歴史の重みが中和されたように感じた。



参拝してから、宮崎県の日南に向かった。

11/08 10:44 日南海岸

さすが南国の日南だ。
霧はかかっているものの、日差しは暖かく、富山の10月ころの陽気だ。



ハイビスカスの花を見つけた。



11/08 11/45 鵜戸神宮
ここも神話に出てくる神社だ。

自家用車の駐車場から、歩いて山越えをして山門に到着。
じじと嫁はんは山登りをしているので平気だったが、一般観光客はちょっと足が重そうだ。



さらに崖に作った参道を歩くと、岩の洞窟に本殿がある。



本殿前には、太平洋の波に削られた奇妙な形をした岩が並ぶ。



洞窟の中の本殿に参拝してから裏に回ると、御乳岩、という岩が2つ並んでいた。
子授け、安産、育児祈願に訪れる参拝客が多いという。



参道の売店で「おちちあめ」を買った。
富山に帰ってから誰かにあげようかと思ったが、下手をするとセクハラと言われるので、じじが舐めることにした(笑)。

11/08 13:00 サンメッセ日南。
小高い丘を切り開いた、見晴らしのよい公園。
南国のおおらかさを感じる。



完全復刻したモアイ像が並んでいる。
さわると運気が上がるそうだ。



11/08 14:45 青島神社
天気がだんだん下り坂になって、薄ら寒くなり、この旅行初めての雨が降ってきた。
車に常備している登山用の傘をさして、お約束の青島神社に寄った。



神社がある島からは、次々と観光客が引き上げてくる。
鬼の洗濯岩とはうまい名前をつけたものだ。
大昔に海中でできた水成岩(固い砂岩と柔らかい泥岩が交互に積み重なった地層)が隆起し、波に洗われてできたそうだ。



社に着いた。
寒くなってきたので、参拝を済ませて、すぐに引き返した。



日南海岸を後にして、この旅行一番の目的地である高千穂に向かった。

11/08 17:00
高千穂のビジネスホテルに到着。
高千穂は山の中の小さな街だ。
事前にホテルに問い合わせたときは、近所に食堂もコンビニもあるから夕食の心配はない、といことだった。
ホテルで地図をもらって街に出ると、すでに夕暮れ。
お店はどんどん閉まっていて、やっていそうなラーメン屋は臨時休業(泣)。
ノレンのかかったおでん屋さんに入ると、なんと無人。
しかたなくコンビニへ行くと、弁当もおにぎりも一個もない(驚)。
カップラーメンを手にしてレジへ行くと、気を利かした店員さんが、まだ営業していそうな喫茶店を教えてくれた。
のんびりとした土地で、厚い人情に触れることができた。。

明日は神々の里、高千穂峡と大岩戸神社と天安河原をまわり、阿蘇へ行く。

11/09 (水) 5日目
このビジネスホテルは朝食は付いていて、食堂が始まる時刻に食べに行った。
ヘルシーで美味しい朝食をいただいた。



11/09 07:40
ホテルから車で5分くらいにある、高千穂峡の無料駐車場に停めて、道路を少しもどったところにある高千穂神社に参拝。
創建は1900年ほど前と伝わる古社だ。



そこから遊歩道を歩いて高千穂峡へ下りるはずだったが、土砂崩れで通行止め。
しかたなく、舗装道路を歩いた。
このあたりは、巨大な柱状節理(立山では材木岩と言っている)の間を、谷が流れている。



貸しボートがあるあたりが、観光地として整備されている「高千穂峡」だ。



11/09 09:30
この旅行のメインである、天岩戸神社。



古事記によれば、
(伊勢神宮にまつられている)天照大神(アマテラスオオミカミ)が不出来な弟に悲観して、この神社の御神体「天岩戸」に閉じこもった。
天照大神が岩戸を開けたとき、怪力無双のタジカラオノミコトが遠くへ投げた岩戸は、信濃の国、戸隠へ。
岩戸は、今の長野県に落ちて、屏風のような山となり、その地を戸隠と呼ぶようになった。



御神体「天岩戸」に立ち入ることはできないが、社務所で希望を伝えて、天岩戸が見える神社の遥拝所へ神主に案内してもらった(無料)。



もう一つ、見逃せないのは、天安河原。
遥拝所の社から、15分ほど歩く。



天安河原は、天照大神(アマテラスオオミカミ)が「天岩戸」に閉じこもったときに、どうやって連れ戻そうかと神々が相談した場所だ。
石を積みながら祈ると願いが叶うという。。。



ここで八百万の神が、どうしたものかと相談をした。
(右下に立っているのは、神様ではなく嫁はんです)



11/09 10:40
高千穂峡、天岩戸神社をあとに、山道を超えて阿蘇山に向かう。

阿蘇山ではナビのルート案内に、通行止めを示す黒塗りの道がたくさん表示された。
大雨、地震、噴火の被害だろうか。
ナビはそれらを避けながら、右折左折を繰り返しながら進む。



お腹がすいたので、道路横の食堂に入った。
お店のお勧めの、赤牛そばを食べてみたが、これが実に美味しかった。



阿蘇山の外輪山にある展望台、大観峰に行ってみた。



カルデラの中にある、根子岳、中岳、をながめた。
すばらしく良い景色だ。



先日噴火した中岳をズームすると、まだ噴煙が見える。



11/09 15:30
ちょっと早めだったが、今日の宿の休暇村南阿蘇に到着。

「くまもんルーム」があるのは、さすが熊本県にある宿だ。
夜中に動くと面白いな。
(一組限定)



暖かい温泉に入って、旅の疲れをいやす。。
夕食はバイキング。
コックさんがステーキを焼いていたので、一皿もらってきた。



すると嫁はんが「今夜は赤牛の焼肉付きですよ」と言う。



鉄板で焼きながらいただいた。



嫁はんもじじも、久しぶりの焼肉に、大満足だった。

明日(11/10)は、阿蘇から別府に行く。

(その4へ続く)

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