５月１８日(土) 材木坂敗退、大日登山道猿が馬場まで

材木坂にスズメバチが、たむろしていました。
通行はお薦めできません。

今日は嫁はんを連れて材木坂を登るコトにしていた。

8:30立山駅の裏に到着。
　　　


裏にある舗装道路を歩いて、材木坂登山口から登り始めた。

雪は全て溶けていて、道をふさぐ木枝などは、撤去されていた。



ただ、木の階段は、傾いたり、抜けたりしているので、ちょっと歩きにくいところもある。

立山ケーブルカーのトンネルの入り口を過ぎたところで、道を塞ぐ倒木が。。
その手前には、木枝を並べて、先に進むな、のサインがある。



かつてあった真っ直ぐに進む道が崩れたために、左の斜面に新しい登山道ができているのだ。
ただし、勾配がきついのと、ステップがはっきりしないので、ちょっと歩きにくい。

歩き始めて２０分、標高差で約１５０メートルで、第一目標の鉄塔が見えてきた。
見晴らしの良い場所で、ここを越えると、いくぶん歩きやすい道に変わる。

鉄塔の土台のまわりにあるロープをにぎって反対側に回り込む。（はずだった）




ところが、ここで、「ブンブンブン　蜂が飛ぶ♪」（笑）
数匹の、黒くて大きい蜂がホバリングしていた。（汗）。

せっかく登って来たのだが、スズメバチに刺されたら、命が危ない。。
嫁はんと相談して、撤収！。

車に戻ったが、とても物足りない。（笑）。

そこで、先週登った、称名の大日登山道に行くことにした。



今日の称名は、人が少なかったです。
大日登山口には、大日平山荘のマスターの車は、ありませんでした。

先週は、いたるところに雪が残っていた大日登山道だが、今日は、ほぼ完全に夏道を歩くことができた。
最初のポイントである、鉄の橋は、まだ雪に埋まっているものの、雪を５メートルも歩けば、再び夏道に出た。



毎年、最後まで残る、岩の階段の手前にある雪渓は、先週よりは小さくなったが、
まだ３０メートルくらいのトラバースが必要だ。

（雪渓を越えて振り返った写真）



この雪渓も、来週には、１０メートルくらいの幅になることだろう。

すれ違った人に牛の首の様子を聞いたところ、
　向こう側の谷底から、牛の首の尾根の痩せた登山道まで、雪がつながっていて、
　危なかったので引き返した、
ということだ。
また、別の登山者は、
　牛の首の崩落地帯がずいぶん歩きにくかった。
ということだ。

登山口から１時間強かけて、猿が馬場に到着、
結局、全て夏道（または夏道にある雪渓の上）を歩いた。



先週は３０センチほどあった、ベンチまわりの雪はすっかり溶けていた。

そこから牛の首を見ると、雪渓はあと少しになっていた。
２週間後には、牛の首までは、雪はなくなるだろう。

問題は、牛の首の尾根の雪がどれくらい残っているか、だ。

水を飲んで、一息ついて、下山した。
大日登山口まで３０分かかった。

舗装道路を、称名駐車場に歩いていたら、向こうから車がやってきた。
大日平山荘のマスターが運転されていた。
これから山荘に登られるのだろう。

さあ、今年も大日平の季節が始まる。