8月23日に封切りになった、「スタートレック イントゥ・ダークネス」を観てきた。
面白かった。
スタートレックは、本家のアメリカでは、「サザエさん」「水戸黄門」なみに
知られており、スターウォーズなどは足下にも及ばない、と聞いたことがある。
1966年にアメリカのテレビ番組としてスタートし、
日本では「宇宙大作戦」の題名で、テレビ放映された。
それ以降、今回の映画を含めて、5本のテレビシリーズ、12本の映画、
1本のアニメシリーズが製作されている。
今回の作品は、初めて見る人にも、古参のスタートレックファンにも、充分楽しめる内容だ。
ところで、
長年にわたってスタートレックを観てきたじじには、
あれ??、と思うことがあったので、帰って調べた。
本作の最後で、エンタープライズが5年間の調査飛行に出かけることになる。
ここで、あれ?、と思った。
実は47年前に観た、テレビ版のオープニングで、次のナレーションが入る。
『宇宙-それは人類に残された最後の開拓地である。
そこには人類の想像を絶する新しい文明、新しい生命が待ち受けているに違いない。
これは、人類最初の試みとして5年間の調査飛行に飛び立った宇宙船
U.S.S.エンタープライズ号の驚異に満ちた物語である。』
あれあれあれ?
ということは、47年前のテレビ版よりも前の時代なのか??
調べたところ、まさにそのとおりで、本作は2259年の設定で、
47年前のテレビ版は、2266年の設定ということだ。
ちなみに、本作のエンディングテーマのメロディーは、
47年前のテレビ版のオープニングテーマのものが使われている。
もう一つ、
本作には、「カーン」という名前の悪役が登場する。
じじがすぐに思い浮かべたのは、(31年前に上映された)2作目の映画
「カーンの逆襲」だ。
何か関係があるのかと観ていたら、本作の「カーン」が宇宙の果てで生き延びて、
2作目の「カーン」となったようだ。
さらに、
本作の終わりのほうでは、放射能汚染したエンジンルームに、
制止を振り切ったカーク船長が入り、エンジンを直して絶命するシーンがある。
2作目の映画では、これと同じシーンをスポッックが演じていた。
ここも見所のひとつである。
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