高砂百合（タカサゴユリ）

　今年のような酷暑に強く、たくさんの花をつけるそうです。
確かに、野に山に丘に庭にも…いたる所でみかけますね。
植えた記憶も無く、いつから咲き始めたのかも覚えていません。

このユリが咲く頃が夏の終わりと思っていたのに、
なにもかもが異常気象に、季節感が薄れてしまっています。


＜高砂ゆり＞

　　　　　　　　

　　　　　　　（似た百合に　鉄砲百合がありますが、夏の初めに終わってしまいました。）
葉が細く、白い花にうっすら淡い紫色の筋が確認できます。
これが、この百合の特徴らしいですよ。
面白いのが（いたずら）
いっぱいついた種を、秋の風の強い日に、
わざわざ揺らして散らせると弾けたように四方に飛び散ります。
子供達が手で受け止めようと、はしゃいだ記憶が甦ります
百合だから、球根でも増えるのでしょうが、
飛び散った種からも発芽します。
でも、1年目は咲くこともなく無造作に引き抜かれる事が多いのです
2年目に蕾をつけやっと開花となります。
野や山に自生している＜高砂百合＞が元気でどんどん増えるのは、
自然のなせる繁殖力、、そっとしてあげたいと思います


＜茗荷の花＞

　　　　　　　　　お隣の槙の木の下

夏の朝、儚げに静かに咲く、クリーム色の茗荷の花を見ることができます。
雨が降らず、地面がカラカラでも自分の役割のように咲いていました。
「茗荷」を食べると物忘れをする！との俗説はどこからきたのでしょう
薬味で刺激が強いからかもしれませんね。
食欲増進…私は好きだだわ

「食欲の秋」が待ち遠しい
酷暑がしばらく続きそうです。
美味しく食べて、この暑さを乗り切りましょう。