Los Diarios de Motocicleta /モーターサイクルダイヤリーズ

登場車種が多いのでタイトルかえました(笑)
前タイトル「よみがえれCBR400F・ええ絶滅危惧車ですがなにか?」

Z1 純正仕様からのリメイクを考える

2016-11-10 07:45:20 | 日記

純正仕様に再生、登録して来年2月で早や2年

当初より自分好みに改造するつもりでしたが、あえて純正ノーマル仕様を乗って本来のZの乗り味を自分なりに考えました

あくまで私の勝手な考察なので鵜呑みにはしないでください、自分の記録として記載しております。

って事で今回は文字ばっかりです

プロが読めば間違ったことを書いてると失笑されることもあるかと思いますので 笑

今まで2年で1万マイル(16000キロ)を走って分かった事

足回り

  • タイヤサイズはノーマルサイズで十分だが、ハンドリングが好みなのはダンロップK300GP K300とTT100と装着したがK300のほうがハンドリングが素直
    減りは両方とも互角、同等サイズであるがK300のほうが少し幅が広くリアはリムが少し狭め。
  • フロント19、リア18は乗りやすい。
    先輩方のフロント18インチ仕様も乗ってますが、いったんコーナリングに入ったら軌道修正しにくい18より融通の効く19のほうが乗りやすい
  • ブレーキはアホ 笑
    ぶっちゃけブレーキはアホ、峠道ではアホブレーキのおかげでアホサスペンションをいい意味でサポートするので助かるが
    止まらん事を常に頭に入れとかないと突然飛び出してきた車には無力。
    リアドラムは別に問題なし
    フロントは純正ダブルよりはしっかりとまるシングルキャリパーの方がバネ下重量増加も考えると良いのでは・・・
  • サスは前後アホ
    フロントは渋くて突き上げが激しく、やはり40年前のサス。
    調べまくって最近分かった事ですが、私のフロントサス、インナーチューブ先端につくバルブ回りが、ど初期のものがついておりまして、これがギャップを超える時などに
    たまにカタンと振動というか音というかそんなもんが伝わります。当初ステムの緩みかとおもっとましたがこれが原因だそうでなんとかしたいものです
    油面がシビアで規定より少し低めのほうが感触良し、年末に発売予定のPMCとカヤバの共同開発で作ったフロントフォークASSYに期待、しかし16万と高価 泣
    リアはストローク量も少なく(ボロなので新品はもっとマシなはず)フロントを強くかけるとすぐにリアの足が届かなくなってリアがロックする
    峠の下りなんかは特に神経を使う、一瞬先にリア→フロントのタイミングでかけて先にリアを沈めてやらないとヤバい 笑
    当然突っ込み重視の走りを下りですると即コケると思う。
    しかし基本とおりスローインでしっかりトラクションをかけながら旋回させてやれば気持ちよく曲がるし、結構速く走る。
    リアはナイトロンやオーリンズに交換がおすすめ 
  • タイヤ、ブレーキ、足回りは三位一体、それぞれが相互作用して走り曲がるもの。
    バランスですなぁ・・・。単品でグレードアップしたところでそのパーツの性能を発揮するどころか悪くなるこどだってあり得る
    専門店が信頼を得て商売してはるのはこの辺のノウハウがあるからにほかならず、こればっかりは素人がいじる以上失敗を重ねて経験するしかないんですわ
    間違っても専門店に安易に電話したり訪問して教えてもらおうなんて小賢しい事はするべきではないと思う

    話はそれますが、エンジン然り、足回り然り。
    ショップさん、メカニックさんそれぞれ今まで失敗や成功を繰り返し、そのたびに経費も使い経験を積んできてるものだと思います。
    それをタダで教えてもらったりしようなんて考えは、私はあかんと思います。
    それだったらお金を払ってやってもらいましょう!そのほうが安いし間違いがない! 笑
    コストも失敗も含めて楽しむ事がプライベーターのバイクライフかと私は思います
    すいません、生意気なことを書きました
ポジション 
  • ハンドルはノーマルが楽であるが横に幅広すぎ
    Zパーツのハンドルを付けている車両が私の周りには多いです、乗ってる恰好はカッコええしポジションも良さそうです
    やはり人気のあるハンドルは良いのですね。
    自分の好みでは先日取り付けた謎のハンドルが最高! 笑
    ほぼノーマル高さなので楽で車体を取り回ししやすくライディングしやすい、ただ高速では風をモロうけするのでちょっと辛いです 笑
  • ステップ 自分はノーマルがそれど悪いとは思わない、もう少し気持ち後ろで高くなってくれるとベストだがそんなステップは売ってないのでノーマルのままでOK
    ジェロニモとか付けると純正っぽくて好きですが後ろすぎですし、リアブレーキのレバー比も変わって本来の効きを得るためにロッド回りも変更しないといけないのでそこまでしてやるメリットが感じられない

エンジン

  • おっさんにはこれくらいのパワーで十分、腰上オーバーホールしましたがあえてヘッド面研せず厚めの純正ガスケット仕様にしたりバイク屋の言う事を聞かずに組んでますが良かったと思ってます
    シリンダーも測定の結果規定内であった事からボーリングもせずホーニングとリング交換のみですがなんら問題なし
    ただしシリンダーヘッドだけは信頼できる内燃機屋さんでしっかり手を入れてあります
  • ミッションは少しガタが出てますが、もともとガッシャンと入るミッションらしいので(他のフルオーバーホールの車体もがたはなくてもそれなりの感じですし)次回フルオーバーホール時に考えることに
  • カムチェーンの調整にちょいとコツがあるようでマニュアルには記載ありませんが、カムチェーンの状態を頭で理解できればしっかり調整できます
    きっちり張れていると独特のギュンギュン音がしっかり聞こえますね、しずかやし。
    この事に気づくまでシム調整ができてないと思ってました
  • シム調整はマニュアルを信用すると失敗する
    規定は0.5~1.0ですがこの範囲で調整すると圧縮が上がらない、排気側は広めで。
    うちの車両は1.2あたりで調整してます
  • キャブはVMがかっこええと思う 笑
    しかし油面調整がシビア、標高差や温度変化に敏感でそんな条件下でも普通には走るが振動やフィーリングがリアルに変わる
    それがまた好きなんですけどね
  • 燃料コック 純正へのこだわりで純正品を付けてますが、ぶっちゃけ燃料の出が悪い
    以前つけてた社外品の安物のほうがよっぽどよく出る、こだわるならピンゲルとかが正解
  • オイルクーラーは必須、夏場は絶対いりますぜ。
    しかし初冬からはオーバークール対策をしないと逆にエンジンを痛める結果に。
    特にチョイ乗りの方は要注意。
    昔CBRでもやらかしたことありますが、冬場のチョイ乗りはクランクケース内の温度が上がることによってケースないが結露して水分が発生します。
    これがエンジン内部の温度がさらに上がればブローバーガスとして放出されますが、チョイ乗りの場合水分が気化できずにオイルと混ざって乳化
    最悪の場合潤滑性能を損なってメタル等を焼いてしまいます。
    私はこれでクランクのメタル焼きました、高校生の頃、新聞配達のバイトをしていてバイト先まで5分のところを冬場CBRで通っていてこの現象が起こりエンジンをお釈迦にしました

駆動系

  • チェーンは現在630のノーマルですが、やはり530や525へのコンバートが好ましいと思う
    駆動ロス、バネ下重量など630はええことなし。
    2~3万でコンバートできるのでこれは近々実行したい項目である
電装
  • ハーネス類は40年ものなのでヤバい 笑
    イグニッションコイルはスズキ純正がおすすめ
    つねにカプラー類はチェックを怠らない事
  • ポイント点火にこだわってますが、まぁよく手がかかります
  • ガバナが現在も純正品出ますが、KZシリーズと共通となったため進角が狭い
    実際使えるか疑問、現存するオリジナルのストックを探すのが課題です、もうそろそろ今使ってるガバナのカム山がヤパそうなので・・
    最悪現行品を加工して取り付けるかですね。
    私はこのままポイント点火で通しますが、メンテが苦手な方は絶対フルトラ化するべしです
    これだけで調子もよくなるし安心して乗れますぜ!

参考データ タンク量量と航続距離 自車平均燃費 リッター17キロ 計算で算出

  • 燃料タンク容量 17リッター 内 リザーブ5リッター (純正コックの場合) 
    航続可能距離 120~130マイル(190~200キロ) コック位置 メイン時 リザーブ時 50マイル(80キロ)
あくまで素人のおっさんの見解で自分のために記録として記載しただけですので参考にはならんと思います、すいません。
 
メンテナンスの心得
  • カムチェーン調整は1500キロ毎に
  • ポイント調整も1500キロ毎に、しかしパンパン鳴りだしたら即チェック
  • オイル交換は2000キロくらいでいいんじゃない? 笑 モチュールはヘタッてくると油温の上がり方が早くなるのでそうなってくれば夏場なんかは距離に関係なく交換ですかね
  • プラグチェックもマメに、でもプラグの締め付けは気を付けて締めすぎ注意
  • 電装まわりは常にチェック
  • 走行前にはタイヤ空気圧、タイミングライトでタイミングチェック、オイルちぇっくは最低限やりましょう
  • 乗った後は燃料コックのOFFを忘れずに
  • 車両保管は水平(サイドスタンドではなくセンタースタンド、もしくはレーシングスタンド)
  • 防湿の意味もこめて車体にはバスタオル等の吸湿素材をかけておく、結露防止にもなるかも
 
今後の仕様予定
  1. チェーンを530にコンバート
  2. フロントサスの変更
  3. リアサスの変更
  4. ショートフェンダー 付けてみたいだけ 笑
  5. メーターの調整とキロメーター表示に変更
  6. フロントブレーキの変更
  7. マフラーの消音対策、純正もしくはショート管のカチ上げ(消音仕様)に変更、これが理想のマフラーがないんですよねぇ。
近々実行予定はチェーンとマフラーの消音対策でしょうか。
検査には合格するもののやっぱりうるさいですしね。
本来バイクなんて反社会的な乗り物という認識ですから、大人が顔をしかめるのは別に気にしちゃいませんが(笑) 
子供達が耳を塞ぐような音は出したくないですので、爆音はあきません。
私は無理な追い越しも信号待ちのすり抜けもしませんが、それでも世間からは合理的な交通上用具としては理解されていないと思ってますので少しでもその印象が和らげばと(笑)
まぁ旧車の時点でエコでもなく多項目にわたり現在の保安基準を満たしてないですけどね
 
なんだか今回は説教臭いというか、面白みのない記事でした 笑