リアサスより死刑なのはフロントのサス。
オイルシールがとんでいるせいか底突きがひどくリジットみたいな乗り心地です。
とりあえずフロントフェンダーから分解。
みなさんブログで書いてらっしゃるフロントフェンダーの分解しにくさですがこの方法を試してみたください。
まずフロントホイールを外しボルト関係も外します。
次に爪の部分にスプレーグリス(潤滑オイルでも可)を付けます。
爪部分ををドライヤーで暖め、まず後ろ側の爪を抜きます。
(サービスマニュアルには前側の爪から外すように指示されてますが)
後ろは比較的簡単に抜けてくれます、そのあと前の爪をマイナスドライバーなどで押して爪を少し押し込みます。
その状態からこんどは外側から後ろ側へ引っ張ってやるとぽろっと取れます。
特に気温の低いときは暖めないと爪を折ってしまう可能性が高くなるのでドライヤーはマストです。
さぁすっきりしましたがこのざまです、完全に底突きしてますね。
そしていよいよフロントフォークを外しますがその前にスプリングシートを外しておきます。
大き目のドライバーでスプリングシートを押し込んで小さめのマイナスドライバーでストッパーリングを外します。
スプリングシートがとびやすいので注意です。
外れたらマウントボルトを緩めてフロントフォークを外します。
オイルを抜き取りボトムケース底のドレンボルトを外してインナーチューブを抜き取ります。
オイルシールを外して完了。
パーツクリーナーや灯油で洗浄します。
そして組み立て。
ドレンボルトの銅ワッシャーはケチらずに新品を使いましょう。
またネジ止め剤の塗布も忘れずに。
フォークオイルは今回ガレージにあったモチュールもファクトリーライン ライトミディアム、ミディアムを配合して入れました。
ホンダ指定はホンダウルトラ10ですが、これの動粘度が35.2。
今回少しやわらかめに設定して26.0にしています。
底突きしてるのにですが、好みで柔らかめにしてみました。
70ミリリットルで油面測定値68.5を70で設定。
ついでにブレーキドラムもクリーニングしてグリスアップ。
明日はサスセッティングできるかな(笑)
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