スタジオSZ8のブログ

スタジオSZ8(鈴八)のぬるめの日常

相棒、そしてガリレオ

2007-10-25 | 映画、ドラマ、テレビ
 待ちに待った、相棒のシーズン6が始まりました。
 シーズン○なんていうと、アメリカのドラマみたいな感じで、日本のドラマもそんな形式になったのかなあ、なんて考えていたら、もっと昔から、一旦休んで、また再開する「水戸黄門」という先例がありました。

 さて、本題。
 第一話でスペシャルという事もあってか、非常に見ごたえのある話でした。
 これが、まっさらの新番組の一話だったとしたら、テンポが間延びしてるような気もしますが、続き物の強みです。最後まで、ぐいぐいと引き込まれました。
 特に、正義を重んじるが故に、右京と対峙する判事の存在感が際立っていて、このシーズン(それ以後)も重要なキャラクターになりそうな雰囲気です。
 
 「相棒」は平均して話はまとまっていて楽しめるのですが、時々「?」という話もないわけではありません。
 ただ、昨シーズン、僕自身は突っ込みどころ満載で「?」な話が、視聴率が一番良かった、という事があったので、僕の評価がずれてるのかも知れません。
 ともかく、毎週が楽しみです。

 それともう一つ、意外に面白いのが「ガリレオ」です。
 フジテレビの押し上げぶりには、いつも見たいと思う気持ちも 萎えがちなのですが(笑)、見たら、なかなか面白かった。
 トリック自体は「原理的には可能でも、実際問題としてできるの、そんなこと」(By後藤警部補)と突っ込みたくなるものですが、主人公二人のキャラクターと、からみが、意外と軽快で面白いのです。
 二人ともキャラクターが、一般的なステロタイプのものと微妙にずれてるのが面白い。
 例えば、主人公の「天才物理学者で変人」というキーワードが示されると、「人の気持ちを考えないヤツ」(シャーロック・ホームズみたいな感じ?)と思いがちなんだけど、相手の感情を害した時、関係修復を図ろうとする人間性があったりして、ちょっと意外で面白かったのです。
 ガリレオに関しては、まだ、一話を見ただけの段階なので、評価をするのはもうちょっと先になりますが、ともかく、この2作品を、今期は注目しております。