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7日、風雨も収まりかけた午後、天王山中腹にある「アサヒビール大山崎山荘美術館」を訪ねた。
この建物は「加賀正太郎設計」の山荘で、本館1.2階には重厚な格調高い様式が取り入れられており、
地中館・山手館は「安藤忠雄設計」で、随所に趣向が凝らされている。
文豪・夏目漱石が大正4年4月に大山崎山荘を訪れて、当時の「憩いの桜」という見事な枝振りの桜に
魅せられて後日、礼状に添えられた中に「宝寺の隣に住んで櫻或」の一首が添えられていた。
「宝寺とは、寶積寺(ほうしゃくじ)で、秀吉の山崎の合戦が勝利を収めた証しに当時の三重の塔を
一夜にして建立したと伝えられる。」
<2階本館から隣に寶積寺の三重の塔が見える。>
<2階テラス手前から、桂川・宇治川・木津川と並び、右側で淀川へ合流する地点で、正面が男山八幡。>
<1階窓から中庭の眺め。>
<中庭からの眺め。>
<寶積寺の千年桜。>
<阪急大山崎駅前にあった「レストラン・タカミ」で昼食。>
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